どうして！？　なぜこんな場所に！？
気持ちのよいロケーションやおいしいごはんを求め、わくわくする立地にあるカフェや食堂、道沿いに佇むロードサイド店などを訪れてみませんか？
迷いながら(！？)、寄り道しながら、ポツンなお店に出合ってください！

中国山地の1000m級の山々に囲まれた鏡野町富地区。近くに渓谷や温泉、キャンプ場が点在し、たっぷりと時間をとって訪れたい場所です。

その拠点となるのが、宿泊ができる『とみ山荘』。オーナーである森江誠人さんは、この地区のご出身。妻の陳琳さんとともに、この山荘内に2018年4月、四川料理の店をオープンしました。

というのも、二人は以前から、陳琳さんの故郷である四川の本物の味を知ってもらいたいと、『陳さんの水餃子』という屋号で、岡山市で開催される「秋のおかやま桃太郎まつり」をはじめ、町内外のイベントに出店していました。

そのたびに「お店、ないの？」と聞かれ、一念発起。十数年前に自宅の一部を改造し、小さなお店を始め、その後、『とみ山荘』に引っ越しました。

さて、四川料理といえば、「辛い！」というイメージかもしれませんが、こちらのメニューはただ辛いだけじゃないんです。しっかり取っただしに、唐辛子と山椒の味わいが絡んで複合的な辛さが生まれ、その奥深いうま味に魅了されます。

こちらではさらに、誠人さんの両親が作るお米と野菜、富地区のおいしい水も、料理の重要な要素に。「なぜ山荘に、本格四川料理が？」という疑問が吹き飛ぶ、充実した料理の数々。

これは行ってみる価値、あります！

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