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《連載第62回》岡山ロケ! 映画『八つ墓村』いよいよ公開!!

  • 情報掲載日:2026.08.28
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

降水量1mm未満の日が日本で一番多く、災害も非常に少ないことから、映画やドラマの撮影スポットとして注目されている岡山県。市街地からクルマで30分圏内に、海、山、古い街並みなどがあり、田舎の風景や島、高原など豊富なロケーションがそろっています。

「晴れの国岡山は、日本のハリウッドだね!」

そんな声が高まって、誰が呼んだか「HALLE WOOD(ハレウッド)!」。

「HALLEWOOD」の立役者であり、全国の映像制作会社が頼りにするというすご腕コーディネイターの妹尾真由子さんが、知られざるロケの裏側やさまざまなエピソードを通じて、岡山の魅力を紹介していく連載です。

《連載第62回》岡山ロケ! 映画『八つ墓村』いよいよ公開!!

みなさんこんにちは。

岡山県フィルムコミッション協議会の妹尾です。

まだまだ暑さが厳しい日が続いておりますが夏バテされたりしていませんか?

しっかり水分と栄養、睡眠をとって残暑を乗り切りましょう♪

さて今回は、9月18日(金)より全国公開が始まる話題作・映画「八つ墓村」についてご紹介します。

©2026「八つ墓村」製作委員会 ©Yokomizo Seishi/KADOKAWA

「八つ墓村」と言えば、岡山には大変ゆかりのある、ミステリー界の巨匠・横溝正史の代表作であり、シリーズ累計発行部数5500万部を超えるベストセラー作品ですが、今回、人気キャラクターの金田一耕助が初登場から80周年を迎える節目の年に、完全新作として映画化されました。

「呪怨」シリーズや「犬鳴村」など、Jホラーの旗手としてその名をとどろかす、清水崇監督がメガホンを取り、名探偵・金田一耕助を演じるのは、歌舞伎以外にも活躍の場を広げている俳優・尾上松也さん。

ストーリーは、就職活動中で恋人もいない大学生・井川辰弥が、母の死をきっかけに探偵・金田一耕助とともに母の故郷・八つ墓村を訪れることから始まります。村の旧家・田治見家の遺産相続人である辰弥の来訪を機に連続殺人事件が発生し、自身のルーツを追いながら事件の真相に迫るミステリーです。

原作の「八つ墓村」の時代設定は戦後間もないころですが、本作は「現代」が舞台です。清水監督がコメントで「新解釈やオリジナルの展開を盛り込みながらも、現代にこそ通じる人の闇と業を描いた」とおっしゃられたように、新たな「八つ墓村」がここに誕生しました。

本作の舞台は「岡山県」! 昨年、高梁市の広兼邸や中井町、三座神社、新見市の宇山洞などをメインに岡山県内ロケも実施していただきました。

広兼邸での撮影は、「田治見家」として表周りを中心に撮影を行い、中はセットで撮影されましたが、本作でも圧倒的な存在感を残したと感じ、「八つ墓村」のファンの方々は予告編を見て期待に胸が高鳴ったのではないかと思います。

(広兼邸:撮影の様子)

また、今回「八つ墓村」の設定として登場する高梁市の中井町は、ロケハンなどで何度も足を運び、具体的に話が進みそうになったタイミングで、住民の方々が集まる集会に参加させて頂き、作品の概要や「祟りが起こる村」という設定について説明をした上で、ロケの受入れに了承していただき準備を進めていきました。

何とも奇妙な雰囲気漂う村に映し出されている中井町でのロケで、一番思い出深いのが「八つ墓明神」の設定で撮影した「三座神社」です。

木々に囲まれてひっそりと佇む神社には、本殿の前に二本の杉の大木があり、神秘的な空間を演出しています。数日前から境内に、神楽用の舞台セットを組み、撮影本番はお子様からご年配の方々まで、地元住民を含めた30名程のエキストラの皆さんにご協力頂き、神楽のシーンを撮影しました。

(三座神社でセットを組んでいる様子)

スタッフの皆さんからは、「エキストラの皆さんが、非常にいい演技をしてくれたおかげで、いい画になりました」とお褒めの言葉が出るほどで、私も「自慢のエキストラさん達です」と鼻高々でした。

 他にも、ティザービジュアルとして公開され、劇中に何度も出てくる桜並木は、赤磐市の「砂川桜並木」でロケを行いました。実際に開花した桜並木で撮影が行われたのですが、撮影前には、毎日、撮影現場から往復して、桜の開花状況をチェックしていたのが思い出に残っています。とてもインパクトのある映像に仕上がっています。

©2026「八つ墓村」製作委員会 ©Yokomizo Seishi/KADOKAWA

私も怖い描写のある作品は苦手で、普段は避けているのですが、本作は怖いだけではない魅力がある作品だと思いますので、皆様も岡山の風景が登場する映画「八つ墓村」をぜひぜひ劇場に足を運んで、大きなスクリーンでお楽しみください。

公開に合わせて、ロケ地マップの配布や岡山観光WEBでの特集ページの公開に向けて準備を進めていますので、そちらもぜひ楽しみにお待ちください。

【Profile】

岡山県フィルムコミッション協議会
妹尾真由子

矢掛町出身。2013年に矢掛町入庁。産業観光課での勤務時代には、ご当地キャラ・やかっぴーとともに町の観光PRを担当。2016年より岡山県観光連盟に出向。2018年より岡山県フィルムコミッション協議会の専任スタッフに

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