降水量1mm未満の日が日本で一番多く、災害も非常に少ないことから、映画やドラマの撮影スポットとして注目されている岡山県。市街地からクルマで30分圏内に、海、山、古い街並みなどがあり、田舎の風景や島、高原など豊富なロケーションがそろっています。
「晴れの国岡山は、日本のハリウッドだね!」
そんな声が高まって、誰が呼んだか「HALLE WOOD(ハレウッド)!」。
「HALLEWOOD」の立役者であり、全国の映像制作会社が頼りにするというすご腕コーディネイターの妹尾真由子さんが、知られざるロケの裏側やさまざまなエピソードを通じて、岡山の魅力を紹介していく連載です。
《連載第59回》ロケ時に高橋一生さんも食べた「千屋牛チップス」に注目
みなさんこんにちは。
岡山県フィルムコミッション協議会の妹尾です。
今回も、3月のコラムから続けてご紹介している映画「脛擦りの森」の話題。今、注目されている「千屋牛チップス」についてです!
昨年の撮影時に、新見市が炊き出しでご当地グルメをふるまってくれたのですが、千屋牛の焼肉やけんちん蕎麦などを提供する際に、地元の紅茶農園「アーリーモーニング」の紅茶やにーみんきびだんご、その他の地元のお菓子と一緒に用意されたのが「千屋牛チップス」でした。



チップスは袋を開けたら最後、あっという間になくなるほどの人気でした!
主演の高橋一生さんは、2026年4月4日に実施した、岡山での凱旋舞台挨拶や岡山県フィルムコミッション協議会が主催したスペシャルイベントのトークショーでも「千屋牛チップスがとまらなかった」とその名前を連呼するほどでした。
また、映画「脛擦りの森」の公式Xで実施されている感想キャンペーンでも、新見市が「千屋牛チップス」を提供してくれています。そのキャンペーンをPRする動画では、出演者の黒崎煌代さんや蒼戸虹子さん達がコメントしている間、一生さんが無言で千屋牛チップスを食べている様子も!!
そんな、無心に食べてしまう様子を見たら、ファンならずとも一度は食べてみたいと思うはず! ぜひ、チェックしてみてください。
他にも注目されているのが、高梁市吹屋の佐藤紅商店の紅だるま(柚子胡椒)です。

極寒の中での撮影で、たかはしフィルム・コミッションが豚汁の炊き出しをしてくださった際に、添えられていたのが、この「紅だるま」でした。
豚肉や野菜のうまみと甘みが染み出した豚汁にピリッとアクセントになる柚子胡椒は、辛いもの好きの方はたっぷりと、辛いのが苦手な方は少しだけ入れて柚子の爽やかさを楽しむなど、各々味わっていました。
こちらも、撮影後にわざわざキャストの方が吹屋ふるさと村内にある佐藤紅商店の店舗へ行ってお土産として買い求めたり、別の撮影でもプロデューサーがスタッフとキャスト分50個をお土産としてお買い求めくださったりと、岡山ロケ時の人気土産の一つです。
映画「脛擦りの森」の渡辺監督にも手土産でお渡ししたところ、「実はプライベートで10個ほど取り寄せたんだよね」とおっしゃっていました。
こうした、撮影の際の炊き出しは、スタッフやキャストの皆さんへの地域からのおもてなしという意味合いが強いですが、地域の特産品を知っていただくよい機会にもなります。
また、過去には、これから商品化する予定のメニューを炊き出しで提供してアンケートをとるなど、ちょっとしたマーケティングの場としても活用できます。
撮影がきっかけで、地域を訪れ、岡山の地域の魅力を感じていただけることは我々の誇りにもつながると思います。
炊き出し一つとっても、互いにWinWinになる取組みだと思いますので、これからもしっかり支援していき、コラムや特集ページでも情報発信することで、地域の特産品が全国区での知名度アップにつながれば嬉しく思います。
自分の地域の特産品に目を向けてみてはいかがでしょうか。
【Profile】

岡山県フィルムコミッション協議会
妹尾真由子
矢掛町出身。2013年に矢掛町に入庁。産業観光課での勤務時代には、ご当地キャラ・やかっぴーとともに町の観光PRを担当。2016年より岡山県観光連盟に出向。2018年より岡山県フィルムコミッション協議会の専任スタッフに
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