岡山発の魅力的なアイテムを集めた、イオンモール岡山5階の『ハレマチ特区365』。
ものづくりのへのこだわりストーリーを紹介します。
ものづくりSTORY|タケヤリ
明治21年に創業した『タケヤリ』は、倉敷における帆布製造のリーディングカンパニーとして全国的に名の知られた存在。かつて船の帆やトラックの幌などに使われていた厚手で丈夫な帆布は、今ではバッグに活用されている。2010年より厚手の二号帆布を使ったバッグシリーズ「UNDER CANVAS」や、美しい色を持つ帆布バッグシリーズ「TAKEYARI since.1888」などオリジナルブランドを開発。「UNDERCANVAS」は、使うほどに風合いや手触りが変化していく、カジュアルシーンに似合うバッグ。「TAKEYARI since.1888」はビジネスシーンにも使える機能性と発色のよさが魅力と、それぞれに個性と『タケヤリ』ならではの技術力を生かしたシリーズを展開している。
さらに今年の春、新たな商品が誕生する運びとなった。今回の新たな試みとして、初めて女性デザイナーにデザインを依頼し制作。完成したバッグを見ると、今までにない遊び心のあるデザインや色使いを見て取ることができる。
デザインしたのは、東京で活躍しているバッグ・デザイナーの岡部恭子さん。今回デザインを依頼された時に、倉敷の工場に訪れ、『タケヤリ』の武鑓澄治会長の案内により会社の歴史や工場にある織機、織りの技術をぞんぶんに聞き、デザインのヒントにしたという。その見学で得た歴史、技術を反映し、踏まえつつ今までにないテイストを模索していた時、工場内にあった布の切れ端をバッグのフリンジに使うというアイデアが浮かんだ。また、帆布本来の生成りの色を生かしつつ表情に変化を持たせるため、異素材のレザーと合革でビビッドな色のストラップを用意した。現場を見たからこそ紡ぎだされたこれらの新商品。写真のもの以外にも女性らしい柔らかな印象のバッグも用意されている。4月末頃には『ハレマチ特区365』店頭に並ぶ予定なので、愉しみに待ちたい。
Information
タケヤリ
- 住所
- 倉敷市曽原414 [MAP]
- 電話番号
- 086-485-1111
- HP
- http://www.takeyari-tex.co.jp/
そのほかにおすすめしたい『タケヤリ』のバッグ
ハレマチ特区365
『イオンモール岡山』の5階にある、晴れの国おかやまに息づく、ものづくりのスピリットを体感・体験できる空間。「365日デイリーでつかう、愛しいもの」をテーマに、岡山県内の作家や職人、企業による雑貨、ウェア、ストックフード&器など、1000種類以上のアイテムをラインナップ。作家によるワークショップをほぼ毎日行なうスペースも常設。
Information
ハレマチ特区365
- 住所
- 岡山市北区下石井1-2-1 イオンモール岡山5階
- 電話番号
- 086-206-7204
- 営業時間
- 10:00~21:00
- 休み
- なし
- 駐車場
- 約2500台(共同)
- HP
- https://hare365.com/