その30。総社市『焼肉たいこ』の「名物辛豚」539円
~幸せのおすそ分け~
おいしいものを食べると、どうしてこうも幸せ気分になれるのでしょうか?
この幸福感を少しでもおすそ分けできればと、食いしん坊ライターが出会った岡山のグルメ情報をお届けします♪
[ナビゲーター]つつみん
岡山で生まれ育った、生粋の「おかやまん」つつみんです。「どこかおいしいお店知ってる?」が口ぐせで、評判を聞きつけては西へ東へと車を走らせるうち、通販でしか洋服が買えない、立派な球体フォルムへと進化を遂げたけれど…。
おいしいものを食べなくちゃ人生なんてつまらない!! だからとりあえず今日も、幸せの味を求めていざ出発!!
総社市の『焼肉たいこ』
勝手に決めた「焼肉月」の第2弾は、総社市西郡にある『焼肉たいこ』をご紹介します。
こちらのウリはズバリ「うまさと安さとボリューム」。週末には開店前から行列ができる、超がつくほどの人気店なんですよ!
ちなみに、広い道路に面して建つ同店。駐車場が広くて止めやすいのも私的にはポイント大。
店内を入るとまず目に入るのがこちらの看板。店の心意気が伝わってくるようで期待が増すでしょ! 「たいこが鳴れば腹が減る」とありますが、私の場合「たいこに来ると腹が鳴る」です(笑)。
『名物辛豚』は外せない!
さてさて。席について早速メニューに目を通すと、ロース、ハラミ、タン、ホルモン、鶏などなど豊富なメニューがラインナップ。
牛ロースやカルビなど、並みいるスターを抑えて、人気メニュー筆頭に君臨するのがなんと豚!「名物辛豚」です。
「焼肉=牛」が大方のイメージだと思いますが、何を隠そう来店客のほとんどがオーダーするという不動のエースメニューなんだそう。
見てみて、このビジュアル。肉に絡まる漬けダレと表面を覆う刻み唐辛子。赤身と脂身のバランスも絶妙! ね。見ただけでおいしいさが伝わってくるでしょ!?
しかーも。このボリュームで539円ってところがまたよろしい!
ほれほれ、焼けた画像からは香りまで伝わってきませんか! ちょっと焦げた脂身の香ばしい香りがたまらんのですよ。
フーフーする間も惜しんで、豪快にひと口でパクッ。ジュワッ~と広がる脂身の甘さの奥から辛さが顔を出してきて、「早くライスを投入してくれー」と脳が騒ぎ出すうまさです。
もしこれで、少々舌をヤケドしたとしてもむしろ本望。一片の悔いなしです。
歯応えはしっかりあるけど、歯切れは良い。まさに「肉を食べてる~」って感覚。これぞ焼肉の醍醐味ではないでしょうか!
陰の主役。濃厚付けダレ
このうまさなら、牛を抑えての豚ダントツ人気。分かります、わかりますよ! でも、しかし。豚バラってこんなにおいしかったかしら?
スーパーでもよく手にするけど、家で調理すると結構な脂で…。こんなにおいしく感じることはなかったような。ま、料理の腕に問題があるんでしょうけれども(苦笑)。
そうか、タレか! もみ込んであるタレもさることながら、付けタレがいいんだわ!
しょう油ベースのようでありながら、どこかミソ感も感じられる濃厚さで、肉の脂にも負けずにしっかり絡まるうまさ。
時おり、奥歯でプチッと弾けるゴマがまたいい仕事してるんですよね! ご飯がみるみる減っていきます。普段は小食なという方でも「めし大」を頼んでおくことをおすすめしますよ!
これはもはや、牛やら豚やらの垣根を超えた、まさにここでしか味わえない「名物」なんですね。納得です!
もちろん、ほかの肉もみんなボリューム満点! ホルモンもプリっぷりでおいしいんですよね~。このタレですもん。おいしいことは言うまでもないか!
あ、そうそう。キムチがひとり一皿付いてくるんですよ。こういうちょっとしたサービスってうれしいですよね~。
いや~。ホント岡山っていいお店がたくさんありますよね! いいところに生まれたことに感謝です。
目いっぱいお腹を空かせて訪れてみてくださいね!
『焼肉たいこ』店舗情報
総社市にある有名焼肉店。「名物辛豚」をはじめ、数量限定の「上ハラミ」や新鮮な内蔵系の肉など豊富なメニューがリーズナブルな価格で楽しめるとあって、遠方から足を運ぶ常連も多いのだとか。一日限定数での予約を受け付けているが、基本的には来店順での入店となるので、平日や早めの時間に訪問しよう。店内は、テーブル席のほか座敷席も用意されている。
Information
- 住所
- 総社市西郡481-4 [MAP]
- 電話番号
- 0866-93-0303
- 営業時間
- 16:00~22:00(OS21:30)※土・日曜、祝日は15:00~22:00(OS21:30)※いずれも入店は21:00まで
- 休み
- 木曜 ※祝日の場合は営業
- 席数
- 56席
- 駐車場
- 30台