~幸せのおすそ分け~
おいしいものを食べると、どうしてこうも幸せ気分になれるのでしょうか?
この幸福感を少しでもおすそ分けできればと、食いしん坊ライターが出会った岡山のグルメ情報をお届けします♪
[ナビゲーター]つつみん
岡山で生まれ育った、生粋の「おかやまん」つつみんです。「どこかおいしいお店知ってる?」が口ぐせで、評判を聞きつけては西へ東へと車を走らせるうち、通販でしか洋服が買えない、立派な球体フォルムへと進化を遂げたけれど…。おいしいものを食べなくちゃ人生なんてつまらない!!
だからとりあえず今日も、幸せの味を求めていざ出発!!
その9。岡山市『ルーアン』の「海老のカツレツ 定食セット」
暑っつい! 毎日毎日太陽がんばり過ぎなんじゃない?! 洗濯物を干すだけでチャーシューになりそうなこの暑さに、気力も体力も蒸発してしまいそう…。そんなときだからこそ美味しいものをガッツリ食べて元気を出すべく、大好きな『ルーアン』に行ってきました。『岡山商科大学』からすぐの、味とボリュームともに満点のメニューと、気さくなオーナーの人柄で人気の洋食店です。
ハンバーグ、メンチカツ、オムレツ、エビフライ…。毎回メニュー表に目を通すものの、『ルーアン』に来たからには、やっぱり「海老のカツレツ」でしょ。毎回、「たまには違うものを頼んでみよう」と思って入るものの、あの魅力には抗えないんですよね~。席に着いてメニューを開いたあたりから、私の口はすでにエビカツレツの口。ほぼ条件反射のように「海老のカツレツ」をオーダーです。もちろん、お得な定食セットで!
見てくださいこの断面。ね! 分かりますか? この贅沢さ。中の具材はエビ100%なんですよ! 食感はと言うと、たっくさんのエビをギュ~ッと丸めてひと口でほお張った感じ。口中にエビのプリプリッとした弾力と風味が広がって、思わず鼻の穴が広がります。カツなのに、ボテッとした重さや油っぽさとは無縁。まさに「奇跡のエビカツ」です。
ちなみに、この軽い食感を生む秘訣は絶妙なサイズにあるそう。『ルーアン』のエビカツは、大きなサイズにし、薄く衣をまとわせて揚げ、ひと口サイズにカット。最初からひと口サイズに成形した場合と比べて衣の面積が断然少ないのが、この「奇跡のエビカツ」の秘密だそうです。
そして、エビカツのうまさを引き立てているのが、タマネギ、ゆで卵、ピクルスがふんだんに混ぜ込まれた秘伝のタルタルソース。緩めに仕上げてあるから、エビカツによく絡むわけ。さらに、隠し味的にかけられたバーベキューソースがアクセントとなって、ご飯が進む進む。ダイエットしなければならない我が身には、恐ろしい食べ物ですよ。
定食セットだと、野菜サラダが添えられるのもうれしいところ。ゴマ和えしたオクラやアスパラの天ぷらも好きだけど、マッシュポテトは外せない名脇役。なにも付けなくても十分美味しいのだけれど、タルタルソースをちょっと付けて食べるのもアリアリのアリ!
「食後にコーヒーでも…」とメニューを見ていたら、「沖縄シークワーサー チアシード入り」300円なるものが目に飛び込んできました! よって、今回は迷わずこちらをオーダー。メインはいつも「エビカツ」なので、せめてここは新しいものにチャレンジです(笑)。
酸味がきいた、見た目通りのさわやかなドリンクに、気分はすっかり南国リゾート。お腹も心も満たされて活力フルチャージ! だったはずが、店の扉を開けた途端、うだるような暑さに襲いかかられ…。こりゃ涼しくなるまで毎日来るしかないかも!?
【洋食屋 ルーアン】
地元で愛さ続ける人気洋食店。「日常に使ってもらえる店」をモットーに、エビフライやポークソテー、ハンバーグなど、大人から子どもまで楽しめるメニューを展開する。なかでも、「海老のカツレツ」(単品780円/定食セット1130円)は創業当初から不動の人気を誇る看板メニューで、これを目あてに遠方から足を運ぶ常連も多いのだそう。各メニューの持ち帰り対応もしている。料理を愛するオーナーシェフが、手間ひまかけて作る自慢の味をお試しあれ。
Information
- 住所
- 岡山市北区津島笹が瀬4-3 アルフォーレ1階 [MAP]
- 電話番号
- 086-252-3789
- 営業時間
- 11:00~15:00/17:00~21:00 ※月曜は昼のみ営業
- 休み
- 火曜
- 席数
- 38席
- 駐車場
- 13台