少し涼しくなり、吹く風も心地よくなってくると、秋の訪れを感じます。食欲の秋、芸術の秋、私の大好きな秋です。休日にのんびりおいしいランチやスイーツが食べたくなったときこちらに訪れます。ギャラリースペースでは、岡山県内外で活躍されている作家さんの企画展も定期的に行われているのでいっしょにアートを楽しむことも。そんなこの季節に訪れるのにぴったりのカフェなのです。

「週替わりランチ」1400円。オーナー自らが腕をふるう、フランスの片田舎を思わせる料理が味わえます。手間ひまかけて作られた料理はどれもレストランさながらの滋味深い味わい。特に煮込み料理はおすすめなんです。優しい味の野菜たっぷりのランチは、前日までに予約をするとミニデザートも付くので、ぜひ予約を。

フードだけでなくスイーツもあなどれません。企画展に合わせたオリジナルスイーツはもちろん、定番のタルトや、時季によってはパフェやフルーツグラタンなど、内容はいろいろ変わります。「タルト」540円の種類も季節ごとに変わり、ちなみにこの日はイチジクでした。

現在開催中の羊毛作家ト・プローヴァトさんの企画展。冬になったらかぶりたくなる、あったかニット帽。あたたかみのある色合いの糸で編まれた帽子、いっぱいかぶって自分に合うものをじっくり選びます。この時間が楽しいんですよね。展示期間は、10月11日(日)18:00までです。すでに終わってしまいましたが、陶作家の金井ゆみさんやガラス作家の中野由紀子さんの個展にも今年はお邪魔しました。好きな作家さんの作品をたくさん鑑賞できるのもここにくる醍醐味です。

天井が高く開放的な店内。451BOOKSやマスターセレクトの本もたくさん並ぶので、のんびり読書も楽しめます。なんせ読書の秋でもありますしね。おいしい食事に、個性豊かな作家の作品展示…、楽しむ要素がたくさんあるので、ゆっくり時間があるときに訪れることをおすすめします。

フランスの田舎料理とともに作品鑑賞

岡山市街地から少し離れたところにあるギャラリーカフェ。もとは金型の製造工場を利用した建物で、敷地内には雑貨店やフラワーショップ、野菜ソムリエの野菜店なども集まる人気のスポット。こちらでは、真摯なマスターが腕を振るうランチやスイーツが堪能できる。自慢のスイーツはオーガニックのコーヒーや紅茶との相性抜群。併設のギャラリーでは、2週間ごとのペースで展示が入れ替わり、個性豊かな作家の企画展を開催している。

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