普段はバリバリ働いている（と思いたい）けど、男性に対してはかなり夢見がちなアラサー妄想女子「さえき」。最近、結婚も気になるちょっと微妙なお年頃。そんな私が「このお店に一緒に来たいのはこんな人?」「こんな人に誘われてこの店に行きたい…」といった妄想とともに、素敵なお店を紹介していきます。

こないだの土曜日、30歳の誕生日を迎えました。7年前の誕生日。入社1年目で忙しかった締切前の土曜日と、同じ曜日が一周してまわってきたわけで。あの頃と違うことといえば、素敵な恋人が…いないのは変わらずなんですが、お祝いしてくれる知り合いが増えたことでしょうか。
一昨年は焼鳥屋さんで、去年はスポーツバーで、頼んでもいないのに、店長からバースデーケーキを贈られるといううれしいサプライズが。そもそも誕生日に女ひとりでそんな店に行くあたり、ちょっと悲しいと言われるんですけど…。

素敵な紳士にディナーでもてなされる誕生日も捨てがたいんですが、最近見たドラマの影響でぜひやってみたいのが居酒屋デート。ラフな服装で待ち合わせて、予約せずにふらりとよさそうなお店に立ち寄る…。カウンター席に座って、大将と会話しながら「あんたら夫婦かい、仲いいねぇ」とか言われたい！　そんなときに隣に座っていてほしいのは、細身のチノパンに袖のないダウンジャケットを着こなす眼鏡のメンズ。無造作ヘアにごつめの腕時計を付けていてほしい！
「ごめんね、急に。一応祝おうと思って(笑)」「週末に改めてどこか行こうか」とかぜひ！

今回はそんなカジュアルな誕生日デートに使いたい、炉端焼きの店を紹介しちゃいます。

かわいいロゴの書かれた入り口から中に入ると、まずは縦に長いカウンター席が出迎えてくれます。こちらに座れば、炉端焼きの醍醐味、野菜や肉、干物を焼く様子を見て楽しむことができます。サラリーマンがひとりでも立ち寄れるようにと、昔ながらの民家を改装した店内は、どこか懐かしい雰囲気です。流れるBGMも昭和の懐かしいものばかり。カウンターに座って、日本酒をちびちび楽しむのにもぴったりです。
2階にあがると、より民家の趣きを残した部屋があります。最大24名で利用できて、15名以上で貸切もできるそうです。

そもそもお店をはじめるきっかけは、オーナーが北海道で出合ったおいしい魚介だったそう。その魚介のおいしさを一番楽しめる調理法として、炉端焼きの店を開いたというから驚きの行動力です。
そんな思い入れのある北海道の漁港から送られてくる新鮮な魚介や、「博多地鶏」をはじめとするこだわりの肉、新鮮な野菜を使った炉端焼きメニューがそろっています。

今回オーダーしたのは、北海道では有名な「宗八かれい」810円。歯ごたえのある手作りの「イカの塩辛」648円、「パリパリピーマン」540円。肉厚でふっくらと柔らかい「宗八かれい」は、炭で焼くことでなおのこと香ばしく、一夜干しならではのギュッと詰まったうまみが楽しめます。大ぶりのサイズなので、2人でつつくのもいいですね。名物の「パリパリピーマン」は、3日間冷水に浸すことで、苦みがなくなるそう。肉ミソにつけて味わえば、お酒のおかずに…たまりません。ほかにも冬になれば、「ホイル焼き」や「じゃが塩から」といったメニューも登場予定とか。とりあえず、食べ損ねた「ホッケ」や「さば文化干し」目当てにまた来ます！

県内の銘柄をメインとした日本酒も豊富にそろうので、ついつい飲み過ぎちゃいそうです。年末におすすめのコースは4000円（飲み放題2時間付き）～。

とりあえず、まだ見ぬ袖のないダウンジャケットの彼を求めて、日本酒をチビチビ楽しみます…。

☆じゃいこ先輩（既婚＆一児の母）からさえきへ。
まずは、30歳の誕生日おめでとう！

祝いのあとに早速説教に入るが、こんな人に祝ってほしいという男性を妄想するときに服装の指定が入るのはけしからんなぁ。

もう同じ失敗はしないんでしょ。
ビジュアルから入るのはやめたんでしょ～が。

「夫婦みたいだね」と言われる相棒が来ているダウンジャケットに袖があったらダメなの!?
チノパンが太めじゃダメなの!?

そこそこ、さえきの弱点はその間口の狭さよ。
間口は広くなきゃ。

付き合ってからダウンジャケットの袖を切ればいいし（笑）、
チノパンを細めに買い替えてあげればいいんだよ。

「これ、俺のこだわり…」って人はNGだけれど、
「こっちのほうがかっこいいよ」を受け入れてくれる男性はOKでしょ。
そういうタイプっていろいろなことに寛大で、
一緒に生活していくのが楽だったりするしね。

もうすぐ2016年も終わっちゃうよ。
来年に向けて種まきはすべし…だね！

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