

岡山メルパ 福武 孝之館長
映画業界30年、老舗映画館を切り盛りする名物館長。映画が持つ「観ることで、自分の世界が広がる」魅力を広めるべく、多彩なイベントを展開。ジャンルや制作者にこだわらない、テキトーな鑑賞が映画愛を高める秘けつだとか。
見上げてごらん
俳優・森田剛を主演に迎えて贈る、マンガづくりに携わる迷えるオトナたちの、ちょっと痛くて、ふっと笑える物語。
是枝裕和監督率いる映像制作集団「分福」の新鋭、森本晶一(初監督・原案・脚本)&佐藤快磨(『泣く子はいねぇが』(20))のダブル監督による期待の本作。
マンガ家になる夢を抱いてこの世界に入って来たはずが、気づけば20年近くアシスタントを続けている土屋輝一役を森田剛が演じている。
“夢を叶えた人”への嫉妬から“こじらせ感情”が漏れ出すと面倒クサイ男になったりするところに共感。
考えてみれば、自分の夢を叶える人は、ごく一部で、ほとんどの人が夢半ばなのだ。
賞味期限は過ぎた夢だが捨てることもできぬまま、でも日常の些細なあれこれと誠実に向き合って生きる土屋という人間の可笑しみや切なさを、その演技力あってこそ可能な自然体で森田剛が体現しているところが素晴らしい。
本作は、助監督という仕事を長く続けた森本監督が自身の実体験から着想を得た物語。
このままでいいのだろうかと模索しながら今を生きる者たちの姿を、人間の可笑しみや日常の愛おしさなどを軽やかに描き出す。
「何者にもならなくたっていい。肩肘張らなくたっていいんだ。」と思えてくる本作は、今の時代こそ観客の胸に刺さる名作だと思う。
キャストは、主演の森田剛のほか、編集者・潮田ユキ役で森川葵、新人アシスタント・山田ぽてと役で川上友里、潮田の上司である編集部長・馬場明役で阿部寛、土屋の別居中の妻・莉花役で松本まりか、土屋の娘・ひかり役で早瀬憩、土屋がアシスタントを務める巨匠マンガ家・吉住はるを役で武田鉄矢らが共演。
最後の最後まで見て、大笑いして、元気になって、明日の明るい空を見上げてほしい映画の誕生だ。
<公開情報>
見上げてごらん
監督:森本晶一、佐藤快磨
原作・脚本:森本晶一
出演:森田剛、森川葵、川上友里、阿部寛、松本まりか、早瀬憩、武田鉄矢 他
10月30日(金)より岡山メルパにて公開!!!
バッド・ルーテナント:トウキョウ
日本が世界に誇るバイオレンスの巨匠・三池崇史が、今最も勢いのある新進気鋭のスタジオNEONと融合し、小栗旬がダークでセクシーな史上最悪の汚職刑事=バッド・ルーテナントを怪演している注目作。
カンヌ国際映画祭の最高賞・パルムドール受賞映画を6作連続で配給しているハリウッドスタジオNEONが、企画段階から北米配給を決めた異例の日本映画『バッド・ルーテナント:トウキョウ』。
1992年のアメリカ映画「バッド・ルーテナント 刑事とドラッグとキリスト」をもとに、舞台を東京に移して再構築したサスペンスアクション。
三池崇史監督の本気のバイオレンス描写には、思わず目を覆う人も続出。
刺激的なシーン満載の中で深まる謎に迫っていく展開は、ドン引きしながら次のページをめくってしまうような、好奇心という本能を掻き立てる危険な仕上がり。
“バッド・ルーテナント”の難役に挑むのは小栗旬、ダークでセクシーで過激な男を見事に演じる。さらに、『シンデレラ』『マンマ・ミーア!』などで知られるハリウッドのトップ女優リリー・ジェームズを迎え、東京を舞台に暴れまわる。
この前代未聞のプロジェクトに、間宮祥太朗、野村周平、西野七瀬、向里祐香、岩田剛典、渡邊圭佑、中野英雄、村上淳、國村隼、舘ひろし、そしてアメリカ女子プロレス界トップクラスのスター、リヴ・モーガンが参戦。
そしてAdoが主題歌を担い、楽曲制作にはグラミー賞受賞の世界的作曲家・宅見将典が参加するというキャスト・スタッフともに豪華絢爛。
とてつもなくヤバイ映画を日本から世界に放ってしまう!!
<公開情報>
バッド・ルーテナント:トウキョウ
監督:三池崇史
出演:小栗旬、リリー・ジェームズ、間宮祥太朗、リヴ・モーガン、野村周平、西野七瀬、向里祐香、岩田剛典、渡邊圭祐、中野英雄、村上淳、國村隼、舘ひろし 他
主題歌:Ado「Raven Sky」(UNIVERSAL MUSIC)
10月23日(金)よりロードショー!!!
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