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つまんない映画なんてない!

つまんない映画なんてない! vol.39

「2017年!今年の映画を占う!」

  • 情報掲載日:2017.01.11
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

岡山メルパ 福武 孝之館長
映画業界20年、老舗映画館を切り盛りする名物館長。映画が持つ「観ることで、自分の世界が広がる」魅力を広めるべく、多彩なイベントを展開。ジャンルや制作者にこだわらない、テキトーな鑑賞が映画愛を高める秘訣。映画が好き過ぎて、あこがれのターミネーターに変身。特殊メイクがんばりました!

「2017年!今年の映画を占う!」

本年度初のコラムという事で「あけまして おめでとうございます。」
2017年も映画業界は話題作を山盛り取りそろえて皆様をお待ちしているのだ。

さて、今年の注目はなんだろうと考えたとき、正直、問題があり過ぎてすぐには答えられない。これは質が悪い問題作が多いと言う意味ではない。様々な問題がどちらに転ぶかで全く違う1年になるからで、とにかく映画業界の流れが変わり過ぎて読めないのだ。

例えば、アニメ問題。
いま映画館でのヒット作のほとんどがアニメ作品である。昨年はそれを決定付けるように『君の名は。』がメガヒットした。こうなると映画館はアニメ館と言われてしまう。もちろん劇場用長編アニメが悪いわけではない。むしろよ過ぎるのだ。

これはクール・ジャパンの取り組みの中でも注目されていて、日本の誇りである。
問題は観客が実写離れをしてしまっていることだ。今年、実写映画の大ヒット作は登場するのだろうか?

そして次の問題は洋画離れである。
数年前から邦画と洋画のシェアが逆転して、ここ数年の間に観客の洋画離れは著しい。若い方々の「映画に行こう!」とは邦画を指している。我々の感覚とは逆ではないか!?
今年、洋画の大ヒット作は登場するのだろうか?

そして最大の問題は、映画離れである。
若者がテレビ離れをし、映像をネットの中に求めている今日、映像体験はパソコンの画面が中心で、さらにコンパクトな携帯電話の画面もアリという時代である。便利を極めた今、わざわざ映画館に足を運ぶ映画は登場するのか!?

初春からお先真っ暗なコラムを書いて心配になっている皆様!!!
もちろんこれは大いなる振りです。この全ての問題を吹き飛ばす映画が今年公開されるのだ。

その名は『美女と野獣』(実写版)である!
実写であり、洋画であり、わざわざ映画館へ行く価値がある映画。この1本が今の流れを変えるのだ。したがって今年の注目の1本は『美女と野獣』である。

他にこれほど明言するコラムがあるだろうか!?
そうだ!今年もこのコラムは攻めるのだ。とにかく皆さんに映画を楽しんでいただくためには手段を選ばない! ゆるぎない映画への愛を武器に、どこにも書いていないおもしろい事を書いていこうと思う。

『美女と野獣』
この1本が今の日本の映画事情を変えるのである。

「えっ!? もし変えなかったら?・・・・・」

そのときは、このコラムでなにか差し上げます!(笑)
お・た・の・し・み・に。
ということで、本年もどうぞよろしくお願い致します。

↓ちなみに以下のイラストは映画とは全く関係がございません。


<公開情報>
『美女と野獣』
監督:ビル・コンドン
出演:エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンスほか
2017年4月 全国公開予定!!

岡山メルパ館長 福武孝之

<消費税率の変更にともなう表記価格についてのご注意>

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