秋のおでかけと言えば、味覚狩りに紅葉狩り。欲張りなわたしは、「両方一日で満喫したい！」と、今回の目的地はどちらも楽しめる備前市に決定。まずはミカン狩りを目がけて、鹿久居島にある『川辺農園』に行くことに。ここは、眼下に瀬戸内海の多島美や頭島大橋が広がる絶景ミカン農園。太陽と潮風をいっぱい浴びて育ったミカンは、甘みと酸味のバランスが絶妙で、あまりのおいしさに思わず10個も食べちゃった。農園を営む気さくなご夫婦との会話も楽しかったな?。

瀬戸内海の多島美、心地よい潮風。鹿久居島の絶景ミカン農園。

ミカンの生産地として有名な日生諸島。複数のミカン農園があり、太陽と潮風をいっぱい浴びた甘いミカンが実っている。中でも、「備前?日生大橋」を渡った先にある鹿久居島の『川辺農園』では、瀬戸内海の多島美や心地よい潮風、打ち寄せる波の音など大自然の中でミカン狩りを楽しむことができる。今年は、12月4日（日）まで開催。

次に向かったのは紅葉の名所『旧閑谷学校』。昨年の春、日本遺産にも認定された日本最古の庶民のための公立学校は、孔子ゆかりの楷の木の紅葉がとても印象的でした。すてきな写真もたくさん撮ったよ。

期間限定でライトアップも。文化とともに楽しむ美しき紅葉。

日本遺産にも認定されている、江戸時代に創設された日本最古の庶民のための公立学校。紅葉の名所としても名高く、毎年秋には色づく木々を見ようと多くの客が訪れる。10月29日（土）～11月6日（日）には、国宝の講堂や楷の木を中心にライトアップ。文化の香りあふれる幻想的な美しさを堪能できる。11月上～中旬は楷の木が赤と黄色に紅葉し、11月中～下旬にはモミジの紅葉が楽しめる予定だ。

だんだんお腹がすいてきたので、JR伊部駅構内にある『UDO』でお昼ごはんを食べることに。自家製のケチャップで作るナポリタンは、トマト本来の甘みが感じられて本当に美味！

いちから手作りするフードと、煎りたて・挽きたてコーヒーを。

人気のコーヒー専門店『キノシタショウテン』が営む、JR伊部駅内のカフェ。看板メニューは備前焼で提供される煎りたて・挽きたての絶品コーヒーだが、調味料から手作りしているものが多いというフードもぜひ味わいたい。また、10月に同じ駅構内にファクトリーを新設。店で販売する焼き菓子や自家製チョコレートがこれまで以上に充実する予定だ。

スパゲッティを食べたあとはコーヒーでほっとひと息ついて、最後はお土産探しに『燕来庵』へ。こだわりのしょうゆとドレッシングをゲットして、大満足で秋のドライブを締めくくりました。

食・体験・学びが詰まった、しょうゆの専門店。

老舗しょうゆメーカー『鷹取醤油』が、昨年本社隣の古民家を改装してオープン。約40種類の商品を試食したうえで購入できるほか、名物の「しょうゆソフト」「ポン酢ソフト」各300円も楽しめる。また、2階では「ドレッシング作り体験」などのイベントも実施。11月5日（土）、6日（日）の10：00 ～16：00には、年に一度の「豊醸祭」が開催される。

【モデルコース】

【MAP】

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