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岡山から夢を追うアスリートを応援! 夢人

《K-tunes Racing×モータースポーツ》「SUPER GT」初参戦で2勝! 岡山発のレーシングチーム、国内最高峰の戦いへ再び。

THE VOICE OF ATHLETE

  • 情報掲載日:2019.04.11
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

《K-tunes Racing×モータースポーツ》「SUPER GT」初参戦で2勝! 岡山発のレーシングチーム、国内最高峰の戦いへ再び。

数あるモータースポーツのなかでも、国内最高峰のGTレースとしてファンを魅了し続ける「SUPER GT」。初参戦した2018年に全8戦中2勝を挙げ、 シーズンランキング6位の快挙を成し遂げた岡山発の企業チーム「K-tunes Racing」への地元の期待は、ますます高まっている。

夢人
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K-tunes Racing
2013年発足した「岡山トヨペット」発のレーシングチーム。「SUPER GT」参戦2年目となる今季は、影山正彦監督&新田守男選手が率いるチームに、昨年まで全日本F3選手権で活躍していた19歳の新星・阪口晴南選手が新加入。ベテランと若手それぞれの強みを生かした万全の新体制で「LEXUS RC F GT3」を駆り、シリーズ2勝、シリーズランキング6位の昨年を上回る成績を目指す。

企業チームの結束力で日本最高峰GTレースの頂点を目指す。

世界初の自動車レースは1894年にフランス・ルーアン間で行われた全129㎞のラリーといわれているが、今やその種類は多岐にわたり、用いられるレースカーもバラエティ豊かだ。なかでも、年々ファンを増やし続けているのが「SUPER GT」。初開催は1994年で、当時は「全日本GT選手権」という名称だった。トヨタ・レクサスや日産・GT-R、ホンダ・NSXといったあこがれのクルマや、トヨタ・プリウスやホンダ・CR-Zといった一般ドライバーにもなじみ深い市販車ベースのGTカーが、それぞれの個性を発揮しつつ接戦をくり広げるとあって人気が急上昇。ベンツやランボルギーニ、ベントレーといった海外のスーパーカーの登場でファンの興奮はさらに熱を帯び、1レース当たりの観客動員数は平均数万人、サーキットによっては8万人以上もの人が押し寄せることもある。

2018年、その「SUPER GT」界に岡山のGTファンを歓喜させるニュースが舞いこんだ。トヨタ自動車の地元ディーラー「岡山トヨペット」の社内レーシングチーム「K-tunes Racing」が、ついにSUPER GTに参戦することになったのだ。「K-tunes」はもともと同社の人材育成とクルマファンづくりを目的に発足したチームだが、2013年から下部レースで積みあげてきた実績が評価され、2018年のエントリー資格を獲得。「全日本GT選手権」元チャンピオンの影山正彦氏を監督に、ドライバーはGT300最多勝を誇る新田守男選手&若手・中山雄一選手という布陣で初シーズンに挑んだ。

県内唯一のGTチームとしてファンの期待を背負い挑んだ初戦の舞台は「岡山国際サーキット」(美作市)。難易度の高いコースに苦戦し、地元での表彰台とはならなかったが、その後3戦目の鈴鹿(三重県鈴鹿市)、7戦目のオートポリス(大分県日田市)で優勝。29チーム中最多タイの2勝を挙げて最後まで年間王者の座を争う戦いぶりを見せ、最終的にはシリーズランキング6位という華々しい戦果を刻んだ。

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ピットワークを担うのは7名の「岡山トヨペット」社員たち。1秒を争う接戦を制しチームを勝利へと導いた
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2018年5月鈴鹿サーキットで行われた第3戦決勝レースで念願の初優勝を勝ち取り、喜びを分かち合う選手ら

初参戦にもかかわらず、日本最高峰のGTレースでこれほどの戦績を残せた要因は一体どこにあったのか。影山監督に問うと、思わぬ答えが返ってきた。「ドライバーも本当によくがんばってくれましたが、それと同じくらいピットワークがすばらしかった。俗にレース屋と呼ばれるプロチームのメカニックはとても高いスキルを持っていますが、個々の存在感が強く、まとまりに欠くケースも多い。一方、『K-tunes』のスタッフはほぼ『岡山トヨペット』の社員で構成されていて、適材適所の人員配置やチームワークのよさで群を抜きます。1分1秒を争うピットワークではほんのわずかな連携の乱れが命取りになりますから、『K-tunes』の団結力は絶対的な強みなんです」。

SUPER GTにはひとりのドライバーがレースの3分の2を超えて運転してはいけないルールがあり、レース途中に一度は必ずピットに入る。競り合うレースの場合、その間に順位が入れ替わることも多い。ピットストップで差を広げることができればその後レース展開を優位に進められるが、逆に1秒でも後れをとってしまうと、コースで挽回するのは至難の業だ。これまで数々のトップメカニックと走ってきた新田選手も「『K-tunes』の仕事のクオリティは、トップチームにも決して引けを取らない。ドライバーにとっては、本当に頼りになる存在です」と同調する。

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GT最多勝を誇る超ベテラン!
新田選手

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実力は折り紙付き! 期待の19歳レーサー
阪口選手

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日本レース界を索引してきた名ドライバーがチームを支える
影山監督

ルーキーシーズンの好成績で自信を得た「K-tunes」だが、一方で課題もある。「昨年2勝もしながら年間王者になれなかったのは、年間を通して安定した成績を残せなかったから。どんな条件下でも高成績をとれるよう取り組んでいきたい」と影山監督。さらに社員スタッフを拡充し、昨季を超える成績を目指して万全を期した新体制に、今季から新たに加わった19歳の新星・阪口晴南選手も太鼓判を押す。「全日本F3やスーパーフォーミュラに出場していたころからあこがれだったレースに、まさかこんなスターチームで参加できるとは。SUPER GTならではの華やかな雰囲気を楽しみつつ、ひとつでも勝ちを増やせるよう力を尽くしたい」と決意を話した。

昨年同様、岡山国際サーキットで開幕する2019年シーズン。新生「K-tunes」の岡山魂揺さぶる戦いに期待したい。

(タウン情報おかやま2019年4月号掲載より)

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