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編集者にまかせてちょ~査団スペシャル

《岡山市/ベトナムフードマーケット》一歩入れば、そこはもうベトナム。本場のグルメとカラオケを楽しめる「ベトナムフードマーケット」が岡山市街地にオープン!【PR】

気になる岡山の街ネタ調べます!まかせてちょ~査団スペシャル

  • 情報掲載日:2020.11.28
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

Mission_66/日本庭園を眺めながらベトナム料理を味わえる!? 岡山に新風を巻き起こす、話題のグルメスポットを調査せよ。

岡山でベトナムの食文化を体感。『ベトナムフードマーケット』を初訪問。

人気グルメとしてすっかり定着した感のあるアジアン&エスニック料理。ひと口に「エスニック」と言っても、タイやベトナムなどの東南アジア系やアフリカ、中南米の多国籍な料理を指す言葉なので、国籍や種類は実にさまざまです。

居酒屋やレストラン、カフェのメニューにお目見えする機会が多くなり、街の輸入食材店ではアジアン料理に欠かせない食品・食材を気軽に買えるようになりました。まだ珍しさはあるものの、岡山にも少しずつ本場の味を楽しめる飲食店が増えてきています。

そして2020年の7月、アジアン料理の代表格・ベトナムの食文化を体感できるグルメスポットがオープンし、話題を集めているとの情報をキャッチしました。しかも、ビル一棟が丸ごとベトナムフードの専門店というから驚きです。

待ちきれずに早速来ちゃいました。こちらが岡山市北区野田屋町にある、その名も『ベトナムフードマーケット』。日本人にも分かりやすい名前ですね。

私こと『まかせてちょ~査団』の団長Mは、美味しいものには目が無いタイプで辛い&スパイス系料理は大大大好き。もちろんオープン当初からチェックしていましたよ。

アジアンフードの中でも人気のあるベトナム料理ですが、専門店はまだまだ珍しいかと。ビル一棟となると、味わう以外の見どころもたくさんありそうですね。

ご存じの方も多いと思いますが、こちらは元々和食店が入っていた建物でした。以前の店舗もビルの全フロアで展開していた大箱の老舗割烹でしたが、『ベトナムフードマーケット』も一棟そのまま引き継いで借りている、というわけです。

1階の入口を入ると左手にレジカウンターがあり、ベトナム人の店員さんが「いらっしゃいませ~」と声をかけてくれました。1階はベトナムの食品や食材を販売するショップになっているようです。ワゴンにはスナック菓子のような商品があり、立て看板には何やらメッセージがありますが…よ、読めん…。

「これは『新しい商品!』という意味なんですよ。ようこそいらっしゃいませ~」

親切に教えてくれたのは運営スタッフのチャンさん。何と岡山に住んで17年だそうで、日本語がとてもお上手です。残念ながら顔出しはNGとのことですが、今回はガイドとして各フロアを案内していただきます。

棚にはインスタント麺やチリソース、春巻きの皮やお茶菓子といった各種食品がたくさん並んでいます。ここなら、地元のスーパーや食品店では見かけないディープな食材にも出合えそう。

「このショップには、レストランで使っている食材も販売していますよ。ぜひレストランもご覧ください!」(チャンさん)

気になる食品は帰りに買うことにして、まずはレストランのある4階フロアに案内してもらいました。

クセが強い? じわじわハマる和風料亭×ベトナムレストラン。

頭の中でベトナムのイメージを広げながら、ワクワク気分でビルのエレベーターに乗り込んだ団長M。4階に到着すると、想像の斜め上を行く光景が広がっていました。

え、和風!? 意外な展開に驚きを隠せません。こちらのレストランは、割烹時代の豪華な造りをそのまま生かす形で、ベトナムの装飾を加えているそう。

大きな窓のある広い店内には、8名分に仕切られた桝席が8つも設けられ、ぜいたくかつクセの強い空間となっています。

「せっかくの豪華な設備なので、レストランの席はそのまま残しています。内装をイチから作ると大変ですし。いつかはパーフェクトなベトナムスタイルにしたいんですけどね」(チャンさん)

確かにその通り、まだ使えるものは使おうという賢い選択。それに、こんな凝った内装のお店はなかなか残っていませんから。これはこれで悪くない…どころか、個性が深まっていて大いにアリかと。

「外国の方が見た日本」という印象の優雅な日本庭園。バックはベトナムの名所の写真が大きく貼られていて独特な雰囲気です。食事に来たお客さんは、高確率でここの写真を撮るに違いない。

壁の大きな風景画はチャンさんの知人が描いてくれたものだそう。ランタンや傘帽子など、ベトナムの伝統的なアイテムで彩られた店内は、2つの文化がミックスされたことで華やかな魅力が増しています。

岡山で、いや全国でも此処だけであろう唯一無二の空間は、そこに居るだけでベトナムの古都を旅しているような気分になれそうです。

3階は座敷タイプの個室席があり、ひと部屋ごとにベトナム風の装飾が可愛らしくアレンジされています。この写真は掘りごたつのある窓際の個室。座敷で足をのばせるのがうれしいですね。

日本との違いにびっくり! とにかく派手なカラオケボックス。

次に案内してもらったのは2階のカラオケルーム。日本では珍しくないカラオケですが、ただのカラオケとあなどるなかれ。そこには見たコトのない異次元空間がありました。

まるで部屋全体がミラーボールのような派手っぷり。天井のライトは写真に撮ると白く見えますが、シャッターを切るたびに目まぐるしく色が変わるため、もはや何色なのかさっぱり分かりません。

チャンさん、なぜこんなに豪華なカラオケルームをつくったんですか?

「ベトナムでは、こうしたクラブみたいなカラオケルームが人気なんです。みんな音楽やライトに合わせてノリノリで歌って踊るのがベトナム流カラオケの楽しみ方。岡山に住むベトナムの方に現地のカラオケを楽しんでほしいと思ってつくりました。カラオケの機器もベトナムから運んだので、こだわりもお金も一番かかっていますね(笑)」

この内装を見ると、ベトナムの人がどれだけテンションMAXでカラオケをするかが分かりますね。カラオケは日本でも人気ですが、ベトナムの人にとっては心も体も解放できる最高の娯楽のようです。

何だか特撮のセットみたいな大型モニター。ここに怪獣…ではなくカラオケのPVが映し出されます。ベトナムの歌謡曲については知識ゼロの団長Mですが、ベトナムの「V-ポップ」がどんなものなのかは気になるところ。

いつかベトナムの方と一緒にカラオケに行って、知らない曲でもノリノリで踊ってみたい!その日のために、ちょっとYoutubeでVポップを聴いておこうかな。

ちなみに、『ベトナムフードマーケット』では5室あるカラオケルームを「ソファー席」として各種宴会に利用できるそうですよ。

日本とベトナムのカラオケ文化の違いに感心したところで、チャンさんから「当店の人気メニューを食べていきますか?」と素敵な提案が。

待ってました! 4階のレストランに移動して、『ベトナムフードレストラン』一押しの料理を堪能したいと思います。

料理は何と100種類以上。味変も楽しめるフォー&春巻きが「ngon quá (とってもおいしい)」

ベトナム料理といえば、麺料理のフォーや生春巻き、ベトナム風サンドイッチの「バインミー」、ベトナム風のオムレツ「バインセオ」などいろいろありますが、季節問わず食べられる鍋料理なんかも充実していて、辛くない料理もたくさんあるのだそうです。

『ベトナムフードマーケット』では、100種類以上のメニューを提供しています。品数の豊富さと本格的な味にハマり、一度来るとリピーターになる人が増えているとか。

重厚感のあるメニューブックを開くと、一つひとつの料理が写真と解説付きで詳しく紹介されています。これなら、ベトナム料理に詳しくなくても安心して注文できます。

まずは定番の『フォー・ガー(鶏肉のフォー)』780円から実食。米粉のヌードルとダシの効いたスープが特徴のフォーは、パクチーやレモン、唐辛子などで味にパンチを加えるのが本場の食べ方だそう。

優しい味のスープにさっぱりしたレモンとパクチーの味わいが加わって、さらなる旨さへと進化。ホッとする味ですね。

「ベトナム料理は調味料やハーブ、香味野菜が味の決め手になっています。料理に「ちょい足し」すると、自分好みの味にアレンジできておいしく食べられますよ」(チャンさん)

割烹時代の懐かしい壺に入っているのは、春巻きにぴったりのタレ。

エビ入りベトナム風サラダの「ゴイ・ドウ・ドウ」と、いろんな春巻きのセット。ヘルシーな生春巻きと揚げ春巻き、サラダの奥には米粉の生地で巻いた「バイン・クオン」というモチモチの春巻きも。春巻きっていろんな種類があるんですね。

春巻きは甘酸っぱいタレをつけて、サラダは右の揚げせんべいに乗っけて、サクサク食感を楽しみながら味わうのがポイントだそうです。

「お口に合いますか?」と優しく声をかけてくれるチャンさん。「毎日ベトナム料理を食べています。故郷もいいけど、岡山は住みやすくて大好き」と話してくれました。何だかこちらまでうれしくなります。

「まだオープンしたばかりですが、日本人のお客さんも少しずつ増えてうれしいです。ビルの前で立ち止まってくれる方もいて、『どんなところなんだろう?』と興味をもってくれるのかな、と思います。気軽な気持ちでベトナム料理を食べにきてほしいです!」

食べて、買い物して、ついでに歌えるベトナムグルメ&カルチャーの宝庫。一度入れば虜になること間違いなし、ハマる味に出合えるかも! 見逃しておくのはもったいない新・グルメスポットの誕生です。

Information

Information
ベトナムフードマーケット
住所
岡山市北区野田屋町1-10-21 [MAP]
電話番号
086-289-5232
営業時間
11:00~22:30 ※土・日曜、祝日は~23:00、カラオケは11:00~AM5:00
休み
なし
駐車場
なし
HP
https://vietnamfoodmarket.owst.jp/

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※掲載の情報は、掲載開始(取材・原稿作成)時点のものです。状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、利用前には必ずご確認ください
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