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編集者にまかせてちょ~査団スペシャル

《岡山市/みやけがんぐ》ビルの一室に懐かしいおもちゃ&駄菓子がズラリ! 子どもも大人も心弾む空間、『みやけがんぐ』が移転オープン。

気になる岡山の街ネタ調べます!まかせてちょ~査団スペシャル

  • 情報掲載日:2021.05.22
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

Mission_78/バルーンアーティストの店主が目指す、「駄菓子コミュニケーション」って? 楽しい縁日&景品おもちゃの世界を体験せよ!

ビルの奥にある駄菓子&玩具の隠れ家。噂の『みやけがんぐ』を訪問。

こんにちは。『まかせてちょ~査団』の団長Mです。

懐かしい日本の文化として、世代を超えて愛されてきた駄菓子。駄菓子屋さん自体は時代とともに減ってきましたが、その人気はいまなお健在。大人になった今でも、心をときめかせてくれる存在ですよね。

今はスーパーやコンビニで駄菓子を買う機会が増えました。でも、小さなお菓子やおもちゃが所狭しと並ぶ、あのレトロな駄菓子屋さんの風景も捨てがたいものです。

駄菓子屋の数が少なくなったとはいえ、今も元気に営業している老舗店や大型店、有名店などが岡山県内の各地にあり、子どもたちのオアシスとして親しまれています。

今回は子どもから昭和世代の大人まで、みんなのハートをグッとつかむスポットをご紹介すべく、岡山市で駄菓子や小物玩具を扱う卸売問屋『みやけがんぐ』を訪ねてみました。

お店があるという付近に到着。『岡山市役所』から徒歩1分ほどの場所に、真っ赤なのぼりが立った雑居ビルがありました。のぼりに書かれているのは「駄菓子・おもちゃ 三宅玩具」の文字。どうやらここに間違いなさそうですね!

とはいえ、目立つのぼりが1本あるだけで、それらしきお店は見当たらず。

階段を上がってみると小さな立看板があり、「ビルの奥にお店があるよ」と行先案内が書かれていました。なんだか隠れ家的な場所ですね。ドキドキしながら奥へ進むと…。

お、ありました! お店があるのはビルの一室。入口からは、真っ赤なのれんと棚いっぱいに並べられたおもちゃや駄菓子がのぞいています。

通路の奥にひっそりとたたずむ『みやけがんぐ』。決して分かりやすい立地ではないものの、まるで秘密基地みたいなワクワク感がありますね。

大人もワクワク♪ 10円単位で買える縁日&景品おもちゃがたくさん。

店内に入ると、卸売問屋らしく箱詰めにされた商品がズラリ。こんな大量かつ箱単位の駄菓子は、卸問屋ならではで思わず大興奮。

棚にひっかけられた縁日のおもちゃも懐かしい…あ、大好きな「クッピーラムネ」の大袋を発見!

夢中になって棚を眺めていると、「いらっしゃいませ!」と、奥から元気な声が。

迎えてくれたのは、『みやけがんぐ』の店主を務める小田弥生さん。

団長Mが入店した時は、ちょうど駄菓子の詰め合わせ作業の真っ最中。忙しいタイミングにもかかわらずノリよく迎えてくださいました。意味なく鬼の面を持ってくれていますが、決して怒っていたわけではありません。

ちょっぴり不安を感じながら初来店したお客さんは、小田さんの明るい接客にホッとするでしょうね。

「時々廊下から聞こえてくるんです。『本当にこの先にお店があるのかな』って、不安そうなお客さんの声が(笑)。分かりにくい場所かもしれませんが、一度来れば大丈夫! 隠れ家っぽさを楽しんでもらえればうれしいです」

小田さん、こちらはどんなお店なのですか?

「『みやけがんぐ』は、大正時代に創業した駄菓子と玩具の卸問屋です。法人のお客さんだけではなく、個人客への小売りにも対応しています」

店名に「がんぐ」とある通り、駄菓子以外にも、「小物玩具」と呼ばれる縁日や景品用のおもちゃ、花火、スポーツ玩具、昔懐かしい昭和の玩具を多数取り扱っているそう。その数は何と500種類以上!

「この棚は、水に浮かべて遊べる小物玩具のコーナー。生き物を中心にさまざまな種類がありますよ。色の展開も多くて、1個からでも購入できます」

お祭りで欠かせない出し物、人形すくいに使うおもちゃですね。25円、40円と低単価なのも小物玩具の魅力。お子さんがお小遣いで買える金額なのがうれしい限りです。

おお、君こんなところに居たのか! 水にチャプチャプ浮かべて遊べるアヒルの浮き人形がありました。

この、通称「アヒル隊長」は人気のアイテムですが、「どこで買えばいいのか分からなかった」と思っていた人もきっといるはず。ここなら卸商品を大量購入できるので、憧れの「アヒルの大群風呂」が実現できます。お子さんがいるご家庭は、ビニールプールに浮かべても楽しそうですね!

「お客様は得意先の業者さんのほか、保育園や幼稚園の先生、町内会の役員の方、イベントやお祭りの主催者の方などいろいろ。『子ども客向けのサービス商品に』と、飲食店や美容院といったお店の方にもご利用いただいています」

一般の駄菓子屋と大きく違う点は、お客さんのほとんどが大人であること。それも卸売店ならではでしょうか。

「大人も駄菓子を選ぶ時は真剣そのもの。商品を一緒に見ながら、子どもの頃の思い出話に花が咲くこともあります。駄菓子やおもちゃは、大人を一瞬で童心にかえすアイテム。世代を超えてワクワクしてもらえる場所だと思います」

「お客さんとの交流が楽しい!」と笑う小田さん。続けて「親子での来店も大歓迎。お子さんと一緒に選ぶとよりおもしろいですよ」と話してくれました。

店主はバルーンアーティスト! 駄菓子と風船でみんなを笑顔に。

小田さんがライトで照らしているのは、まさに「光るおもちゃ」のコーナー。こちらも1個10円から100円単位で購入できます。

どれもお手頃価格ですが、逆に値段の高い商品ってどんなものがありますか?

「この『バスケットゴール』でしょうか。小さい子向けの130センチサイズなのですが、こちらは1000円程度ですね」

これもお子さんがお小遣いを貯めて買える金額ですね。大人の財布にも優しい。

「紙風船や笛、お面などの『懐かし系おもちゃ』も取り扱っているので、希望商品があればぜひ相談してくださいね」

写真は水で膨らむおもちゃの数々。変化を楽しめるおもちゃはお子さんへのプレゼントにも喜ばれるはず! 

小田さんは、元々天神町で営業していた『三宅玩具』の事業を引き継ぎ、2021年1月に今の場所に移転オープンさせました。

実は前のオーナー、2020年12月でお店を閉める予定だったそうです。

「知り合いから、『このまま閉めるのは勿体ないので、後継者を探しているのだけど…やってみない?』と言われたんです」

前のオーナーと面識はなく、お店を経営したこともなかった小田さん。それでも、このお店を無くしちゃいけないと直感的に思い、「私がやる」とすぐに返事をしたそうです。

「ちょうど子育てもひと段落して、本業の方向性を模索していた時期でした。新しいことに挑戦するタイミングとしてはよかったのかな」

実は小田さん、本業はバルーンアーティスト。ギフト用のバルーンアイテムの制作や、イベントでバルーンを使ったパフォーマンスを披露するなど、多方面で活躍しています。

その道18年のキャリアを持ち、個性豊かな作品を多数生み出してきました。バルーンもイベントやお祭りと縁の深い仕事なので、『三宅玩具』の前オーナーも安心してお店を任せてくれたそうです。

こちらは小田さんの手掛けた「バルーンフラワー」。あれ、ぜんぜん風船っぽくない? と驚いた人は団長Mだけではないはず!

これは膨らませていない風船をアレンジして作るバルーンアートの一種。金属や貝のように見える硬質的な質感と独特のツヤがあって、とってもオシャレ! 美しいまま長持ちするのも魅力です。

こちらは細長いバルーンを絡み合わせた「バルーンドレス」。バルーンを自由自在に操る魔術師、小田さんのテクニックとセンスが爆発しちゃってます。

こちらは「身に着けられるバルーン」として、ウエディングやイベント、ディスプレイで評判を集めています。着ても飾っても可愛いですが、着た後ってどうなるんですか?

「膨らませたバルーンなので時間が経つと萎みますが、割とそのままに近い形で残ります。人形のお洋服のような感覚で、思い出のアイテムとして飾っておくこともできますよ」

時間が経っても楽しめるバルーンアートなんて素晴らしいですね!

駄菓子は、地域の輪を広げるコミュニケーションツール!?

バルーンアーティストとして、「おもてなしの精神」を大切にしている小田さん。

「バルーンアートはどんな場所でも作品を作れますし、人の集まる場所ならどこでもパフォーマンスを披露できます。いつでもどこでも、みんなを驚かせたり楽しませたりできるのがバルーンアートのよさ。人との会話や笑顔を生む、コミュニケーションツールになるんです」

そういう意味では、駄菓子とも共通点があるのかも!

小田さんは、駄菓子もコミュニケーションツールの一つだと考えているそうです。

こちらは昭和のロングセラーから最新の商品までそろう駄菓子コーナー。『みやけがんぐ』は常時100種類以上の駄菓子を販売しています。

「昔は子どもたちが駄菓子屋に集まり、自分で一生懸命選んでお菓子を買っていました。お金の使い方や社会のルール、人との交流など、駄菓子屋を通じて学べることはたくさんあったと思います」

小田さんは、そんな駄菓子屋の文化をなくさないための活動にも取り組んでいます。

その名も『小学校区にひとつ駄菓子屋参上! プロジェクト』。

「すべての小学校区に駄菓子屋さんを作りたいんです。駄菓子屋は子どもたちのオアシスであり、子どもと大人、地域をつなぐコミュニティスペース。そんな場づくりに賛同してくれる方を募集しています。副業や定年退職された方、自分のお店に駄菓子コーナーを設けてくれるという自営業の方も大歓迎ですよ」

小田さんは「駄菓子を通じて子どもの居場所が一つでも増えるように」と願っています。まだ始まったばかりのプロジェクトですが、とても素敵ですね! こうした取り組みから子どもたちの未来や、街の魅力が築かれていくのかもしれません。

最後に、懐かしの「梅ジャムせんべい」の復刻版を発見~! 「せんべい自体がまず旨い!」と小田さんも太鼓判を押す注目商品です。

このほかにもスーパーでは見かけないレアな駄菓子があり、箱単位で大人買いしやすいのも卸問屋ならではの魅力!

おもてなし精神を大切にする店主との会話も楽しい『みやけがんぐ』。景品やギフトはもちろん、時には自分のために駄菓子&おもちゃをじっくり選んでみませんか?

Information

Information
みやけがんぐ
住所
岡山市北区大供1-2-23 あかつきビル102 [MAP]
電話番号
086-226-1061
営業時間
10:30~16:00
休み
土・日曜、祝日
駐車場
なし
HP
http://www.miyake-toy.com/

※バルーンアトリエ「WHEE!(ウィー)」
http://www.balloonwhee.com/

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