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編集者にまかせてちょ~査団スペシャル

《岡山市/DING DONG DANG》【岡山のおもしろ自販機・ちょ~査団】vol.4 何が出るかはお楽しみ? 住宅街の雑貨ショップが仕掛ける「セレクト自販機」を発見! 【PR】

気になる岡山の街ネタ調べます!まかせてちょ~査団スペシャル

  • 情報掲載日:2021.08.28
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

Mission_83/ハートをくすぐる雑貨アイテムと、売り切れ必至の「自販機スイーツ」を調査せよ!

閑静な住宅地に登場した、オシャレな自販機の中身とは?

街中の至るところに置かれている自動販売機。

ドリンクやタバコなどが一般的ですが、それ以外にもちょっと意外な物を取り扱う自販機や一風変わった機能を持つ自販機があり、巷で密かな話題を集めています。

なかには「何だコレ!?」と思わず足を止めてしまうほどの「珍自販機」も。

そこで『まかせてちょ~査団スペシャル』では、「岡山のおもしろ自販機・ちょ~査団」と題して、岡山のユニークな自動販売機をシリーズでご紹介します。

人と接触せず、好きな時に買い物ができる自動販売機は、コロナ時代に適した販売ツールとしてニーズが高まっているそうです。

巷には「変わり種」の自販機が続々と登場していますが、以前からあった珍しい自販機がここへきて再注目されている、というケースも少なくありません。

過去に紹介したうどん&そばのレトロ自販機や、『石上布都魂神社(いそのかみふつみたまじんじゃ)』の御朱印自販機などもそのひとつ。

そして今回ご紹介するのも、2019年に設置されてから口コミで人気が広がっている自販機です。

噂によると、缶ジュースならぬ「瓶スイーツ」を扱っているそうで、設置後わずか30分で完売したこともあるという爆売れっぷりなのだとか。しかも、商品のラインナップはスイーツだけに留まらないとのこと。

一体どんな自販機なのでしょう?

百聞は一見にしかず。私こと『まかせてちょ~査団』の団長M、さっそく噂の自販機が置かれているという住宅地に訪れました!

場所は国道2号線の『倉田交差点』から、クルマで3分ほど南に下った先の閑静な住宅地。通り沿いの一角に、例の自動販売機を発見しましたよ。

おおっ、本体からしていきなり可愛い! 草木や花をモチーフにしたボタニカルなデザインがとってもオシャレですね。大胆なプリントながら落ち着いた色柄で、ちょっと大人の雰囲気が漂います。これだけでテンションが上がっちゃいますね。

隣には木の看板がありますが、矢印の差す敷地の奥には、お店らしき建物がありました。

カントリー調のナチュラルな店構え。入口のデッキにはアンティーク品や小物がラフに飾られていて、心くすぐられる可愛いアイテムがたくさんありそうな予感がします…!

おそらく雑貨好きならピン!とくるであろうこのお店は、オープンして30年近く経つ人気雑貨店の『DING DONG DANG(ディンドンダン)』。

2019年からドリンク、雑貨、スイーツを販売する自販機を設置しているのだそうですよ。

店内の商品も気になるところですが、まずは自販機のアイテムからチェックしてみましょう。

何が出るかはお楽しみ! 自販機でハンドメイド雑貨が買えちゃうお店。

自販機のタイプはスタンダードな飲料用ですが、その中には雑貨屋らしいセンスあふれる商品が並んでいました。

上段には、手書き風デザインの缶入りボトル150円が5~6種類。こんな可愛くてオシャレなパッケージのドリンク、コンビニやスーパーで見かけたことないかも!? 飲み物なのに、まるで洋服やお気に入りの雑貨を選んでいるみたいなワクワク感がありますね。

その横にある瓶入りの商品にも目を奪われました。中身は顔がデザインされた布小物かな? それともマスコット? ケース内の張り紙には「自販機でおかっぱ、何か出てくるのかお楽しみ」というメッセージが。

切ない表情を浮かべるのみで、多くを語らない謎の商品「おかっぱ」。その正体がかなり気になるので、ひとまず買ってみることに。

コインを800円投入し、勢いよくボタンをプッシュ! 出てきたのがこちらの「おかっぱ」ちゃん。髭が生えているということはおじさんキャラなのか?

「『おかっぱ』は作家さんのハンドメイド巾着で、すべて1点物なんですよ」。

そう答えてくれたのはオーナーの井上さん。なるほど、巾着なんですね。店内にある「おかっぱ」たちも見せてくださいました。

お店に置かれた丸いフォルムの巾着もそれぞれにキャラクターがあり、見るだけでホッと心が和みます。手作りならではの味わいがあって素敵です!

ところで井上さん、なぜ自販機を置くことにしたのですか?

「この自販機は看板の代わりで、奥にある店舗が分かりやすいようにと設置しました」。

確かにお店の目印になっていますね。飲料用自販機なのに雑貨を売っているのが面白い!

「下段は子ども向けのジュース類、中段には特製スイーツなどの食品、上段にはお店のアイテムを並べています。雑貨はハンカチやマスク、巾着など扱う商品もさまざまですね」。

お店のアイテムは井上さんのセレクト次第で不定期に変更されるそう。ということは、次に行っても同じものが買えるとは限らないのですね。

「デザインやアイテムはその時のお楽しみ。いろいろな商品に出合える面白さを感じてもらえればうれしいです」。

みんなの「好き」が詰まった、心ときめく店内。宝探し気分でお買い物。

『DING DONG DANG』は、オーナーの井上さんが選んだハンドメイド雑貨やナチュラル雑貨、ファッション小物、アンティーク品などを扱っています。

店内には、目移りするほどたくさんの雑貨があふれていました!

文具、人形、服、食器、アクセサリー、ドライフラワーにかごバッグなど、数え上げればキリがないほどのアイテム数。

ジャンルも実に多彩で、ラフなディスプレイがまるでおもちゃ箱のよう。商品を見れば見るほど、物欲があふれ出すこと間違いなし!

入口には自販機に並んでいた缶飲料の別バージョンもありました。このデザイン、思わず集めたくなっちゃいますね。

「このドリンクは清涼飲料メーカー『KIRIN』の『moogy(ムーギー)』という缶飲料で、ネットを中心に販売しているブレンド麦茶なんです」。

パッケージデザインはもちろん、生姜や黒豆をブレンドした健康志向の素材もポイント。毎日の気分を上げてくれるようなオシャレさで、ちょっとしたギフトにもなりそうですね。

まさに雑貨屋さんの自販機にぴったりの商品です!

窓際に並んだガラスの器がとってもきれい。草花やドライフラワーを飾っても映えますね。

いろんなコスチュームに扮したカエルのマスコット。コレクションしているファンもいるそうですよ。

店内には、テディベアや大きな瞳の「ブライス」シリーズなど、貴重なアンティークドールもありました。人形好きな井上さんのセンスが光るディスプレイも楽しめます。

360度、どこを見ても可愛いものだらけ。ここでは紹介しきれないアイテムが本当にたくさんあるんです!

井上さんが「本当に好き」と思うものだけを集めた店内は、雑貨好きの心をときめかせてくれるパラダイスのような空間。自販機につられて入ったら最後、出られなくなること必至です。

大人気の「瓶入りプリン」を買いに再訪。自販機スイーツでおやつタイム♪

センスあふれる雑貨に囲まれ、物欲が刺激されまくった団長M。入店からすでに数十分が経過。

『moogy(ムーギー)』とおかっぱ巾着、トートバック、そして、何気に充実しているスパイスカレーをお買い上げしました! 店内には調味料や紅茶、お菓子といった食品もありましたよ。

あれ、食べ物といえば何か忘れているような…。

…いかん、噂の「自販機スイーツ」について調査せねば! 井上さん、人気の瓶スイーツがあると聞いたのですが?

「はい。マカロンやプリンなどのスイーツを店内や自販機で販売しています。瓶入りプリンは自販機を設置した当初からぜひ入れたいと思っていました。とにかく食べてほしい、自慢の一品です」。

特製プリンは、月に数日だけ販売される看板商品。地元岡山のイベントで人気のお菓子作家さんが作ったお店のオリジナルで、井上さんの希望もとり入れたこだわりの味だそうです。

ちょうどこの日は販売日に当たらず、プリンはありませんでした。

プリンを諦めきれない団長M。販売日を確認して、再び『DING DONG DANG』を訪れました。

ショーケースに品物は入っていませんが、「販売中」の文字にひと安心。売り切れていませんように…!

無事買えました! 瓶入りのプリンって高級感があって、シンプルなのになぜかオシャレに見えますね。早速家に帰って、ひんやり感が残っているうちに味わいたいと思います。

瓶の口までたっぷり入ったプリンは、とろけるような極上の柔らかさ。バニラビーンズの風味となめらかな口当たりがおいしく、濃厚なカラメルがちょうどよいアクセントになっています。丁寧に作られた上質なプリンの味わいで、これが自販機で300円とは驚くばかり。値段以上の満足感ですよ!

「瓶入りケーキのような新スイーツも企画しています。ここだけの商品や珍しい雑貨で、お客さんに喜んでもらえたら」と井上さん。自販機を管理する上での大変な一面も明かしてくれました。

「自販機用の商品を選ぶのが難しいんです。ちゃんと落ちるように重さや形状を工夫する必要がありますし、商品を詰まらせてしまい高い修理代がかかったこともありました。最近は、自販機に何を入れるか常に悩んでいる気がします(笑)」。

とはいえオリジナルスイーツまで作っちゃうなんて、井上さんも自販機という新たなツールを楽しんでいるように見えますよ!

住宅街の可愛い雑貨店が仕掛けた、オリジナリティあふれる自動販売機。「雑貨店に入りにくいと感じる男性客も気軽に買ってほしい」と井上さんがおっしゃるように、雑貨店の魅力を幅広い層に伝えるきっかけになりそうですね。

暮らしをちょっと楽しくしてくれるモノとの出合いを見つけに、ぜひ足を運んでみてはいかがですか?

Information

Information
DING DONG DANG(ディンドンダン)
住所
岡山市中区江崎113-3 [MAP]
電話番号
090-5372-5122
営業時間
10:00~16:00 ※土・日曜、祝日は10:00~15:00
休み
不定 ※営業日時はHPのカレンダーやSNSの情報を確認のこと
駐車場
5台
HP
https://www.dingdongdang.org/

<消費税率の変更にともなう表記価格についてのご注意>
※掲載の情報は、掲載開始(取材・原稿作成)時点のものです。状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、利用前には必ずご確認ください
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