岡山ものづくり物語 株式会社 丸五
岡山発の魅力的なアイテムを集めた、イオンモール岡山5階の『ハレマチ特区365』。
そこで販売されるアイテムが生まれた現場を訪ねます。
まるで素足のように、心地よく。毎日履きたくなる「たびりら」。
※生地の仕様は予告なく変更する場合がございます。
※柄の出方には、手作り商品のため個体差がございます。
大正8(1919)年創業。4年後には創業100年を迎える倉敷市の老舗地下足袋メーカー『丸五』。創業以来、代表的商品である地下足袋をはじめ、現在では安全スニーカーや各種作業用シューズ、長靴、手袋などのワークグッズ全般を製造販売している。中でも、祭用地下足袋のシェアは日本一なのだとか。そんなプロ仕様のアイテムで名をはせる『丸五』が、2014年に普段使いの靴として開発したのがこの「たびりら」だ。
当製品誕生のきっかけは、地下足袋マニアの、ひとりのフランス人男性からの要望だったという。まるではだしのような開放感があり軽い『丸五』の地下足袋を、ブーツのように洋服と合わせて愛用していた彼。地下足袋好きが高じて『丸五』に連絡を取り、フランスで販売するほどになっていた彼の要望で、まずは2009年にファッション性の高いカラフルな地下足袋を作ってみることに。「ASSABOOTS」と名付けられたその地下足袋は先行販売の地・フランスで好評を博し、2011年より日本でも発売することとなった。
ただ、日本人の一般消費者にとっては、いくらカラフルでも地下足袋はとび職をはじめ作業用という認識が強く、日常のファッションアイテムとして取りいれるには抵抗感がぬぐえない。そこで履きやすいよう、足袋の足首からふくらはぎにある留め具「馳」をなくし、素足でリラックスして履けるシューズへと改良。素足が中で滑らないように底敷きには凹凸がある刺し子生地を使う工夫もした。そうしていよいよ2014年夏から、「足袋」との「旅」で、「リラ」ックスしてほしいという思いを込めて「たびりら」と名付け、テスト販売をスタート。その後、新たな色柄を増やし2015年冬より正式販売開始した。
素足のように軽く、履き心地もいい点にひかれ、一度試し履きをすると購入に結び付く人が多い。しかもほぼ毎日履いてしまうというヘビーユーザーが続出。履き心地を体感、また購入するなら『ハレマチ特区365』へ。
「メイド・イン・クラシキ」にこだわり、「たびりら」は倉敷の自社工場で製造。生地によって力加減を変えるというつま先の「吊りこみ」作業をはじめ、熟練の技術を要する作業だ
ハレマチ特区365 どこで販売?
株式会社 丸五
大正8年に地下足袋メーカーとして創業。さまざまな現場、あらゆる職域に特化したプロ仕様の靴をはじめ、手がけた製品は全国で販売されている。
Information
株式会社 丸五
- 住所
- 倉敷市茶屋町1680 [MAP]
- 電話番号
- 086-428-0230
- HP
- http://www.marugo.ne.jp/
ハレマチ特区365
Information
ハレマチ特区365
- 住所
- 岡山市北区下石井1-2-1 イオンモール岡山5階
- 電話番号
- 086-206-7204
- 営業時間
- 10:00~21:00
- 休み
- なし
- 駐車場
- 約2500台(共同)
- HP
- https://hare365.com/