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独断の3選!

《サイドメニューもおいしいラーメン店》頼まずにはいられない! 麺好きを虜にする「焼きめし・から揚げ・ギョーザ」の名店3軒を紹介。【PR】

大盛りアニキ&バリカタ姐さんの岡山ラーメンエクスプローラーズ

  • 情報掲載日:2022.05.05
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

「岡山ラーメン★エクスプローラーズ」が大復活。

ラーメンが大好きな大盛りアニキとバリカタ姐さんがコンビを結成。毎月気になるテーマを掲げ、無理やり独断で3選します! そして再び岡山のラーメン界に参戦!←ダジャレ

アニキがチョイスし、姐さんがお店に突撃取材! 選びますとも、行きますとも、聴きますとも!

店主やスタッフが普段は話さないようなことをインタビューで引き出して、岡山のラーメンのさらなる魅力に迫ります!

《連載第31回》今回のテーマは「サイドメニューもおいしいラーメン店」

みなさんお元気ですか?大盛りアニキです。

今回のテーマは、ラーメン店のサイドメニューです。

近ごろのラーメン店、実に多種多彩なラーメンメニューを開発されていますよね。

もちろん、「ウチはメインのラーメンだけじゃ!」という直球勝負な店舗もあるんですが、ラーメンファンの層も広くなり、「選択の幅を広げることで、お店の人気度アップやリピート拡大につなげよう」というお店も多いように思います。

食べるときに気づいて、「次は、こっちのメニューを食べにきたい」とか思えるし。

そんななか、今回注目したのは、ラーメンではなくサイドメニューです。

正直、ワタクシは若い頃から、ラーメン店ではラーメンしか注文しないタイプでした。それも大体はデフォのラーメン。うわ、なんかめんどくさそうな客ですよね? ラーメンに一家言あるおっさんか?!

でも別に、変な思想やこだわりがあったわけではないんです。「ラーメン店ではラーメンのみを食べて帰る」というだけで。「自分のなかでのストロングスタイルを貫いていた」とか、そんな大げさな話でもないんですけど。

とにかく「ラーメン」というメニューが好きなので、わき目もふらずにラーメン一筋。おなじお腹いっぱいに食べたいならサイドメニューではなく、ラーメン大盛りにするとか、替え玉を頼むとか…。なんせワタクシ、大盛りアニキなのでな。

ところが最近はそのあたりが変わってきたんです。「ラーメンと一緒に食べる○○」という楽しみを知ったというか。むしろ、なんで今まで知らなかったんだよと! 最近はお得なセットメニューも多いじゃないですか。これまでそれをスルーしてきた自分を恥じましたよ。

以来、新しい世界が目の前に開けた気がいたしました。目前に光が差し、美しい讃美歌のメロディが響き、パトラッシュとともに空に昇っていくイメージです(天に召されてるよ!)。

ということで今回はラーメン店で、サイドメニューも人気のお店を3選してみました。バラエティ豊かな個性派メニューもいいんですが、ワタクシの中で王道だと勝手に思っている「焼きめし(チャーハン)」「から揚げ」「ギョーザ」の3品に振り切って。いずれも奥が深い!

とはいえ、自分の乏しい知識&経験では心もとなかったので、詳しそうな皆さん(タウン情報おかやまの編集スタッフとか、ラーメン学会のK会長とか)にもご意見をお伺いしました。

そんなこんなで、今回もきっとお腹いっぱいになるはず。それでは姐さん、行ってらっしゃい!

はーい! 現場のバリカタ姐さんです。

今回はちょっとスピンオフ的なテーマとして、ラーメン店の名物焼きめし・から揚げ・ギョーザをメインに、ラーメンとのペアリングも楽しみつつお届けします。ラーメンの味わい方がさらに広がりそうな予感…。それでは早速行ってみよー!

のんきぼう(焼きめし)

世代交代後も変わらぬ旨さ。絶品「焼きめし」を味わえる、総社の穴場的ラーメン店。

総社市街地に店を構え、44年前から総社っ子に愛されている『のんきぼう』は、客の7割以上が注文するという「焼きめし」が名物メニュー。

地元ではソウルフードと呼ばれるほどの人気だそうで、ラーメンファンにとっても見のがせないお店です。

元々はJR総社駅前にあり、今の県道421号線沿い「市役所南交差点」の近くに移転しました。

2021年には長年鍋を振るってきた初代のご主人が引退し、縁あって現店主の坂手さんが暖簾を受け継ぐことになりました。

総社市出身の坂手さんもまた、ここの焼きめし&ラーメンの味に親しんだひとり。岡山県内のラーメン店で積んだ経験を生かし、お店独自の味をイチから教わったそうです。

店内は昔ながらの食堂といった雰囲気で、カウンター上のおしながきが味わいたっぷり。世代交代後も常連客が絶えず訪れるそうで、入口には前店主からの感謝のメッセージが張り出されていました。地域密着店ならではの温かさを感じます!

「変わらない味だね、って言われるのが一番うれしいです」と話す坂手さん。名店の味を継承するのは大変そうですね。

「まず、自分のやってきたラーメンの作り方とは違いました。レシピらしいレシピもないので、前店主の教えてくれる味付けや火加減も『これくらい』って感じで見せてもらうんです。『それって、どれくらい?』って心の中で思いながら(笑)」。

マニュアルやデータではなく、感覚で作り上げてきたおいしさなんですね。

「そうなんです。食べ比べて、味の違いを分析しながら、半年近くかけて覚えました」。

一粒ひと粒に旨みとコクをまとわせた焼きめしと、昔ながらのラーメンを堪能。

味や具材のバリエーションが豊富で、持ち帰りもOKな『のんきぼう』。焼きめしが評判なだけに、ラーメンやほかの麺類、炒め物にも焼きめしを付けるお客さんが多いそうです。

カレー焼きめしや、「火薬」「爆発」というハードな名のついた辛系ラーメンもかなり気になりますが、まずは定番同士の「焼きめし+しょうゆラーメン」のセット950円をいただきます!

いかにも中華らしい器に盛られた「焼きめし」が登場しました! ご飯はやや茶色でツヤがあり、大き目に切った野菜と玉子、細切れチャーシューが入ったシンプルな見た目。食べてみると優しい甘辛さを感じます。味付けにはラーメンのカエシも使っているそうで、ほどよい塩加減と素材の甘み、コクが口いっぱいに広がります。

一粒ひと粒を油と旨みでしっとりコーティングさせながら、炒め具合はパラパラっとした軽い食感。そこに加わるタマネギのシャキシャキした歯ざわりも絶妙! いたって素朴なのに、不思議と離れがたいおいしさがありますね。

一方、ラーメンも実にシンプルで、豚骨をメインに鶏ガラを重ねたスープが基本。そこにしょうゆやみそ、カレーなど、それぞれの風味を加えて旨みを出した、昔ながらの懐かしい味わいです。

ほかのラーメンメニューも気になり、「のんきラーメン」800円もお願いしてみました。

「のんきラーメン」は、炒め野菜や玉子などの具材がたっぷりのあんかけラーメン。トロッとしたあんとスープが中細麺にしっかりと絡み、麺をすする度にトロみと旨みが口の中へ。「しょうゆラーメン」同様にほんのり甘辛く、後口はあっさりとした飲みやすさで大満足!

坂手さんは、「2代目という立場にプレッシャーもありますが、自分なりの創意工夫も重ねつつ味を守っていきたい」と話してくれました。

旨みを感じる名物焼きめし。ぜひ、好みのラーメンとの合わせ技を楽しんでみてください!

ベトコンラーメン 倉敷新京(から揚げ)

スタミナ系ラーメンの名店が復活。ビッグサイズの「鶏から揚げ」も旨い!

次は倉敷市茶屋町エリアにある『ベトコンラーメン倉敷新京』。創業から40年近い歴史があり、ゴロゴロと入った粒ニンニクとトウガラシのパンチが効いた「ベトコンラーメン」を岡山の地に定着させた人気店です。

元々は、愛知県の『ベトコンラーメン新京本店』で修業した初代店主が暖簾分けでオープンしたお店。その後2代目へと引き継がれ、行列のできる店としてラーメンファンからも一目置かれる存在になりました。

しかし、2020年に発生した火災によって店舗が全焼。休業を余儀なくされたものの、地元企業やファンの協力もあって、2022年2月に見事復活を果たしました。建物が新しくなり、同じ場所で営業を続けています。

現在は、再建支援にひと役買った地元企業『オーユーシステム』に勤めていた立石さんが新店長になり、前店長の赤木さんも厨房に立ちながら、指導役としてスタッフに『ベトコン』の味を継いでいます。

入口の食券機には定番の「ベトコンラーメン」850円、野菜の量がたっぷりの「国士無双」980円のメニューボタンが並んでいました。

どちらもニンニク・トウガラシ抜きが選べて、「国士無双」はハーフサイズも注文できるそうです。知らなかった! 今後は新しいメニューが加わる予定もあるとか。

「長年のお客様にも喜んでもらえるように、今までと変わらぬ味を守っています」。(店長・立石さん)

ニンニクたっぷり、スタミナたっぷりのラーメンは、疲れた時のパワーチャージにもってこいですよね~。

実はこちらのお店、独自性のあるラーメンだけではなく「から揚げ」も個性があっておいしいんですよ!

サクサク衣とジューシーな鶏肉。ラーメンと相性抜群の「2大から揚げ」を実食。

今回は老若男女に支持される王道の「ベトコンラーメン」850円と、噂の「鶏から揚げ」950円をオーダー。

まず運ばれてきたのは、マスクより大きい(かもしれない)3個の「鶏から揚げ」。トンカツと見紛うほどのデカさに驚きますが、何とこれが1人前なのだとか!

「レモンやスパイスで味の変化を楽しみながら食べるのがおすすめ。レタスを巻いて食べてもおいしいですよ」。

溶き卵をたっぷりと付けて揚げているので、衣の外はサクサクで内側はふわっと柔らかく、鶏肉は旨みが閉じ込められたジューシーな食感。衣にも味が付いていて、ペロッと食べてしまうお客さんも多いのだとか。

後ろのひと皿は、立石店長いち推しの「ゲソから揚げ」850円。

こちらも外はカリッとして中身は柔らかい歯ごたえ。「鶏から揚げ」より衣は軽めで、ラーメンとも好相性。お客さんのリピート率が高いメニューなのだそうです。

そして「ベトコンラーメン」は、以前と変わらない味に大満足。油でじっくり揚げたニンニクとニラ、モヤシ、豚肉の具材に中細麺が入り、スープは豚骨だしにブレンドした醤油やトウガラシを加えて味を整えています。

スープにもニンニクの風味が溶け込み、旨みとピリ辛さの相乗効果で食欲がどんどん増幅。ハフハフと汗をかきながら、夢中で旨みを追いかける感じがたまりません!

「ニンニクが多い割にスープは意外とあっさりしていて、ほかにはない味わいのラーメンだと思います。ほどよい辛さがあるので、から揚げやライスも進みます!」

復活後はお客さんが殺到し、その人気ぶりも話題となった新生『ベトコンラーメン倉敷新京』。変わらぬ味に若いスタッフの活気が加わり、ますます元気をもらえるお店になりました。

旭川味噌ラーメンばんから 桃太郎大通り店(ギョーザ)

『岡山餃子製作所』の絶品ギョーザと、東京発の人気みそラーメンがコラボ!

JR岡山駅から桃太郎大通り沿いを歩いて5分ほど、『岡山ワシントンホテルプラザ』の1階に「ラーメン×ギョーザ」の2大看板を掲げるお店があります。

こちらは岡山発の人気ギョーザ専門店『岡山餃子製作所』が、東京発の人気みそラーメン専門チェーン『旭川味噌ラーメン ばんから』とコラボしたハイブリッドなスタイル。『ばんから』は2021年5月にスタートとあって、桃太郎大通りの新風として注目を集めています。

店構えはどこか懐かしく活気あふれる雰囲気で、仕事帰りについ吸い寄せられてしまいそうなムードが満点!

右手にはギョーザをテイクアウトできる小窓があり、帰宅途中のサラリーマンや学生、ホテルから出てきた県外客が立ち寄ってテイクアウトする姿もちらほらと見えました。

街のスタンド的な感覚で、気軽にお腹を満たせるのがうれしいですね!

店内にはカウンターとテーブル席があり、フロアは1階と2階に分かれています。一見「混んでるかな?」と思いきや、実は2階席が空いているというパターンも。

「店内の賑わいぶりを外から見て、『いっぱいかな?』とあきらめて行っちゃう方もいるんです」と残念がる店長。それはもったいない! ちょうどテイクアウト用の小窓もあるので、お店の方に席の空き状況を確認するのがおすすめです。

メニューは濃厚なみそラーメンや10種以上のオリジナルギョーザ、飲みのアテにつまみたい一品料理と、バラエティ豊富なラインナップで迎えてくれます。

その中でも、好みのラーメン+4種の定番ギョーザから好きな味を選べる「餃子ライスセット」(+330円)がおすすめだそうで、ボリューム満点ながら価格はリーズナブル。

夕方早めの時間に飛び込めば、「ハッピーアワー」の半額サービスというご褒美もありますよ~!

薄皮パリッ、野菜たっぷりの岡山ギョーザ。ラーメンの野菜増しはなんと無料!

『岡山餃子製作所』の名物といえば、岡山産の黄ニラやパクチーが入った地産地消のオリジナルギョーザ。今回はセットメニューでも選べる黄ニラ入り「岡山餃子」7個330円をオーダー。

今回は特別に「岡山野菜餃子」7個290円もご用意いただきました!

「ジュワ~ッ!!」とギョーザの焼ける音が店内にスパークすると、食欲もいよいよマックスに。やや小ぶりで食べやすいサイズのギョーザは、いろいろな味を試したい時にぴったり。熱いうちにいただきま~す!

噛むと薄皮がパリッと軽く、大きめに切った黄ニラや野菜のシャキッとした食感が楽しめます。ジューシーな肉汁と野菜の風味が絡み合い、香ばしいながらも、あっさりとした美味しさに何個でもいけちゃいそう。

間もなく『ばんから』の代表的メニュー「ぶたみそ」1100円が到着。 

こちらは具材が豪快に盛られた「野菜増し」バージョンで、何と無料で「野菜増し」にできちゃうんです。「野菜増し増し」のガチ盛りでも165円。太っ腹すぎるお店のサービス精神に感謝しながらいただきます!

スープは複合的なダシと特製タレ、みそや野菜の風味が効いた濃厚な仕上がりで、まろやかな甘みとコクが後を引きます。一杯ずつ温めるアツアツのスープに、甘辛く煮た豚バラ肉や中太の低加水麺が絡みあい、独特の風味ながら最後まで飽きない美味しさ。

そのほか、ピリ辛の「辛ねぎ味噌」やクリーミイな「味噌バターコーン」、「ぶたみそ」のスペシャル版もあり、みそラーメンとさまざまな具材とのコンビが選べます。

個性豊かなラーメン×ギョーザとの鉄板コラボで、たっぷり野菜を摂取できちゃうのもありがたし。がっつりメシ、ちょい飲み、テイクアウトと、自由な楽しみ方が叶うお店です!

まとめ

いかがでしたか? 主役のラーメンに隠れてなかなか語られる機会の少ないサイドメニュー。専門店との最強コラボも体験し、ラーメンとセットで味わってこその美味しさがあるのを実感しました。

ラーメン店の麺以外の名物メニュー、探せばまだまだありそうですね!

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