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あのパンのとりこ

《倉敷市玉島/あるてふぁっと》日本人のDNAに訴えかけるみその味わい。食いしん坊が作る、唯一無二の和クリームパン!【PR】

~指名買いしたい岡山の惚れパン~ あのパンのとりこ♥

  • 情報掲載日:2018.10.28
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

朝ごはんに、おやつに、食事に添えて…まいにちのいろんなシーンで登場する「パン」。岡山にもたくさんのパン屋さんがあり、「この店のこのパンが好き!」という自分だけのお気に入りがある人も多いのでは? パンに恋したTJ女性スタッフが、とっておきの「惚れパン」を心ゆくまで語ります!

[ナビゲーター]しょこ
TJスタッフ暦10年目のアラサー女子。パンを買いに行くために遠征し、自分でも家で焼くほどのパン好き。朝ごはんは必ずパンと決めており、なかでも一番好きなのはベーグル! 現在、パンシェルジュの資格を取るための勉強中。子どものころの将来の夢は、パン職人の旦那さんと結婚すること。

今月のテーマ

14♥パンめ  『手作りパン あるてふぁっと』の「みそぱん」

クリームパンの中身といえば、やっぱりカスタードクリームが代表格。派生バージョンとして、生クリーム、チョコレートクリーム、コーヒークリーム、季節のフルーツを使ったものなどもみられます。今回は前回に引き続き、さらなる変り種のクリームパンを紹介したいと思います。それは、なんとパンの上にクリームをたっぷりとのせて焼き上げたひと品。しかもそのクリームにはみんな大好きな「あの」調味料が使われているんです! さて、その正体とは…?

ここで、答え合わせついでにうんちくをひとつ。海外からの帰国者を対象とした「日本に帰ったら一番に食べたい和食」アンケートでは、「みそ汁」がつねに上位にランクインするそう。また、戦国時代には各地の武将が兵の携帯食料として「みそ玉」(今でいうインスタントみそ汁ですね)を活用しており、健康を保つのに大きな役割を果たしていたとか。みその味は私たちにとってはDNAレベルで刷り込まれているのかもしれませんね。余談ですが、私個人的にはラーメンはみそラーメンが一番好きです。もうおわかりですね、今回登場するのは「みそ」のクリームパンなんです!

写真1

ぱっと見は正統派の日本家屋のたたずまい。港町の風情が残る玉島の空気感によく似合っています。『あるてふぁっと』さんは、倉敷市玉島で江戸時代後期より約200年もの歴史を誇るみそとしょうゆの醸造所『玉島味噌醤油』が営むパン店。もともとおしょうゆ屋さんだったスペースで奥さまがパン教室をスタートし、それが好評だったためパンの販売も始めたそうなんです。印象的な店名『あるてふぁっと』とは、ポルトガル語で「手作り」という意味だとか。「お客さんの口に入るものだから、きちんと手作りで安心できるものだけを届けたい」というハートの表れなんでしょうね。

写真2

で、肝心の「みそぱん」145円がこちら! ゴマたっぷりのみそ入り生地に、甘いみそクリームをのせてこんがり焼き上げた「Wみそ」が特徴のひと品。焦げたみその香ばしい香りと風味が、切々と私の食欲に訴えかけてきます。パン生地そのものは柔らかめでかむほどにじんわりとやさしい甘さ。そこにぴったりのみそクリームは独特のあまじょっぱさがあり、たまらなく滋味深い味わいをかもし出しています。派手さはないけど、素朴でいつもそばにあってほしいような存在のパンではないでしょうか。15年以上もの間一番人気を誇っているという、長きにわたってファンに愛されるひと品なんですって。いわゆる「正統派」ではないんですが、これもひとつの「クリーム」パンでしょう! 奥さまいわく、「焼きたてもいいけど、冷めて表面がサクサクになったのもまたおいしい!」とのこと。食べること、おいしいものが大好きでパンづくりをはじめたという奥さまらしいお言葉ですね。

写真3

毎日20種類ほどと数は少ないんですが、そのかわりここでしか出合うことのできないオンリーワンのひと品が多いのが楽しみ。紅麹やおから、もちろん自慢のみそやしょうゆを使っためずらしいパンもたくさんあります。「生地は極力シンプルに」を心がけているそうで、だからこそ一見パンにはあまり使われないような食材もぴったりくるのかもしれませんね。ユニークなメニューの代表格「まきずしパン」356円は、玉子焼きやコーン、カニカマ、高野豆腐、シイタケ、ノリと、まるでほんとの巻き寿司のような具材をパンで巻いた創作もの。まさか巻き寿司をパンにしてしまうとは、そのアイデアに脱帽です! パンマニアとしては、節分には恵方巻きみたいにこちらを丸かぶりしたいところですよね(笑)。またこちらも自慢のみそが入った「白みそくるみあんぱん」、素朴な味わいの「ミルクブレッド」、矢掛産のリンゴジャムを使った「りんごパン」各145円もかわいい! またまた奥さまの食いしん坊エピソードがかいま見えたのは「3色パン」178円。幼稚園のころ、近所のパン屋さんでお弁当としてよく食べていたものを再現したそうで、「どこから食べるか、その日によって変わるのが楽しくて」とのこと。わかりますその気持ち!! こしあん、ジャム、クリーム、どれもおいしいですもんね! もちろん正統派の「ザ・クリームパン」もありますよ~。ちゃんと古式正しいグローブ型をしておりますね。どれも手頃なお値段なのもポイント高いです。

写真4

店内のカフェスペースでは、145円のパン2個にドリンクが付いた「パンセット」600円もあり、よく近所の方がゆっくりくつろぎのひとときを過ごしに来られるそう。ゆったり、おいしいパンとともにかぐわしいコーヒーの香りがただよえば、思わず時間を忘れてくつろいじゃいますよね~。楽しい奥さまとのおしゃべりを楽しみつつ、幸せなひとときが過ごせそうです。店内では、もちろん本業であるみそ、しょうゆの販売もされています。実に個性的で面白いパン屋さん、食べることが大好きな奥さまの愛が感じられるすてきな一軒でした!

Information
手作りパン あるてふぁっと
住所
倉敷市玉島中央町1-22-36 [MAP]
電話番号
086-525-5711
営業時間
9:00~18:30
休み
水・木・日曜、祝日
席数
15席
駐車場
6台

<消費税率の変更にともなう表記価格についてのご注意>

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