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あのパンのとりこseason2

《岡山市/PUBLIC(パブリック)》みんなが集い憩うベーカリーで、元フレンチシェフから湧き出る創作パンに舌鼓。【PR】

~指名買いしたい岡山の惚れパン~ あのパンのとりこ♥season2

  • 情報掲載日:2021.09.12
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

72♥パンめ 『PUBLIC』の「リュスティック」

朝ごはんに、おやつに、食事に添えて…まいにちのいろんなシーンで登場する「パン」。岡山にもたくさんのパン屋さんがあり、「この店のこのパンが好き!」という自分だけのお気に入りがある人も多いのでは? パンに恋したTJ女性スタッフが、とっておきの「惚れパン」を心ゆくまで語ります!

[ナビゲーター]しょこ
TJスタッフ暦14年目のアラサー女子。パンを買いに行くために遠征し、自分でも家で焼くほどのパン好き。朝ごはんは必ずパンと決めており、なかでも一番好きなのはベーグル! パンシェルジュ1級にめでたく合格し、「マスター」の称号を手に入れる。子どものころの将来の夢は、パン職人の旦那さんと結婚すること。

人々が集い憩う、公園のようなパン屋さん

不安な社会情勢のなかでも、まっすぐに頑張る方や飲食店の話題を聞くと勇気が出ます。岡山のベーカリー界にも新規オープンのお店がちらほらみられますね。

今回はそんなニューパン屋さんのご紹介です。2020年6月、県庁通り沿いにオープンしてまだ1年ほどの若いお店。

こちらの『PUBLIC』は、街ゆくみんなが集い、憩える「公園のようなパン屋さん」を目指しているそう。「公共」を意味する店名のとおり、お店を通じて新しいコミュニティが生まれるパブリックスペースとしての役割を早くも担っています。

さらに、この店のパンを持って西側緑道沿いや旭川の川辺、今年から始まった県庁通りの歩道活用の場にも出かけてもらえたらとの願いも。

にぎわい創出を目的として広く再整備され、スタイリッシュにデザイニングされた県庁通り。おしゃれな街におしゃれなパンがよく似合うことでしょう。

もちろん味も1級品!

新店と聞けば必ず訪れるベーカリーマニアの私が、すでにリピートしているほどドハマり中というのだからご期待を。

JR岡山駅からも歩いていける距離にあるおしゃれな外観のビル1階。シンプルながらも随所にセンスのよさが感じられるインテリアが素敵です。

店内に入るとまず迎えてくれるのは、明るい笑顔が印象的でこれまたしゃれたオーラのスタッフさんたち。

続いてガラス越しのおいしそうなパンの数々が。彩り鮮やかなビジュアル、キツネ色の焼き色がついた表面、香ばしい小麦の香りに、もうワクワク感が止められない!

さっそく私のおすすめパンをピックアップしましょう。

ふと食べたくなる不思議なもちもちパン

パンの評価には厳しい(!?)この私が、すでに何度もリピ買いしているほどに愛する「リュスティック」194円がそれ。

フランス家庭パンの一種である「リュスティック」とは、フランス語で「田舎風」という意味を持っています。その名のとおり、小麦粉そのものの風味が生きた素朴なシンプルさが身上。

水分量が多く生地がゆるめなのが特徴で、そのため職人的には高い技術力が要求されます。これを扱っているパン屋さんはレベルが高いと判断できるでしょうね。

パンとしてはもっちり食感が魅力でかみごたえもあり、引きの強さが楽しめます。なにを合わせても邪魔しない味だから、スプレッド、コンフィチュール、具材をはさんだサンドウィッチにもよし。

成形をしないからこそのあらっぽいビジュアルも、逆においしそうに見えますよね~。

実はシェフ自身も一番好きなパンなのだそう。このリュスティックを使い、軽い甘さのあんことカルピスバターをはさんだ「あんバター」280円や「BTCサンド」345円もラインナップしていますよ。

シェフの遊び心とバランス感覚を存分に

こちらには実はフレンチのシェフがおりまして、そのアイデアが存分に発揮されているんです。そのためフレンチらしいエッセンスが利いたパンがたくさん。

なかでも「シャラン鴨とキャロットラペのサンド」972円は筆頭格。フレンチ、といえばやっぱり鴨肉ですもんね。

パリパリのバゲットにたっぷりはさまっているのは、完璧な火入れぐあいで調理されたジューシーなシャラン鴨さんとジャガイモロースト。

シャラン鴨は2つの品種を配合して作られた「半分野生」種だそうで、バランスがよく食べやすい味わい。

かむほどに濃いうまみが広がるのに臭みを感じないのは、キャロットラペや粒マスタード、オレンジが一緒に入っているから。さっぱり感もプラスして、夏でもさらりと食べられます。

お次に登場するは、異国の風が漂う「海老のバインミー」540円。

「バインミー」はベトナムのサンドウィッチのことですね。日本でもエスニック料理お好きな方は多く、専門店も増えてすっかりメジャーになりました。

個人的にはアジア圏の料理の味付けが苦手なんですが、あっさり軽いバインミーなら食べやすくてうれしい。まろやかな自家製マヨネーズとコクのあるレバーペーストが食欲をそそり、パクチー入りで意外とさっぱり食べられちゃいます。

ビッグサイズのエビちゃんも食べごたえあっていい感じです♪

チーズには詳しくないけれど、チーズとハチミツのカップリングはアダムとイブくらいぴったりだと思っている私。さらにパンも組み合わせると最強度がアップしますよね!

その例に漏れず、ゴルゴンゾーラ・クリームチーズ・ハチミツを使った「ミエルフロマージュ」324円もすばらしき味わい。

フランス語で「ミエル」はハチミツ、「フロマージュ」がチーズという意味なんですって。絶妙な塩気と濃厚なのにすっきりした甘さが広がり、ワインのおともの鉄板になりそう。

惣菜系の勢力が強いなか、甘いパンたちも負けてはいませんよ~。

私が一番おすすめしたいのが「ノワ・レザン」302円。アーモンドクリーム、ラムレーズン、クルミの最強布陣をデニッシュ生地のパンががっちり受け止めます。

コーヒーブレイクタイムにチョイスしてほしいおやつパンです。巻き巻きのカタツムリみたいなカタチもキュートで素敵♪

ショーケースに並ぶ芸術、選ぶ楽しみ

ショーケースの中に美しく納まったパンたちは、芸術品さながらのたたずまい。パンを選ぶときにも持ち前の優柔不断ぶりを発揮してしまう私。

岡山でも対面販売のお店が増えましたが、いまだにちょっと緊張してしまいます。

しかしながら『PUBLIC』さんに来るとあまりのキラキラ感にテンションが上がっちゃって、緊張を忘れてしまうんです…。

常時50~60種類ほどと多彩にそろうアイテムは、時季によって入れ替わる商品もあるので飽きませんね。

なにより楽しみなのが、元フレンチのシェフである金谷さんが気まぐれに放つその日限りのパン。まさしく「一期一会」なので出合えたら即買い必至!

どのパンにも繊細な火入れ加減や食感などが光り、彼だからこそできる品ぞろえが魅力的です。「仕込みにこそ手間をかける」と話すのは、理論を大切にするフレンチならではの姿勢ですね。

「ちょっと変わったパンが食べたい」というパンマニアのあなた、絶対に訪れるべき名店のお目見えですよ。

なお、支払いはキャッシュレス決済のみなのでご注意くださいね。

『PUBLIC』の店舗データ

Information
PUBLIC
住所
岡山市北区錦町8-19 シオモリパートⅡ1階 [MAP]
電話番号
086-233-3388
営業時間
7:30~15:00 ※売切れ次第終了
休み
火・水曜
席数
15席
駐車場
なし

<消費税率の変更にともなう表記価格についてのご注意>
※掲載の情報は、掲載開始(取材・原稿作成)時点のものです。状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、利用前には必ずご確認ください
※お出かけの際は、ソーシャルディスタンスの確保やマスクの着用、手洗いや消毒など、新型コロナウイルス感染予防の対策への協力をお願いします

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