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はじめての岡山グルメ

《岡山市/cooking of art Ikiya》岡山の食材にとことんこだわった岡山料理と岡山の地酒を堪能!【PR】

東京から移住のライターが食す! はじめての岡山グルメ

  • 情報掲載日:2018.10.07
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

Season 2 第一話/ cooking of art Ikiya(岡山市)の黄ニラの刺身とタコ塩焼きそば

東京から岡山に移住してきたライターが、まだ食べたことがない、岡山で愛されているグルメを求めて食べ歩き、行きつけにしたいお店を開拓します!

ワタクシが家族と共に岡山の中山間地域に引っ越しをしてきてから、2年半の月日が経ちました。これまで岡山市内に出かける時はクルマで行くことが多かったので、市内でお酒を飲む機会はほとんどありませんでした。

しかし今回、珍しく電車で岡山市内に出かける機会があったので、これ幸いとばかりに久しぶりに市内で飲みに行こうと思い立ちました。飲み好きの友人に「どこかいいお店ない?」と聞いてみると、「岡山県内でも珍しい、岡山料理専門の居酒屋がある」と教えてくれました。そんなワケで、ワタクシは岡山市北区柳町にある『cooking of art Ikiya』へと足早に向かいました。

JR岡山駅から15分ほど歩き、少し息を切らせながら、お店に到着。古い木材をふんだんに使った店内は、大人の隠れ家のようで、実にいい雰囲気です。席に座り、まずはドリンクメニューを拝見。「麦100% 無ろ過」の文字にひかれ、「粋麦酒」750円を注文しました。

「粋麦酒」は、岡山のクラフトビール醸造所『吉備土手麦酒』の地ビールで、フルーティーな香りとすっきりしたのどごしが特徴です。カラカラに乾いた喉が一瞬にして潤いました。

この日のお通しは、アナゴとキュウリの酢の物、ガラエビの唐揚げ、モガイと連島レンコンの煮付けという三種盛り。「季節や仕入れによって内容は変わりますが、お通しも岡山の料理です」とご主人。どれもおいしくて一瞬でたいらげてしまいました。

メニュー表には、食材の説明が丁寧に書かれています。岡山特産の食材である黄ニラを使ったメニューは特に豊富ですが、その中でも一番人気という「黄ニラの刺身」520円を注文しました。

見た目も美しい「黄ニラの刺身」が運ばれてきました。わさびしょうゆ、ゆずみそ、梅肉とともに頂きます。黄ニラは、ほのかな甘い香りと独特の風味があり、シャキシャキとした食感がクセになるおいしさです。

ご主人によると「黄ニラは鮮度が落ちるのが早いので、刺身は新鮮じゃないとおいしくありません」とのこと。黄ニラは、生産者の方から直接仕入れているそうで、新鮮な地物が手に入るからこそ、刺身としておいしく頂けるんですね!

ちなみに黄ニラには、脳の老化を防ぎ、記憶力をアップする力があると言われる「アホエン」が含まれているそうです。最近、年のせいか物忘れがひどくなってきているワタクシには、とても嬉しい食材です。

黄ニラを食べ終わったところで、お酒を焼酎にチェンジしました。注文したのは、岡山空港限定販売品のきび焼酎「雉(きじ)」650円です。きび焼酎は初めて飲みましたが、まろやかで飲みやすくておいしいです。いい感じに酔いが回ってきたところで、焼酎と合う魚料理が食べたくなったので、「鰆(サワラ)の刺身」1180円を注文しました。

サワラは全国的には、みそづけや塩焼きで食べられていますが、岡山では、刺身で食べることが多いようです。「近年、瀬戸内海で獲れるサワラは減少しているのですが、岡山の市場には全国から上質なものが多く入荷されています」とご主人。サワラの刺身は、さっぱりした脂の味わいと柔らかな身で大変おいしく、お酒もぐいぐい進みます。このままゆっくりと飲みたいところでしたが、終電の時間が早いので、シメの一品を頼むことにしました。

シメの一品に注文したのは、倉敷市児島のB級グルメ「タコ塩焼きそば」900円です。ご主人によると、タコは瀬戸大橋のたもとで獲れる「下津井のタコ」という有名な地ダコだそうで、プリプリと弾力があり、食べごたえ抜群です。塩は玉野産の食塩を使用し、たっぷり入った野菜も基本的に岡山産とのこと。ご主人のこだわりは半端じゃありません。

『cooking of art Ikiya』のご主人、小川隆行さんに岡山料理にこだわる理由をお聞きしました。「以前店長をしていた居酒屋から独立し、2001年にこのお店をオープンした当初は、海鮮料理や無国籍料理も出していました。しかし、お客さんから『岡山の食材でコース料理を出して欲しい』という要望が増えたことや、岡山はいい食材があるのに、それを専門で提供している店があまりなかったこともあって、2010年に岡山料理専門店にリニューアルしました」。

また、日本の食料自給率アップや、地産地消、安全・安心な国産食材使用の飲食店を応援する団体の活動に賛同しており、現在は使用されている食材の90%以上が岡山産もしくは国内産だそうです。「仕入れや仕込みは大変ですが、お客さんに喜んで頂ければ」とご主人は笑顔で語られました。


県外からのお客さんを魅了する多彩でおいしい岡山料理の数々

岡山の新鮮な食材を使った多彩な岡山料理を食べられると居酒屋ということで、常連さんはもとより、多くの県外からのお客さんが訪れるそうです。岡山在住の方が県外に住んでいる友人を連れて来たり、県外に引っ越す方の送別会などでも使われることも多いようですね。ご主人にお店の今後の展望について尋ねると、「現在も多くのお客さんに来て頂いていてありがたい限りですが、もっと多くの方に岡山料理のおいしさを伝えたいので、今後岡山駅周辺に店舗を移転したいと考えているんですよ」と語ってくださいました。ごちそうさまでした! おいしいお酒が飲めました! 今度、県外から友人が遊びに来たら、お店に連れて来て、一緒においしい岡山料理と岡山の地酒を堪能したいと思います!(ライター:カタオカキヨシ)

Information
岡山料理専門店~cooking of art Ikiya~
住所
岡山市北区柳町2-1-7 ラポールビル1F [MAP]
電話番号
086-801-2828
営業時間
18:00~24:00(OS 23:00)
休み
水曜
席数
40席
駐車場
なし
HP
http://ikiya.info

<消費税率の変更にともなう表記価格についてのご注意>

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