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岡山グルめぐり

《玉野市/無天茶坊(むてんちゃぼう)》玉野から台湾に瞬間移動!? 本場台湾屋台の味と中国高級茶藝師監修の台湾茶を満喫【PR】

食いしん坊・女性ライターつつみんの 岡山グルめぐり

  • 情報掲載日:2020.10.04
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

その33。玉野市『無天茶坊』の「台湾屋台生活」970円

~幸せのおすそ分け~
おいしいものを食べると、どうしてこうも幸せ気分になれるのでしょうか?
この幸福感を少しでもおすそ分けできればと、食いしん坊ライターが出会った岡山のグルメ情報をお届けします♪

[ナビゲーター]つつみん
岡山で生まれ育った、生粋の「おかやまん」つつみんです。「どこかおいしいお店知ってる?」が口ぐせで、評判を聞きつけては西へ東へと車を走らせるうち、通販でしか洋服が買えない、立派な球体フォルムへと進化を遂げたけれど…。

おいしいものを食べなくちゃ人生なんてつまらない!! だからとりあえず今日も、幸せの味を求めていざ出発!!

玉野市の『無天茶坊』

いよいよ行楽シーズンの到来ですね。残念ながら遠くへ行くのは難しい今、身近な場所で異国風情を味わえたら最高だと思いませんか?

あったんですよ、玉野に! 近場に潜む異国が? その名も『無天茶坊』。赤く灯る提灯、味のある壺、中国楽器のたおやかな調べ…。店内に一歩足を踏み入れた瞬間から、そこはもう「ザ・台湾」。

大通りを一本中道に入った場所にあるこちらが『無天茶坊』。中国高級茶藝師監修の台湾茶をはじめ、本場台湾屋台の味が楽しめるお店です。

余談ですがこの建物、元は銀行だったんですって。なんとなく何銀行だったか分かるような(笑)。

さて。いつもなら、椅子にお尻が降れるかどうかでそそくさとメニューを開く私も、台湾感あふれる店内にしばらく周りをキョロキョロ。おっと、茶器や茶葉の販売もあるじゃないですか! そっちも気になり過ぎて今日はなかなかメニュー表までたどり着けません(笑)。

肉汁ジュワ~! 焼き小籠包

ひと通り店内を見まわし、なんとか落ち着いたところでやっとこさメニュー決め開始です。

台湾のソウルフード的料理である、豚の角煮のせ丼『魯肉飯』もかなり魅力的でしたが、今回は土・日限定の「台湾屋台生活」をチョイス。焼き小籠包と豆乳スープがセットになったメニューです。

実は私。何を隠そう、大の小籠包好きでして。いつぞや台湾に行ったときなんて、3食小籠包で過ごしたほどなんですが、焼いた小籠包を食べるのは今回がお初です。

未知との遭遇にワクワク、またしても興奮状態に。先ほどやっと落ち着きを取り戻したばかりなのに、もはや情緒不安定です。

こちらがお待ちかねの「台湾屋台生活」です。焼き小籠包5個入りにしたので970円。ちなみに3個入りなら870円ですよ。

思っていたより一個が大きい! 蒸した小籠包と同様「レンゲに乗せて箸で皮を破いてから召し上がってください」とのことでしたので早速実行です。

見えますか? この溢れ出す肉汁! 動画でお見せできないのが残念なんですが、ホント、ちょこっと皮を破いた途端に肉汁がブワ~ッと流れでてくるんですよ!

この、うま味がギュッと詰まった肉汁もろともひと口でバクッ! もっちりとした皮の食感とともに押し寄せてくるジューシーなアンのうま味。…シアワセです。幸せってこういうことなのよ、きっと。

これは完全なる私見ですが、おいしく味わう最大のポイントは大口を開けること(笑)。普通の小籠包より大きいですけど、人目なんて気にせずひと口で頬張っていただきたい。おいしさ倍増しますよ!

そうそう。もうひとつ大事なことが。運ばれてきたらアツアツのうちにすぐ召し上がれ。ボヤボヤしてると、肉汁がどんどん皮に吸い込まれていっちゃうのでもったいない。鉄とおいしいものは熱いうちが肝心ですよ。

そしてこちらが、これまたお初となる豆乳スープです。浮かぶ揚げパンが「いかにも台湾」ですね~。

台湾では、朝ご飯の定番というだけあってなんとも優しい味わいだこと。豆の香りとともに体の芯まで大豆イソフラボンがしみ込んでくるようですよ。

朝からこういう食事を取っているといつまでも肌がツヤツヤでいられるのかも。トーストをかじりながらバタバタと身支度してるようじゃあねぇ。ダメダメです(私のことですけどね)。

熱々あまあまプルルン豆花

さてさて。料理もさることながら、今回のお目当てはスイーツ! 一大ブームを巻き起こしたタピオカや、雪のようにフワフワの口どけのかき氷など、台湾は言わずと知れた「スイーツ天国」でもあるのです。

お店の方の話によると、『無天茶坊』には、日本ではなかなかお目に掛かれないスイーツが3つもあるんですって! 名付けて「無天茶坊レア3姉妹」です(つつみん勝手に命名)。

「無天茶坊レア3姉妹」長女が、この『焼き立てパイ豆花』620円。

豆乳を固めてつくる「豆花」は伝統のスイーツ。日本でも話題で提供している店も増えてますが、パイ包みタイプの豆花が味わえるのはかなり珍しい。焼き立てサクサクのパイを崩すと、中から真っ白い豆花がお目見えです!

なにこれ~。熱々プルプル甘あま? でもって、ときどきムッチリ。こんなデザート初めてだわ!

後で聞いたところ、ムッチリの正体は、紫芋のタピオカとサツマイモのタピオカと判明。てっきりタピオカって丸いものだとばっかり思っていたけど、四角くて大きい形にもできるんですね。びっくりです。

そしてこちらが「無天茶坊レア3姉妹」の次女「龍眼アイス」490円。なんなのよ龍眼て。字ズラが怖いわっ!(笑)。と思ったけどかなり美味。

実はこちら、「龍眼」という、ライチに似た果物をサクランボのリキュールに漬け込んだものを、細かく刻んでアイスに混ぜてあるんですって。

ナッツにも似た食感が小気味よくていくらでもイケる。これはアメリカ映画で観るアイスのような、特大カップでテイクアウト希望です!

そして、末っ子は『タロイモアイス』なんだけれど、こちらは今回頼んでないんですよね~。

なぜなら、この日新しくメニューに加わったばかりのフルーツティーが飲みたかったから? 「台湾」を味わうならば、お茶は是が非でも外すわけにはいかないですからね!

茶藝師監修フルーツティー

こちらが、その「鉄観音フルーツティー」と「翠玉フルーツティー」。

私が頼んだのは、黄色い方の『翠玉フルーツティー』です。ウーロン茶がベースて書いてあったけど、レモンやネーブルがたくさん入っていて、渋みもほとんどないすっきりとした味わいのジュースです。言われなければウーロン茶だとは全然分からないですよ。

友人も「鉄観音フルーツティー」をゴクゴクのんでたから、きっとこれもおいしいことは間違いないはず! これは、次回メニューは「魯肉飯」と「タロイモアイス」と「鉄観音フルーツティー」で決まりだな。

あ、でも茶藝師の入れてくれる本格台湾茶も飲みたいんですよね~。これは当分、玉野に通うことになりそうです!

『無天茶坊(むてんちゃぼう)』店舗情報

JR宇野駅からほど近く。銀行跡地を活用した複合施設『UNO HOUSE』内にあるカフェ。現地の屋台で親しまれているような、台湾定番料理や伝統スウィーツが楽しめる。

とりわけ注目を集めているのが「中国高級茶藝師」の資格を有する、袁(えん)さんが淹れる台湾茶。現地の茶農家から直接買い付けた極上のお茶が600円から味わえる。種類も烏龍茶や鉄観音のほか11種類あり、数人で飲み比べするのもおすすめだ。

店内には、茶葉や茶器の展示販売もある。日本にいながら台湾気分を満喫して。

Information
住所
玉野市築港1丁目10-10 [MAP]
電話番号
0863-33-1155
営業時間
11:00~15:00
休み
水・木曜
席数
20台
駐車場
39席

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