岡山メルパ 福武 孝之館長
映画業界20年、老舗映画館を切り盛りする名物館長。映画が持つ「観ることで、自分の世界が広がる」魅力を広めるべく、多彩なイベントを展開。ジャンルや制作者にこだわらない、テキトーな鑑賞が映画愛を高める秘けつだとか。
MILE22
『ローン・サバイバー』『バーニング・オーシャン』『パトリオット・デイ』でタッグを組んできたマーク・ウォールバーグとピーター・バーグ監督が4度目のタッグで初めてオリジナル作品に挑む!
主人公のジェームズ・シルバを演じるのは『テッド』シリーズのコミカルな役柄から、『ローン・サバイバー』『トランスフォーマー』シリーズほか、ハードなアクションもこなすマーク・ウォールバーグ。『オーバーウォッチ』とは本作独自の架空の組織だが、『ローン・サバイバー』を製作中に情報を集めたQRF――軍人によって構成された緊急対応部隊――が大まかなモデルとなっている。QRFはネイビーシールズや海兵隊の偵察部隊、デルタフォースや陸軍の特殊部隊のバックにつき衛星やドローンを駆使し地上部隊と密に連絡を取り合う最強の特殊部隊である。銃火器も全て本物! 現代のリアルな戦闘を目撃せよ!
<公開情報>
イット・カムズ・アット・ナイト
監督は、全米のインディペンデント映画界の話題をさらった新鋭トレイ・エドワード・シュルツ。本作で選んだテーマは、2つの家族の内外に潜む、死、恐怖、後悔という暴力的な感情だ。
“それ”とは何なのか!? 誰かが感染しているのか!? ひたひたと迫りくる闇と、疑心暗鬼が渦巻く世界。「夜、禁断の赤いドアは常にロックすること!」。そう言われれば言われるほど開けたくなる!(笑)。そして92分間の絶望があなたを襲う!! 極限心理スリラーの傑作がいよいよ公開。
<公開情報>
ここは退屈迎えに来て
詩的なタイトルが鮮烈な印象を残す、山内マリコが2012年に発表した処女小説が遂に映画化。2004年の高校時代から2013年までの時間軸の上で、みんなの憧れの的だった「椎名くん」を柱にキャラクターを交差させながら描く、痛く切ない群像劇が誕生した。
「私」を橋本愛が、「あたし」を門脇麦が、ふたりを魅了した掴みどころのない椎名くんを進境著しい成田凌が演じる。そして、物語において吟遊詩人のような言葉を紡ぐ新保を演じるのは渡辺大知。主題歌とサウンドトラックは、登場人物世代を代表するバンド、フジファブリックが書き下ろした。劇中、意外な形で流れる彼らの初期の名曲『茜色の夕日』が、それぞれにやり場のない思いを抱える人々をエモーショナルに染め上げる。
<公開情報>
souvenir the movie ~MARIYA TAKEUCHI Theater Live~
竹内まりやのLIVEが初映画化!
デビュー40周年を記念し、過去3度に渡って行われた貴重なライブ映像を映画化。
作詞家・作曲家として河合奈保子、薬師丸ひろ子、中山美穂、中森明菜などの女性アイドルや人気シンガーに楽曲を提供、数々のヒット曲を出してきた竹内まりや。メディアにはほとんど登場しない彼女の貴重なライブ映像+αを堪能できる、まさにファン待望・垂涎の内容となることは間違いない。