春の訪れはまだ少し先だけど、冬の厳しい寒さはそろそろ峠越え。「3月は去る」といわれるとおりあっという間に過ぎ去ってしまうから、今のうちにしっかりエネルギーチャージしておかなくちゃ！　ということで、今回は備前市と県境で接する兵庫県赤穂市へ。瀬戸内海を共有する隣市といえど、育まれてきた文化も歴史も違うこのエリア。市街地や「都市景観100選」にも選ばれた坂越地区には近年カフェやショップが続々登場し、瀬戸内海を一望する御崎地区には日帰り温泉もスタンバイ。「町並み散策もショッピングもリラクゼーションも余すところなく楽しみたい！」という欲張り女子旅に打ってつけの場所なんです。慌ただしい新年度を迎える前に、身も心もうるおうプチトリップへ出かけてみては？

日常の営みが愛おしくなるとっておきのアイテム探し。

紡木

港町の歴史情緒が漂う石畳のメインストリート・大道沿いにのれんを掲げる雑貨店。数軒隣のカフェ『暖木』の姉妹店で、アンティークバイヤーでもあるオーナーが日々の暮らしを楽しく豊かに彩る作家ものの器やアクセ、古道具・古家具をセレクト。洋服やバッグ、靴下といったファッションアイテムも多彩に取りそろえる。3月28日（土）～4月6日（月）には人気器作家「rutawa.rawajifu展」を開催予定。

瀬戸内の大海原に抱かれて心ゆくまでリフレッシュ。

絶景露天風呂の宿 銀波荘

赤穂御崎の先端に位置する関西随一の絶景温泉。瀬戸内海の大パノラマが眼前に広がる「天海の湯」のほか、天然岩を設えた「岩海の湯」にはボナパーム式サウナも併設。露天風呂では、海と体が溶け合うかのような唯一無二のリラクゼーションを味わえる。神経痛や筋肉痛、冷え性、健康増進などに効能があるとされる塩化物強塩低温泉を楽しんで。バスタオル＆小タオル利用料は入浴料に含まれている。

イチゴ好きにはたまらない！ 旬のひと皿を召しあがれ。

Patisserie Noé

パティシエ自ら生産地を訪ねて目利きをするほど素材の品質・出来栄えにこだわったケーキが評判のパティスリー。常時30種類以上を取りそろえるなかでもこの時季の必食は、2～4月にしか収穫できない希少な白イチゴ「天使のいちご」を使ったタルト「シャンティフレーズ」540円～。昨年5月のリニューアルに合わせて併設した『banbi』では、果物のフレッシュな味わいを存分に生かしたジェラートも味わえる。

サクサクタルトの香ばしさとイチゴの甘酸っぱさ、濃厚なミルク感の極上マリアージュ。白イチゴの入荷状況によっては販売しない日もあるので、事前に問合せを

潮風通る坂の途中でおしゃれにランチタイム。

海と坂と

縁結びで知られる『伊和都比売神社』から岬に向かう坂の途中に昨夏オープンしたカフェ。築約80年の木造建屋をリノベーションしたおしゃれな空間もさることながら、最大の魅力は地元産の食材を取り入れた野菜たっぷりのヘルシーランチ（11:30～OS14：00）。日によっては早くに売り切れることもあるので、事前の予約がおすすめだ。食後には、季節のフルーツをふんだんに使ったスウィーツメニューもぜひ楽しんで。

モデルコース＆MAP

【モデルコース】

【MAP】

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