岡山メルパ 福武 孝之館長
映画業界20年、老舗映画館を切り盛りする名物館長。映画が持つ「観ることで、自分の世界が広がる」魅力を広めるべく、多彩なイベントを展開。ジャンルや制作者にこだわらない、テキトーな鑑賞が映画愛を高める秘けつだとか。
桃とキジ
桃太郎ブランド化プロジェクトから生まれた岡山映画がついに完成!
岡山の自然や街の風景がふんだんに詰まった本作は、桃太郎シリーズの第一弾として4月8日(土)より岡山先行で公開される。
<STORY>
保育園のお遊戯会で「桃太郎」を演じた女の子、小島 桃。幼馴染の男の子をお供の役に従えて、見事に演じあげた。それをきっかけに女優を志し、18歳で上京するもそこには厳しい現実が待っていた。
女優として全く芽が出ない苦しい日々、生活も苦しく、気付けば26歳に。そして最愛の父の死。母親がひとりで切り盛りする実家の帽子店は閉店になると知る。
慌てて実家に戻った桃を待っていたのは、共に「桃太郎」を演じた幼馴染の“キジ”だった。
岡山を舞台に、大人になった桃と家族、その仲間たちが繰り広げる物語とは…。
日本一のキャラクターを持つ岡山。「桃太郎」は日本中の誰もが知っているヒーローだ。
この「桃太郎」をブランド化し全国や海外にまで届けようというプロジェクト。今回の映画は、正にプロジェクトの序章として作られた岡山産映画なのだ。
映画を観に出かける理由はいろいろあるが、ふるさと岡山のために無条件で鑑賞を決めてみるのもよいと思う。そこには受け身で見るのではなく、参加する映画がある。
すでに第2弾は動き始めている! 岡山は私のふるさとであり、「桃太郎」は私の誇りである。みなさんも是非このプロジェクトに参加していただきたい。