
2026年9月25日より全国公開となる映画『ナギダイアリー』。映画の舞台「ナギ」のモデルでロケ地にもなった奈義町で9月19日(土)に先行上映会が開催されました。こちらの記事では深田晃司監督と主演の松たか子さんが登壇した舞台挨拶の様子をレポート!
奈義町で行われた映画上映会
上映会は撮影に協力した奈義町の町民にいち早く届けたいとのことで実現。会場の奈義町文化センターには多くの住民が集まり、映画の上映後、拍手に包まれながら深田晃司監督と松たか子さんが登壇した。映画の撮影以来1年半ぶりに奈義町を訪れたという松たか子さんは「全国に先駆けて奈義のみなさんに見ていただけて幸せです」と挨拶。

昨年の3月に行われた撮影時の思い出を聞かれると、松たか子さんは滞在した場所があまりにも寒く、津山のイオンモールで布団買った苦労エピソードを披露しつつ、滞在中の地元の人が作った食事の話をしながら「美味しいものを食べることが撮影のモチベーションになるのだと、皆さんに教わった日々だった」と感謝を口にした。深田監督も「朝からボリュームのある食事が出て、“おかわりあるよ”と言われるとつい食べてしまう」と笑いを誘った。食事だけでなく、ロケ地探しや清掃など、地元の人々の協力があってこそ映画が完成したと謝意を伝えた。

二人とも東京生まれ東京育ちでありながら、奈義町を舞台にした作品を作ることについて、松たか子さんは「自分が(映画の主演として)町の何かを背負えるとは思っていなかったが、この役に出会い、“こんな人が奈義町にいてもいいですか”という気持ちで演じた」と語った。深田監督も企画から完成まで9年かけたことについて、「奈義町という町に謙虚に向き合おうという意識が強くあり、だからこそ10年近くかけてじっくり話を聞いた」「奈義町のことを知りたいという気持ちが一番の原動力だった」と振り返った。

最後に深田監督は「この映画は、見る人それぞれの中でイメージが膨らんでいくような作りになっている。ぜひ一度観たあとも、時間を置いてもう一度観て、また違う角度からこの映画の姿を発見してもらえたら」と呼びかけた。松たか子さんは撮影中に出会った地元の男の子が「奈義町のいいところは教育に力を入れているところ」と即答してくれたエピソードを紹介しながら「自分の育っている場所のいいところをぱっと言えるのは素晴らしいこと。そうした場所であることや風景が守られ、皆さんの生活がこれからも健やかに続いていくことを祈っています」と締めくくった。
映画は9月25日(金)より全国ロードショー
岡山県内では以下の映画館で上映予定。
・シネマクレール丸の内(岡山市北区丸の内1-5-1)
・TOHOシネマズ岡南(岡山市南区築港本町1-25-1)
・MOVIX倉敷(倉敷市水江1)
奈義町の美しい自然を舞台に描かれる物語を映画館でチェックしよう。

【作品概要】
映画『ナギダイアリー』
公開日:2026年9月25日(金)
出演:松たか子、石橋静河、松山ケンイチ
監督・脚本:深田晃司


