山陽技研株式会社に潜入してきました!
建物に命を吹き込む、設備工事のプロ集団。
1968年の創業以来、設備工事専門会社として歩み続けてきた『山陽技研』。給排水やガス管、空調、防災設備など、人々が実際に建物内の空間を利用するために欠かせない設備について、設計から施工、保守まで一貫して手がけている。高度な専門技術が大手ゼネコンなどから信頼され、施工実績は県内外に多数。技術力の証となる資格取得には特に力を入れており、取得費用を会社が全額負担するほか、資格手当も支給する。蓄積された現場ノウハウを技術者全員で共有することで、難しい仕事も確実に納めることができている。
数年前からは全社で働き方改革を推進。たとえば施工管理の仕事では、チーム内で気がねなくヘルプし合える体制ができ、忙しい工程を担当しているときにも休みが取りやすくなったという。またタブレットの導入により、業務効率が格段に上がったそうだ。「休みを取ろう、資格を取ろうと号令をかけるだけでなく、無理なくそれを実現するための制度を実際に整えてくれるのが、当社のいいところ。結果的に、社員みんなの意欲アップ・スキルアップにつながっていると思います」と、施工管理スタッフの中西さんは話す。
エネルギーコストを抑えた設備システムを構築。
「水と空気を管理する」をキャッチフレーズに掲げ、快適な建物環境づくりを事業としてきた同社は、SDGsに対しても早くから高い意識を持つ。ゼネコンや設備メーカーと連携しながら、できる限りエネルギーコストを抑えた設備システムを構築するという業務は、まさにそれ自体がSDGsに通じるもの。節水や省エネ、CO2低減に配慮した設備についてつねに知識と技術の蓄積に努め、既存設備の保守点検などの際にも、こうした環境配慮型設備への更新を積極的に提案しているという。
またISO14001、エコアクション21などさまざまな認定を受け、多方面から環境保護に向けて取り組む。事務所内や施工現場においても、ゴミの分別やペーパーレス化といった細やかな取り組みへの意識が定着。こうした活動が岡山市から評価され、2016年には「事業系ごみ減量化・資源化推進優良事業者等表彰」にて最優秀賞を受賞している。今年5月には取り組み事項を明確にまとめた「山陽技研SDGs宣言」を発表。地域に信頼される設備工事会社として、循環型社会の形成を目指してさらなる取り組みを進めていく。
社会で利益を生み続け、社会に還元し続ける。
「地域で長く経済活動を続ける企業として、社会に感謝の気持ちを示したい」との想いを軸に、同社ではSDGsへの取り組みの一環として、さまざまな社会貢献活動を行っている。身近なところでは、本社所在地の町内会による清掃行事への参加。地元岡山においては「岡山シーガルズ」「全日本フリースタイルBMX連盟」スポンサー企業となり、団体の活動をサポートするとともに、地域スポーツの活性化にも積極的だ。また、東日本大震災による震災遺児の進学を支援する「みちのく未来基金」に賛同し、長期にわたる寄付活動を続けている。
この方に聞いてみた!
数年前から取り組んでいる「働く環境改善」の成果が、最近ずいぶん表れてきたように感じます。一番ありがたいのは、施工管理職にタブレットが導入されたことですね。膨大な量の図面がすべてデータで管理できるので、問合せ対応も情報共有もスムーズ。ペーパーレス化にも大貢献しています。
Information
山陽技研株式会社
- 住所
- 岡山市北区青江4-8-1 map
- 電話番号
- 086-231-0248
- HP
- https://sanyo-giken.co.jp