岡山をはじめ瀬戸内エリアのこだわりの品々をお届けする、通販サイト「オセラショップ」。
スタッフが実際に食べ、身に着け「これだ!」と思った、今おすすめしたい逸品をご紹介します。
白桃に引き続き、ブドウのシーズン到来! 最盛期になると輸入から国産まで、いろんな品種が店頭に並んでにぎやかになりますね。マスカットをはじめとする高級ブドウも近年、新品種が登場していますが、中でも人気なのが、皮ごと食べられる「シャインマスカット」と「瀬戸ジャイアンツ」でしょう。
さっと水で洗ってそのまま食べられる手軽さと、高糖度&爽やかなあと口が相まって、年齢層を問わず大変な人気を博しているのだとか! 想像しただけで、垂涎ものですね! 岡山のブドウは、生産量が全国的にも上位で、高品質なことで知られています。そんな岡山県産ブドウの魅力に迫ってみましょう(白桃に続きパート2)。
お話を伺ったのは、岡山市北区御津吉尾地区で、昭和初期からブドウ作りを行っている大内家の代表・大内巌さん。岡山県の農林業の発展に貢献する優れた生産者の証「岡山県農業士」に認定されている方です。
岡山のブドウはどうして有名かつ高品質だと言われているのでしょうか?
「もともと岡山県がブドウ栽培に適した土壌や環境であることは大きいのですが、昭和初期から、私の父・大内稔をはじめとする生産者が、どうやったらおいしいブドウを作れるか、切磋琢磨してきた歴史があります。昭和中期に、現・岡山大学名誉教授である岡本先生がマスカット栽培の研究のため、御津の吉尾地区に来られたときには、すでに生産者が実体験としてマスカット栽培のノウハウを持っていて、岡本先生が驚いたという話を聞きました。それから、学術的な研究と実際の栽培での成果をお互い共有しながら、ブドウ栽培に貢献してきたようなんです」と大内さん。
なるほど…。前回の白桃の話といい、岡山県の生産者の皆さんには、おいしい果物を作るんだ!という執念を持って果物を栽培する気質があるのでしょうか。岡山県民として誇りに思います!
「ブドウ作りは、ひと筋縄ではいかないおもしろさがあるんですよね」と大内さんはにこにこしながらお話してくれます。
「マニュアル通りにやっても、絶対うまくいくとは限らない。ハサミの入れ方ひとつで形が変わるし、小さい実が付いたときに行う間引き次第で粒の大きさも異なります。土壌についてもそう。ブドウの木に対し3分の1の面積の土で栽培する「根域制限」というやり方で育てることで、甘みの強いブドウを収穫できるんですよ。長年の経験と知恵があるからこそ、ブドウ作りができるんだなと毎年実感します」と語ってくれました。
そんな大内さんの農園『スコレー』で育てた「シャインマスカット」と「瀬戸ジャイアンツ」を、「オセラショップ」でも販売することになりました!
こだわりたっぷりの県産ブドウ、ぜひ味わってみてください!