2021年5月より企画が開始された「BODY DESIGN PROJECT」のスピンオフ連載。
トレーナーの森さんによる「モリコラム」です。
「なりたい自分」を求めて目標に挑む、3名の挑戦者たちの物語…
を、支える若きトレーナーが、その裏側をリアルに伝えてくれます。
本編と合わせてご覧ください。
※当プロジェクトは、コロナ対策を行ったうえで実施しております。写真・動画用に意図的にマスクを外して撮影を行っている場合がございますので、ご了承ください(令和2年度第3次補正 事業再構築補助金により作成)
終盤に向けた「パーソナルトレーニング」のメニューをお教えします!
こんにちは!レシオボディデザインの森です。
いよいよこのプロジェクトも佳境に入ってきました。
本編では、ラストに向けての私の追い込みぶり(!?)と、皆さんの頑張りに焦点が当てられていましたが、このコラムではそれぞれの方に行なっていただいた「種目(運動のメニュー)」に着目してみたいと思います。
これを読んでいただけると、それぞれのメニューには行うべき理由や根拠があり、着実に目標達成に近づいている様子をご理解いただけるのではないかな?と思います。
プロジェクト開始から約3カ月近くが経過して、皆さんのトレーニングに際しての動きも、かなりサマになってきました!
それでは今回「パーソナルトレーニング」で行なった、それぞれのトレーニング内容をご紹介します!
KASUMIさんは下半身から二の腕にかけての運動を!
まずはKASUMIさんから。今回の舞台となる問屋町店の「レディースゾーン」で、下半身・背中・二の腕のトレーニングを行ないました。
スクワット(スミスマシン)
まずは「スミスマシン」で行うスクワットから。最も体力のある最初に、最も負荷の高いトレーニングを行います。最初に大きい筋肉を使うトレーニングを行うことで、体を温めるウォーミングアップの効果も期待できるんです。
ちなみに、「スミスマシン」は軌道が固定されたマシンのことで、通常のバーベルスクワットと比べて安全性も高いことから、女性会員様へオススメすることが多いんです。
この日はこれまでの「3倍」という負荷にチャレンジしていただきましたが、終わってみると意外にも「まだいけそう」という余裕の表情! これからがさらに楽しみですね。
(フィックスド)プルダウン
続いて背中のトレーニングです。
ジムに行ったことがある方なら「ラットプルダウン」というマシンを見たことがあるかもしれませんね。上からバーが吊るされているやつです。このマシンは、それの軌道が固定されたバージョンといった感じですね。
トレーニングにおいて、「軌道が固定されている」ということは、対象の部位をより意識しやすくなるという大きいメリットがあります。
ちなみにKASUMIさんが手につけているのは「パワーグリップ」。
主に背中のトレーニングで使用するのですが、「手が痛い」「マメが気になる」という女性なら必携。それらの防止のためだけなく、握力の補助にもなりますので、女性の方や初心者さんこそ使ってみるべきアイテムです!
ダンベルキックバック
二の腕に効果的なのが「キックバック」。KASUMIさんはトレーニングを開始した頃から、「気になる部位は二の腕!」とおっしゃっていました。それもあって定期的に取り組んでいただいている種目です。
動作としては、「ダンベルを持って、肘を曲げ伸ばしする…」と、いたってシンプルな動き。しかしやってみると意外に難しいんですよね。いかに肘を固定できるか? これが肝心です。
この日はいずれの種目も、これまでより高い負荷にチャレンジしていただき、それぞれ見事達成することができました。引き続き、KASUMIさんの成長から目が離せません!
YUKAさんはお尻を中心として下半身と背中を重点的に!
YUKAさんも同様に「レディースゾーン」でのトレーニングを。お尻を中心とした下半身と背中のトレーニングに取り組んでいただきました。
ヒップスラスト
まずは「ヒップスラスト」からはじめてみましょう。
「お尻のトレーニングといえばこれ!」という女性も少なくないかもしれません。しかし、正しいフォームをキープするのが、なかなか難しいんですよね。
YUKAさんも最初は苦手に感じていたようですが、今ではご覧の通り!
「ヒップスラスト」はお尻や脚など大きな筋肉を使う種目なので、比較的高重量にチャレンジできる種目でもあります。
ブルガリアンスクワット(スミスマシン)
KASUMIさんが行なったスクワットの片足バージョンになります。
片足の方が難易度は高く、フォームも安定しづらいです。しかし、この「不安定さ」こそがお尻を働かせてくれるんですよ!
スクワットがマスターできた方は、ぜひチャレンジしていただきたい種目ですね。
シーテッドロー
背中のトレーニング「シーテッドロー」。名前の通り「座って引く」動作です。
しかしこのトレーニング、力こぶや首回りに効いてしまうというのがあるあるなんです。
「握る」のではなく「引っ掛ける」という意識で引くことで、背中に効きやすくなるんですよね。そこでこの種目でも、先ほどご紹介した「パワーグリップ」を使うことをオススメしています。
SHUNさんは「ヘビーゾーン」で「ビッグ3」に挑戦!
男性のSHUNさんは「ヘビーゾーン」へご案内。「トレーニングの王道・ビッグ3」にチャレンジしていただきました!
スクワット
「何回、『スクワット』出てくるねん!?」と思いましたよね? それ正解! そして何度でも出しますよ(笑)。
トレーニングの王道と呼ばれる「ビッグ3」の中でも、「キングオブトレーニング」と呼ばれるのが「スクワット」。「これさえやっとけばいい!」という人も少なくはありません。
この日はマックス重量の77.5kgに挑戦。取材のカメラがあると限界を突破するSHUNさん(笑)。今回もなんとか挙げきりました。フォームも安定していて、これからの更なる成長が楽しみです。
(ハーフ)デッドリフト
これまでジムに通われていたというSHUNさんでも、このプロジェクトで初のチャレンジだったというのが「デッドリフト」。
背中を中心に、体の背面をトレーニングすることができます。
「どうしても腰が曲がってしまう」ということで、最初は苦労しましたが、「いかにお尻をひけるか」を意識し、練習を重ねることで克服していきました。
ちなみにこの動きをマスターすることで、たとえば重たい荷物を持ち上げるときに感じる腰の痛みも減ったりするのです!
ベンチプレス
これもよく聞くトレーニングの名前ですね。SHUNさんはこのプロジェクトの前から「ベンチプレス」をされていたそうですが、「どうしても肩が痛くなってしまう」という悩みをかかえていたとのことでした。
実は、僕もそうだったんです。バーを下ろす位置が顔側に寄り過ぎていたんですよね。
これ、腕立て伏せでイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。肘の曲げ伸ばしで胸を使うという点では同じですからね。意識してみてください。
「全身過負荷の原則」こそが成長を後押しする!
ということで、3名ともこの日のパーソナルトレーニングは終了です。
今回私がいつも以上に意識していたのは「全身過負荷の原則」です。
「前回よりも高い負荷に体は反応する」というトレーニングの法則なのですが、これってトレーニングに限ったことではないと思うんですよね。
昨日よりも今日、今日よりも明日、そうやって負荷を高めていける人が成長しますよね。これって、あらゆることに通じる考え方だと信じています。
さあ、プロジェクトも残すところ数日となりました。
目標達成に向けて、3名とも頑張っていますので、最後まで、引き続きのご声援をよろしくお願いします!
Information
レシオボディデザイン東岡山店
- 住所
- 岡山市中区高屋295-3
- 電話番号
- 086-230-0507
レシオボディデザイン問屋町店
- 住所
- 岡山市北区問屋町9-102
- 電話番号
- 086-236-6675
レシオボディデザイン新倉敷店
- 住所
- 倉敷市玉島爪崎981-1
- 電話番号
- 086-526-8000
- 問合せ時間
- 9:00~13:00/17:00~22:00 ※土・日曜、祝日は10:00~19:00
- 問合せフォーム
- https://retio-bodydesign.jp/higashiokayama/#contact
<消費税率の変更にともなう表記価格についてのご注意>
※掲載の情報は、掲載開始(取材・原稿作成)時点のものです。状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、利用前には必ずご確認ください
※新型コロナウイルス感染拡大防止の対策として、国・県・各市町村から各種要請などがなされる場合がございます。必ず事前にご確認ください