Mission_91/最新文具からオリジナル商品、カフェまで、文具選びをとことん楽しめる。進化する『うさぎや』の魅力を調査せよ!
身近な文具専門店『うさぎや』。リニューアルした「岡山店」で魅力再発見。
こんにちは。『まかせてちょ~査団スペシャル』の団長Mです。
今回は、団長Mの「お買い物欲」を刺激してやまないお店のひとつ、文房具専門店『うさぎや』をご紹介します。
岡山県内5店舗、福山市に1店舗を展開する『うさぎや』は、1995年に第1号店の「倉敷店」がオープンしてから2020年で25周年を迎えました。
当初はロードサイドの大型文具店が全国的に珍しかったものの、あっという間に地元の人気文具店として定着。団長Mも10代からお世話になっていますが、来るたびにワクワクしながら買い物を楽しんでいます。
そうそう、CMでもおなじみの名フレーズ「楽しさワクワク♪ 文具でワクワク♪」って、お店に行くと実感できますよね! 足を運ぶ度にあの歌が脳内再生されて、「まさにCMのとおりだな~」とうれしくなります。
圧倒的な商品数やユニークな取り組みで、楽しい文具ライフを提供している『うさぎや』。その魅力は今さら語るまでもありませんが、時代に合わせてどんどん進化を続けているんですよ。
というのも、ちょうど四半世紀を迎えた2020年に『うさぎや岡山店』は一大リニューアルを行いました。
十数年ぶりに売り場全体がガラッと変わり、カフェも登場するなど大胆にバージョンアップしました。みなさんはもう行きましたか?
以前より通路幅を広げて、動線を長くとっています。棚も以前より低めに設定されたおかげで、フロア全体が見やすく、よりスムーズに回れるようになりました。
今回は、新しくなった「岡山店」で、進化した『うさぎや』の魅力や、気になる商品を改めて「ちょ~査」したいと思います。
ご案内していただくのは「岡山店」副店長の梅原さん。よろしくお願いします!
「まず見てほしいのが、入口のイベントコーナーです。ここにはシーズンごとのアイテムやキャンペーンなどのおすすめ商品を置いています」。(梅原さん)
まずは入口のディスプレイでお客さんのハートをキャッチ! さっそく目移りしてしまいますが、梅原さんのおすすめは何ですか?
「やっぱり名入れの無料サービスですね。例えば大切な人への贈り物や自分へのご褒美に、名入れの筆記具を選んでみてはいかがですか?」。(梅原さん)
「ボールペン名入れ無料キャンペーン」は、卒業、入学、就職シーズンに合わせて実施。2022年の場合は4月10日まで各店舗で開催中です。500種類以上の対象商品から選ぶことができますよ。
「ボールペンは誰もが使いますし、年齢問わず必要になる機会が多い文具です。名入れは特別感がプラスできて、しかも無料なのでお得ですよ」。
なるほど! 日常的に使うアイテムだからこそ、オリジナル感が演出できるとうれしいですね。
文房具ではありませんが、『うさぎや』はランドセル選びもサポート。
「パっと見は同じ風に見えても、細かいデザインや機能が少しずつ違います。じっくり比較検討して選んでください」。
ランドセルっていつの間にか色のバリエーションが増えましたよね? 赤と黒が主流だった昭和世代からすると、ここ十数年の価値観の変化に驚かされるばかりです。
店内には文具を中心に約6万点の多彩な商品をラインナップ。普段使いの文具から、一生に一度だけ選ぶアイテムまで取りそろえています。
人生は文具と共に。年代・シーン別のディスプレイで買い物がさらに楽しく!
ところで、多くの文具店は種類やブランドに分けて商品を陳列していますよね。しかし、リニューアル後の『うさぎや岡山店』は、年代やシーン別にジャンルが設けられているんです。
ジャンルは「ベビー」「ジュニア」「ティーン」「オトナ」、さらにオフィス用品や趣味に特化したコーナー、地元アイテムを集めた「メイドイン岡山」のコーナーも。この分け方ってどんな意味があるのですか?
「例えば、お子さんが生まれた時に使う命名用紙やアルバム、手形スタンプを一緒に置いているので、出産祝いに必要なアイテムをまとめてチェックできるんです」。
お絵描きセットを買う時に、クレパス、スケッチブック、塗り絵が同じ場所にあれば選びやすいかも。ノートひとつとっても、幼稚園と大学生でほしいデザインや機能は違いますもんね。
「モノではなく、文房具を使う『人』や『場面』が基準。文房具を通じて人生の彩りを提供するのが『うさぎや』のテーマです」。
これなら年代やライフスタイル、それぞれのニーズに合った文房具を探せますね。欲しいアイテムが連鎖的に増えて、ディスプレイ丸ごと買いたくなりそう!
こちらはえんぴつ、クレヨン、消しゴムなどのキッズ向け文具がひしめく「ジュニア」コーナー。とにかくカラフルで、キャラものがたくさん。
上段には、懐かしい「でんぷんのり」のフエキくんが文具になって大集結。愛らしいルックスでその人気は今も健在。グッズもレトロ可愛いデザインです。
「文具業界は毎シーズンさまざまな新商品が登場します。入れ替わりが激しいイメージですが、3世代を超えるようなベストセラーも根強い人気ですよ」。
ジュニアコーナーには、子どもが夢中になる「ファンシーシール」が大豊作! プクっと膨らんだ立体シールやキラキラ系シール、セットで買いたい専用シールブックも。集めるのが楽しくなりそう!
洗練された大人文具コーナー。仕事で使いやすいベーシックカラーが主流ですが、色のバリエーションが楽しめる文房具もありました。
「最近は機能とデザイン性に優れた、大人心をくすぐるステーショナリーが各メーカーから発売されています。売れ筋はしっかりそろえつつ、仕入れやディスプレイ、POPには担当スタッフの個性が出ますね。文具好きのお客様は、店舗ごとの得意分野やこだわりに気づくかもしれません」。
たとえば「岡南店」なら、ハサミとカッターに精通した店員さんが居る関係で、商品も特に充実しているそう。ほかの店舗の「推し文具」も気になる~!
ホームページやSNSでは、スタッフさんが新商品やおすすめ商品の情報を日々更新しています。ほしい文具が見つからない時、選ぶのに困った時は店員さんに相談するのが一番。プロの目線でアドバイスしてくれますよ。
岡山の色がペンやインクに。地元愛にあふれたオリジナルアイテム。
大人のみなさん、最近「ノート」使ってますか?
団長MはA4のバインダー、ファイルにコピー用紙を挟んでメモから書類の保管までをまかなう「A4紙」フリークなのですが、コンパクトなサイズの手帳や多機能なシステムノートにも憧れを持っています。
例えば、ノートを組み合わせて使うポケット付き「カバーノート」。ノートやスケジュール表、カード、ペンなどをまとめて収納でき、仕事や家計管理、プライベート、旅の記録用と多彩なシーンで使いやすさを発揮します。これも便利そう!
「関連商品を組み合わせたり、自分仕様に飾ったりと、カスタマイズできる文房具も人気です」と梅原さん。選び方、使い方の可能性がますます広がりますね!
なんと『うさぎや』にはオリジナル商品もあるのです。マスキングテープにペン、鉛筆、はがき、ノート、レターセットにエコバッグと種類もかなり豊富。
その中で、「岡山の色」をテーマにしたアイテムに注目してみました。
写真は、インディゴブルーのボディが特徴のオリジナル万年筆「インディゴの街 ジーンズスタイル」。サンドブラストをかけてマットな質感を出し、デニムらしさを演出しています。
手触りがよく、書き心地もなめらか。持っているだけでうっとりするような、美しいデザインが魅力。高品質ながら、『うさぎや』の遊び心が見え隠れする逸品です。
岡山(備前・備中)、備後の美しい色をインクに閉じ込め、ネーミングにまでこだわり抜いた万年筆インク。ラベルの絵画は『うさぎや』のスタッフさんひとりが描き上げたもの。色のイメージが伝わり、飾る楽しさも味わえるデザインです。
「インディゴの街」、「美星の夜空」、「国分寺の夕焼け」、「牛窓オリーブ」、「桃太郎」、「下津井の蛸」…。地元らしさ満載のネーミングが素敵。
カラーは50種類近くあり、サイズは50mlとそのミニボトルが10mlの2タイプ、「備中想色」、「備後彩雲」シリーズは、15mlで展開しています。『うさぎや』ならではのご当地アイテムとして、贈り物やおみやげにもぴったりです。
カフェのドリンク&スイーツでホッとひと休み。ゆったり文具選びを楽しもう。
ゆったり座ってペンの書き心地を試せるコーナーを発見。よく使うものだからこそ、じっくり手にとって確認できるのは文具選びの重要なポイントかも。店内のあちこちに商品を体験できるコーナーがありましたよ。
ゆったり座るといえば、隣接しているカフェ『ジョルジュラパン』も外せません。ここはランチやスイーツがかなり充実していて、買い物ついでに腹ごしらえできちゃいます。
フリーWi-Fiが使えるので、勉強やテレワークも快適です。外から直接出入りできて、テイクアウトしやすいのもうれしいです。
「知育玩具や塗り絵などの文具を、カフェで自由にお試しいただけるようにしています」と梅原さん。
棚には使ってみたくなる商品がズラリ。お子さんとも気兼ねなく過ごせるように工夫されているんですね。選び疲れたらひと休みできて、買った文具もお茶しながら試せる…。文具店とカフェってかなり好相性かも!
梅原さん&カフェスタッフさんおすすめのメニューは、たっぷりのフルーツとチョコ&ソフトクリームがのった「チョコワッフル」(2枚737円、イートインのみ)と「ブレンドコーヒー(イートイン275円、テイクアウト270円)」。
サクサクの甘いワッフルに満足感いっぱい! 店内をもう一回りできるエネルギーチャージができました!
ソフトクリームやパフェ、マフィンサンド、スープなど、ほかのメニューは改めて食べに来ようと決意。お店もカフェもつい長居してしまいますが、文具沼にハマるのには申し分のない居心地のよさですね。
今はたいていの文房具がネットで購入できる便利な時代ですが、お店に出かけてあれこれと品定めをする時間って、たまらなく楽しいものです。
どの店舗も行く度に心ときめく文具との出合いがあり、隠れた「文房具熱」がムクムクと湧き上がるのを感じます。
長々と語りましたが、単純に言って『うさぎや』はいつ行っても超楽しい!
Information
Information
うさぎや(クラブン株式会社)うさぎや岡山店
- 住所
- 岡山市北区今8-15-28
- 電話番号
- 086-243-8989
- 営業時間
- 10:00~20:00 ※カフェはOS19:30
- 休み
- なし ※1月1日、一部の棚卸日をのぞく
- 駐車場
- 65台
- ※店舗は岡山県内5店、広島県福山市に1店舗あり
- HP
- https://www.8989usagiya.co.jp/shop/okayama.html
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