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編集者にまかせてちょ~査団スペシャル

《岡山市ほか/株式会社 白十字》一瞬で幸せになれる、ふかふかの生地と甘いカスタード。『白十字』のワッフル&お菓子が愛され続ける理由とは?【PR】

気になる岡山の街ネタ調べます!まかせてちょ~査団スペシャル

  • 情報掲載日:2021.11.13
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

Mission_88/創業から64年、地元の洋菓子文化をリードしてきた『白十字』の温故知新をリサーチせよ!

岡山っ子のワッフルといえばコレ! 子どものころから慣れ親しんだ「ご褒美おやつ」。

こんにちは。『まかせてちょ~査団スペシャル』の団長Mです。

みなさん、最近どんなお菓子を食べていますか? 地域に根差したさまざまな岡山のお菓子を紹介している『まかちょ~』ですが、今回は、私が幼いころから慣れ親しんでいる洋菓子の名品をピックアップしたいと思います。

何度見ても胸がときめくビジュアル! ふっくらした楕円型と、表面の「Waffle」の文字が何とも可愛らしいですよね。

こちらは1957年(昭和32年)に創業した老舗菓子店、『白十字』の「ワッフル」。岡山っ子ならすっかりおなじみのロングセラー商品です。

団長Mはこのワッフルが大好物で、両親がお土産として買ってきたり、来客の手土産でいただく機会が多かったりと、我が家のおやつタイムに度々登場していました。

子どもの頃から「いただきもの」という印象が強かったからか、このワッフルにはご褒美スイーツとしての贅沢さを感じます。

それでいてケーキよりもカジュアルで、日常のおやつとしての素朴さも感じられる、今まで食べてきた洋菓子の中でもかなり特別な存在です。

あのふかふかの生地とコクのあるカスタードクリームは、一日の疲れを帳消しにしてくれます。巷にあふれるいろいろなスイーツに目移りしつつも、時おり無性に食べたくなるんですよね~。

お天気のよい昼下がり、紅茶とともに味わうワッフルは格別! 食べる前にしばらくジっと眺めてしまうのもご愛敬。ふかふかの食感と優しい甘さが想像できて、幸せな気分に浸れちゃいます。

ガラス越しにガーデンの見えるこちらの場所は、『白十字 今店』の店内です。『白十字』にカフェ併設店があることは知っていましたが、店内のカフェでもワッフルがいただけることは正直知りませんでした。

ワッフルは定番のカスタードと、季節限定のあん生クリームが販売されています。実は、2014年から要冷蔵として個包装のパッケージに変わったのをご存じでしたか?

それまでは常温保存でしたが、その改良の裏側には並々ならぬ工夫とこだわりがあったようですよ。

地元ですっかりおなじみの『白十字』ですが、何気なく食べているワッフルひとつとっても、まだまだ知らないことがたくさんありそうです。そこで今回は、本社併設の『白十字 藤田店』を訪ねて、広報の福島さんにお話を聞いてみました。

改良を重ねてよりふんわりと美味しく! 創業64年の名品ヒストリー。

国道30号線沿いにある「藤田店」は、本社工場と隣接している直営店。丸い屋根が連なった外観が可愛いですね。

早速ですが、『白十字』のワッフルはいつ頃から販売されているのですか?

「ワッフルは昭和32年の創業当時から販売している看板商品です。創業者が商品のどら焼きをヒントにして、当時はまだ珍しかったカスタードクリームを2枚の生地でサンドしよう、と考えたのがきっかけになりました」。(広報・福島さん)

確かに、形はどら焼きっぽい! 一般的な「ワッフル」といえば格子模様のベルギーワッフルが思い浮かびますが、『白十字』のワッフルは「どら焼き」がヒントになったからこそのスタイルなのですね!

「味の決め手は、生地のふわふわした柔らかさとクリームのコクにあります。昔ながらの手作り感のある味を大事にしていますが、時代に合わせて改良を重ねているんですよ」。

カステラ風の生地は、柔らかくてしっとり。軽さの中にちゃんと食べ応えがあり、蜂蜜の風味豊かな味わいに仕上げられています。なめらかさのあるカスタードクリームとも相性も抜群ですね! 

「素材はいたってシンプルです。2014年から要冷蔵になったのが最も変わった点ですね」。

それが一番気になってました! ファンの方も驚きだったのでは? 

「1年を通して気温が高くなったことや、できるだけ添加物や保存料を使わないことから、より安心・安全にお菓子を提供したいとの考えで要冷蔵に切り替えました。冷やしても生地の柔らかさを保てるように、材料の配合や作り方も冷蔵に合わせて工夫しています」。

そのまま箱にギュッと詰まったワッフル、手作りのおやつっぽさがあって懐かしい記憶ですよね。それでも、要冷蔵になったことで1年を通して買えるようになり、手土産用に分けやすくなりました。

昔から変わらない印象でしたが、時代とともに進化しているのですね!

福島さんが『白十字』の60周年誌を見せてくださいました。

歴代のロゴデザインは、現社長が自らアイデアを出しているのだそうです。漢字のロゴといいお店の造りといい、『白十字』のブランドイメージはシンプルでオシャレですよね。

「昔からお菓子屋さんの可愛いイメージに寄りすぎず、時代の流行にとらわれないセンスがありますね。ロゴやパッケージは、男性でも気負わず買えるデザインになっています」。

「実はワッフルの文字にも変遷があるんですよ」と福島さん。

写真は1975年ごろから1987年ごろまで作られていたワッフルで、「WAFFLE」の文字が今と異なる活字体になっています。外国の焼菓子風のクラシックなデザインですね。

今のデザインは3代目で、焼き型は今使っているものしか残っていない貴重なものだそうです。

贈り物や自分用に選ぶ楽しさいっぱい! 季節を味わう人気菓子がズラリ。

『白十字』の第1号店が創業したのは1957年(昭和32年)。岡山市北区表町1丁目(旧中之町)にオープンしました。

どら焼きをヒントに考案されたというワッフルですが、このお店のはす向かいに金物屋があり、そこで焼き型を見つけたことも開発のきっかけになったそうですよ。

1972年(昭和47年)にはお菓子とピザを提供するお店へとリニューアル。当時は馴染みの薄かったチーズケーキを販売するなど、最先端の洋菓子文化を取り入れる都会的なお店として人気を集めていました。

現在の『白十字』は、岡山、香川、広島、兵庫の各県に計47店舗を構え(2021年11月13日現在)、直営店のみで商品を販売しています。店舗数が増えるとともに、お菓子の数もかなり幅広くなりました。

「約30種類の焼菓子やケーキなどの生菓子、季節限定の商品も人気です。秋のサツマイモやクリ、リンゴ、イチゴなど、お菓子を通じて四季の味を楽しんでいただけますよ」。

どれもおいしそうな焼菓子ばかり! 見やすいディスプレイと商品数で、贈り物や手土産を選ぶのにぴったりです。バラ売りのコーナーも充実しているので、つい自分用も買ってしまいがち。

チーズブッセにりんごパイ、マドレーヌにフィナンシェなどなど…。ワッフル以外の焼菓子も、すっかり手土産やおやつの定番となっています。みなさん、どれか一度は食べたことがあるのではないでしょうか?

団長Mは、大人っぽいラム酒風味のレーズンサンド「オペラ」と、月ごとに変わる季節のシュークリームもお気に入り。特にシュークリームは早めに売り切れてしまうこともあるので、最寄りの店舗を回って買うほどハマっています。

それ以外にも好きなお菓子がたくさんありますが、どれもリピートしたくなる美味しさですよ!

新鮮な食材にこだわり、美味しいお菓子を通じて幸せを届ける。

『白十字』のお菓子には地元の食材を生かしたものがあります。しっとりしたパイでホクホクの甘~いカボチャ餡をくるんだ「牛窓パンプキン」は、瀬戸内市の牛窓で契約農家が育てた「えびすかぼちゃ」を使った一品。

「安心できる食材はもちろん、その鮮度にもこだわっています。2010年からは自社農園でイチゴの栽培をスタートしました」。え、自ら使うイチゴを育てているんですか?

12月から春にかけて、『白十字農園』では甘酸っぱいイチゴがたくさん実ります。「さがほのか」や「おいCベリー」といった2種のブランドイチゴは、完熟してから収穫してすぐに工房へ。

ブルーベリーも栽培するなど、今後も自社栽培のフルーツが増えるかもしれません。

採れたての野菜やフルーツを使ったスイーツ、美味しいはずですよね!

改めて『白十字』の魅力を再認識した団長M、冒頭で訪れた『白十字 今店』に舞い戻っておやつタイムを再開。

こちらは工房でのお菓子作りの様子とカフェ、ガーデンを楽しめるコンセプトショップとなっています。カフェを併設した店舗は今店、一番街店、伊福町店、黒崎店と岡山県内に4軒ありますが、ここのカフェスペースは広くて明るく、とても過ごしやすい空間です。

ケーキやドリンクはもちろん、カフェメニューにアレンジしたワッフルや焼菓子が今後登場するかも?とのことで、買い物だけではなくカフェの楽しみも広がりそうです。

最後にもうひとつ。お菓子ではありませんが、団長Mが『白十字』のお店に行くと必ず在庫をチェックするのがこのカード。なんとこれ、ワッフル型のオリジナルメッセージカードなんです! 

可愛いすぎるのに無料サービス、というのが信じられません。手土産にそっと言葉を添えたくなりますね。

60年以上にわたり、岡山の洋菓子文化をリードしてきた『白十字』は、おいしい和洋菓子を通じて、日常に小さな幸せを届けています。すべてが紹介しきれないほど魅力たっぷりですが、ロングセラーはもちろん、新作菓子も続々と登場するので、ぜひチェックしてくださいね!

Information

Information
白十字 藤田店(本社)
住所
岡山市南区藤田651-17
電話番号
086-296-7550(本社)・086-296-7551(藤田店)
営業時間
10:00~19:00(藤田店)
休み
なし
白十字 今店
住所
岡山市北区今6-20-7
電話番号
086-243-0345
営業時間
9:00-19:00(カフェ 9:00-17:30)
休み
なし
※店舗は岡山県内26店、近県に21店舗あり
※営業時間、休みは各店舗により異なる
http://www.hakujuji-g.co.jp/index.cgi

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