Mission_27/岡山の遊園地『鷲羽山ハイランド』の最新トピックを調査&人気アトラクションを体感せよ!
岡山で話題のスポットやイベント、知る人ぞ知るレアな情報など、誰もが気になる地元のモノ、ヒト、コトを『タウン情報おかやま』が徹底調査するこの企画。
スタッフが実際に現地を訪れ、体験したとっておきの情報をリポートして、「岡山の魅力を再発見できる、よりディープでフレッシュな街ネタ」をお届けします!
今も昔も変わらず、休日のお出かけスポットとして人気なのが遊園地。子どもから大人まで楽しめるレジャーの代表であり、全国各地には個性豊かな遊園地がたくさん点在しています。そのなかのひとつが、倉敷市児島にある『ブラジリアンパーク 鷲羽山ハイランド』。ブラジルをテーマにしたユニークな園内には、ジェットコースターやスカイサイクルなど話題の絶叫系マシンがたくさん。ファミリー向けのアトラクションやゲーム、サンバショーもあり、誰もが楽しめる要素が満載です。
今回はそんな『鷲羽山ハイランド』の最新情報をチェックするべく、調査団の新隊長Mが、久しぶりに訪れてみました!
瀬戸中央自動車道、児島ICから車ですぐの場所にある『鷲羽山ハイランド』は、瀬戸内海を望む山の上にあります。1000台分の駐車場を完備しているのでクルマでのお出かけにも最適。JR児島駅からバスも出ているので、公共交通機関でのアクセスも便利です。
到着すると、見慣れないピンク&パープルのジェットコースターが目の前に。あれ?このフォルムはもしや…。『鷲羽山ハイランド』ファンにはおなじみの「スタンディングコースター」じゃないですか?! 以前はレールや支柱が白一色でしたが、2019年の3月から写真映えするポップなボディの「ピンクタイフーンコースター」に生まれ変わりました。
園内は、ブラジルがテーマなだけあってとても陽気でカラフル。この階段はSNS映えするフォトスポットとしても人気だそう。写真を撮るお客さんに交じって、隊長Mも写真をパチリ。早速ジェットコースターを攻めてみます。
立ったままの姿勢で垂直ループや水平ループを滑走するのが「ピンクタイフーンコースター」の醍醐味ですね。体は固定されているものの、足元がフリーなのが不安いっぱい。周りの景色を楽しむ余裕もなく、3.2.1、GO!
思ったより速い! 急回転! 特に立ったまま落ちていく瞬間は体がふわっと浮くようでスリル満点です。実はジェットコースターが苦手な私こと隊長M。目を閉じて「ギャー!!!」と叫んでいるうちに終わりました。上級向けですが、絶叫マシンに慣れない人でも乗りやすく、何度もリピートしたくなる名作マシンです。
海抜140メートルの山頂を、大観覧車と瀬戸大橋をバックに走り抜ける「チューピーコースター」。こちらも2018年の12月に車体がリニューアルされています。ネコの「ワイルドキャット」に見つかったチューピーが一目散に逃げる様子を描き、まるでチューピーと一緒に走っているようなストーリー性のあるデザインになりました。
休憩がてら山頂にある「ジャングルカフェ」でひと休み。パラソルに描かれたジャングルの絵はスタッフさんによる手描きで、プロ顔負けの力作です。ここでは、ちょっと珍しいオリジナルグルメをオーダーしました。
それがこちら! ワニの手をソテーした手羽焼「クロコダイルハンド」800円。これこそまさにジャングルの味!食べ方に迷った挙句、手づかみでいただくことにしました。ゴツゴツした皮と爪がそのまま付いている衝撃的な見た目。「ワニと握手してるみたい……」そう考えると背筋がブルっと震えます。味は鶏肉のような味で歯ごたえがあり、なかなかのおいしさでした!
ワニ肉を食べてワイルドな気分に浸った後は、「全国の遊園地の中でも史上最恐クラス」との呼び声高い「スカイサイクル」に挑戦。地上16メートル(ビル4階建ての高さ!)の上空に伸びる細いレールを、腰ベルトのみが付いた自転車型の乗り物を漕いで進みます。2人乗りの座席はレールから微妙にはみ出し、遥か下には山の斜面が…。
乗った人にしか分からない独特の緊張感と恐ろしさがあり、度々メディアやSNSで紹介されるなど、県外の人にもファンの多いアトラクションです。
普通に漕げば約5分。隊長Mはひとり乗車で必死に漕ぎましたが、まさかひとりで乗るのがこんなに心細いとは…。あまりの恐怖で漕げなくなったら、後ろから来た人に押してもらって帰るそうです。勢いよくぶつかる人もいますが、衝撃で乗り物が壊れることもあるそうなので注意しましょう。
スリルたっぷりですが、瀬戸内海の抜群の展望も見どころ。最後のカーブを曲がりきる手前は、瀬戸大橋と乗り物がちょうど重なり合うポイントとして、乗降場所からのフォトスポットになっています。クセになるほどのスリルと瀬戸内の絶景を両方楽しめます。
アトラクション以外で人気を集めているのが、ダンスショーやゲームでお客さんを盛り上げるブラジリアンダンサーのみなさん。今回は『鷲羽山ハイランド』に来て3年目の若手ダンサー、ギレイミーさんにご登場いただきました。
ブラジルといえばサッカーということで、園内にはこんなフォトスポットも!
「みんな~!『鷲羽山ハイランド』にカモーン!」と、茶目っ気たっぷりのポーズをキメてくれたギレイミーさん。ダンスがとにかく好きで、お客さんにも気軽にダンスを楽しんでほしいと話します。ちなみに好きな日本食は「お好み焼き」だそう。
サンバ以外にも、流行りのダンスナンバーやパラパラをアレンジしたダンスも披露。「恥ずかしがらずに、ステップを合わせるだけでも楽しいよ!カモーン!」と、シャイな来場者たちに積極的な参加を呼びかけています。
ひとりがステージに上がって踊り出すと、どんどんダンスの輪が広がります。この日もダンスの好きなキッズや学生さんたちがステージに上がり、楽しそうに踊っていました。「踊ってみたいけど恥ずかしい」そんな人も、みんなでステップを踏めば大丈夫!
ダンスのほかにも、ビンゴゲームなどいろんなステージイベントを開催しています。
鷲羽山ハイランドのキャラクターグッズもお客さんに人気です。これは、園のキャラクター「チューピー」のフェイスバッグ1500円とカチューシャ500円。
せっかくなのでスタッフさんに身に着けてもらいました。「何かポーズを!」というざっくりしたリクエストに対してこのキュートさ、さすがのクオリティ。とってもお似合いです! おみやげにはもちろん、友人や家族とおそろいで身に着けて園内を巡っても楽しいですね。
遊園地といえば派手なアトラクションに目が行きがちですが、フリッカーやボルダリング、動物とのふれあいコーナーなど気軽に楽しめるものもあります。ファミリーでも来場しやすいですね。
今年で開園48年を迎え、新しいアトラクションや見どころを加えながら常に進化を続ける「鷲羽山ハイランド」。今後も目が離せません!
Information
ブラジリアンパーク 鷲羽山ハイランド
- 住所
- 倉敷市下津井吹上303-1[MAP]
- 電話番号
- 086-473-5111
- 営業時間
- 10:00~17:00 ※曜日や季節により変動あり(HPの開園カレンダー参照)
- 休み
- なし
- HP
- http://www.w-highland.co.jp/