「『ジュエリークラフトYAMAJI』って、ブライダルリングの専門店でしょ？」

そんな人にこそ、ぜひ知ってほしい。ハンドメイドにこだわり続ける、職人たちの想い。

何気ない毎日が、身に着けるだけでちょっと特別な一日になる。

ショーケースの向こう側に秘められた、『YAMAJI』メイドの素敵なジュエリーストーリーを。

はるか宇宙にも届きそうな、深く澄んだ深海の輝き

9月の誕生石・ブルーサファイアは、別名「空の宝石」。

けれどその名を聞いていつも思い浮かべるのは、すがすがしく晴れわたった空ではなく、月光が穏やかに揺れ輝く夜の海だ。

ふと目をやればたちまち心まで吸い込まれてしまいそうな、深く、どこまでも澄んだ海底の色…。

そのせいか「ブルーサファイアは真に大人の女性が身に着けるべきもの」とずっと思っていた。

豊かな人生経験に磨かれた冷静さとたおやかさを合わせ持ち、その崇高な輝きに見透かされても揺るぎない内面を備えた女性にこそふさわしい宝石だと。

だから、普段使いできるプチダイヤや慶弔シーンに使えるパールジュエリーはいくつか持てても、ブルーサファイアにはいまだ手が出ない。

「宝石の王様」ダイヤモンドに次ぐ美しさと堅牢さ

だから、海外ではブルーサファイアが若い世代の女性にもっとも手軽に親しまれている宝石のひとつと知ったときは、とても意外だった。

ダイヤモンドほどではないものの、輝きの美しさと硬度はそれに次ぐレベルで、相応の資産価値が保たれること。

高価なダイヤに比べると比較的手頃な価格で高品質のものが手に入ることが主な理由で、欧米ではエンゲージジュエリーに選ばれることも。

さらにその澄んだブルーには冷静な思考力と判断力を高め、運命的な出会いやチャンスを引き寄せる力があるとされることから、フォーチューンジュエリーとして身に着ける人も多いとか。

野花を編み込んだような可憐なたたずまいのとっておきジュエリー

そんな人気のブルーサファイアを使った、とっておきのジュエリーがこちら。

「野花を摘んで編み込んだガーランド(花輪)」をモチーフに、オーバル型の爽やかなブルーサファイアをダイヤモンドとオレンジ＆イエローサファイアで囲んだプラチナリング。

華奢な女性の指にもほどよくなじむリング幅最大約5mmの適度な厚みで、サファイアのほかに3色の宝石をあしらうことで、カジュアルなファッションにも合わせやすいデザインとなっている。

ファイアは和名で「青玉」とも呼ばれるほどブルーのイメージが強いが、実はピンクやパープル、ホワイトなど、さまざまなカラーが存在。

鉱物としての組成は同じでも産地の環境（養分の割合）によって、ほかの石ではありえないほどの多種多様な色が生み出されるのだとか。ちなみに、ルビーと称されるのは、赤く発色したサファイアと同一の鉱石だそう。

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