やちむん、小鹿田焼、益子焼など、全国約80人の作家の品、約3000アイテム扱う『FRANK』。店主・染谷孝さんは「商品選びについては、いいなと思った物は自分で購入して使い心地を試し、気に入れば作り手に会いに行って交渉します。見た目が素敵なのはもちろん、使い勝手がよくてルーツがしっかりしているもの。作家さんの思いを聞き、その人柄に惚れたものだけを置いています」と語る。たとえば、安土草多氏のガラス食器は、表面の凸凹にゆらゆらと光が反射するのが印象的だ。「吹きガラス　ビアマグ」4950円をはじめ、丸鉢やミルクピッチャーなど見飽きない。木の癖を生かし、ナタとノミだけで加工、漆で仕上げた國武秀一氏の木工作品は「とりさじ」4950円、「マドラー」2750円。シンプルでやわらかい印象の栗田荘平氏の器は、「線描浅鉢　四寸五分」3850円。毎日使うものだからこそ、ひとつひとつ手にとって、その感触を確かめながらお気に入りを見つけたい。

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