2022年はいつも以上に勝負の年に!
2022シーズンが開幕しました。
例年以上にJ1昇格を意識したシーズンを迎えています。
コロナによってこの2年間はクラブも苦しい状況でしたが、それ以上にファン・サポーターの皆さまに対し、応援の制限など辛い思いをさせてしまいました。
そんななか「この辛い思いの何倍もの喜びを、皆さんと一緒に分かち合いたい」という一心で、コロナの影響からの脱却に力を注いできました。
夢は実現するもの、掴むもの!
そんな想いをくみ取っていただいたのか、地域の企業からは増資やスポンサードで、ファン・サポーターの皆さまからはグッズを購入いただくなどして大きなお力を頂戴し、加えて徹底したコストの削減によってコロナ禍のサバイバル期を乗り越えることができました。
皆さまのおかげで、経営の安定化に向けた「リバイバル期から次への投資のパワーアップ期に突入する準備」ができたと感じています。
逆を言えば、まだコロナの影響が残っている現状はチャンスでもあると捉えて「自分たちでうねりを起こし、その波にファン・サポーターの皆さまと一緒に乗って、目標を自ら掴みに行く!」そんな一年にしたいと考えています。
コロナ禍で日本人選手の獲得が困難に?
ここでコロナ禍におけるJリーグの現状把握を、皆さまと共有しておきたいと思います。
2021シーズン、新型コロナウイルスの影響による入国制限により、外国人選手がシーズンスタートに間に合わないという状況が起きました。選手だけでなく外国人監督がゴールデンウィーク前まで合流できないというチームも存在しました。
そんな昨シーズンの経験から、2022シーズンのJ1クラブは入国時期が不透明な外国人選手ではなく、J2で活躍した若手日本人選手を例年以上に獲得することが想定されました。
有望な若手選手がJ1に個人昇格することにより、どのJ2クラブも日本人選手のみで戦力をそろえることが例年よりも難しい状況になっていくことを考慮しなければいけなかったのです(結果的にファジアーノもその影響を受けることになりました)。
「まずは楽しもう!」ワクワクできる1年に。
このような状況を踏まえた上で、2022シーズンのファジアーノは多少のリスクはあれど、実力ある外国人選手を積極的に獲得し、昨年から残ってくれた選手や新たに獲得した新卒の選手などの融合によってJ1昇格を勝ち取るという布陣を目指しました。
取り組みの結果、昨年以上に「このクラブでJ1に昇格したい!」あるいは「俺がJ1に上げてやる!」と強い気持ちを持った選手が集まってくれました。
そして3月に入り、合流が遅れていた韓国人のハン選手、オーストラリア人のムーク選手も合流。私自身もワクワクしています。
今シーズンは、木山隆之新監督を迎えました。
木山監督は「まずは楽しもう!」と選手に伝えていました。「選手自身が楽しんでいなければ、ファン・サポーターの皆さんにワクワク感は届かない」という強い想いがあるのです。
長いシーズンが始まったばかりですが、1試合でも多くワクワクする試合をお届けし、一緒に勝利を喜びあい、年末には喜びを爆発させたいと思っています。
1年間、一緒にワクワクしましょう!!
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