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岡山ものづくり物語

岡山ものづくり物語

ハレマチ特区365

  • 情報掲載日:2016.06.22
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

今月のPick up |中野由紀子

岡山発の魅力的なアイテムを集めた、イオンモール岡山5階の『ハレマチ特区365』。
ものづくりのへのこだわりストーリーを紹介します。

感動をガラスの色につなぎとめて。その思いで生まれた、淡く麗しい器。

岡山ものづくり物語
右上より「片口冷酒器(monet)」7020円、「コップ(monet plants)」5832~6804円、「冷酒おちょこ(monet)」各4536円。花びらや葉の葉脈の筋、たわわになった実の姿などをサンドブラストで表現。削った先に見えるやわらかな色味が美しい

 京都府宇治市出身の中野由紀子さん。幼い頃からものづくりに興味を持ち、工房を見学してはわくわくしていた子どもだったのだとか。その流れでガラス工芸に魅かれ、大学はガラスコースがある倉敷芸術科学大学に進学することに。その縁で今も岡山県で活動し、現在は、作業の一部を行なう母校に近い総社市清音で活動を行っている。

 中野さんは、ガラス作品の魅力について「水や煙のような常に流れ動いているものを固めるように、どろどろに溶けたガラスをすくう。それに色を付け息を吹いていく中で生まれたその一瞬を形にとどめることができるのが、魅力であり楽しいところ」と語る。絶妙な溶け具合のガラスを「ここだ!」と思う瞬間に巻き取って、色付きの粉ガラスを周りに付けて吹き、さまざまな色がグラデーション状に溶けあい器になしていく。それに砂を吹きつけるサンドブラスト工法で植物や花、実などの模様を浮かび上がらせたり、リューターで繊細な模様を描いたり、筆で柄を描いたり…。外側がどうなるか意識しながら、内側を吹いて作品を作る。そして光を通して見たとき、吹きガラスだからこそ生まれる凹凸が光を受け乱反射し、うごめいて見える。そんな光と模様で感動させる淡く美しい器たちを中野さんは今も作り続けている。

岡山ものづくり物語
写真はノーブルな印象を持つ白を使った「innocence」シリーズのもの。「片口冷酒器」6264円、「冷酒おちょこ」各4536円
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笑顔がすてきな中野由紀子さん。作家として個展をしてほしいと、県内外のギャラリーにひっぱりだこだ

ハレマチ特区365

岡山ものづくり物語

Information

ハレマチ特区365
住所
岡山市北区下石井1-2-1 イオンモール岡山5階
電話番号
086-206-7204
営業時間
10:00~21:00
休み
なし
駐車場
約2500台(共同)
HP
https://hare365.com/

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