4月から岡山県ではデスティネーションキャンペーンが始まり、県内各地でこのイベントを盛り上げようと、さまざまな催しが行われています。そんな中、倉敷では街の各所が「mt」モードに!
そもそも大人気マスキングテープ「mt」を作っている『カモ井加工紙』は倉敷に本社があります。そのご縁で今年4月から始まっている「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」の一環で、JR倉敷駅、倉敷美観地区を中心に、各所が「mt」に彩られています。
まずは、JR山陽線のサンライナー。岡山~倉敷~三原間を運行しているもののなかに、『mt』仕様にラッピングされているものがあるんですよ。もうすでに見られた方もいらっしゃるのではないでしょうか? 車内も『mt』模様になっています。
そして、倉敷を代表する名所、大原美術館も「mt」模様に!
そんななか、雑貨ぶらり散歩として気になるのが、今回の企画でどんな『mt』が販売されているのかということ。
まずはチェックしたいのが、「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」期間中の6月30日(木)まで、JR倉敷駅構内で期間限定でオープンしている『mt kiosk』です。ここには、世界を舞台に活躍する2人のアーティストが手がけた、「岡山」を象徴するマスキングテープが販売されています。
ひとりは、カラフルなインスタレーションや物語性のあるイラストで注目を集めるフランス在住のイラストレーター、ポール・コックス氏。テーマは、桃太郎、岡山特産のフルーツ、岡山の名勝をモチーフにデザインされた、計3種類のマスキングテープが用意されています。
もうひとりは、パリやバルセロナを拠点に活動し、三越や資生堂など日本企業とのコラボも多いというフィリップ・ワイズベッカー氏。岡山城をはじめとした歴史的モチーフのものや、世界的人気の備前焼、岡山で獲れる魚介、また「mt」に「mt」柄を描いたものと計4種類販売されています。
そのほかにも、この期間限定で発売している「mt」柄のマグカップやTシャツも販売しています。
またここでできるのが「mtガチャ」! 1回500円で、そのなかには限定「mt」が入っていることもあるそうですよ。
土・日曜はファンが多く詰めかけ、行列ができるほどの今話題のスポットです。
せっかく地元に住んでいるんだから、チェックしたいところですね。
Information
【mt kiosk】
- 住所
- 倉敷市阿知1-1-1 JR倉敷駅構内5 [MAP]
- 電話番号
- 086-465-5812
- 営業時間
- 10:00~18:00 ※6月30日(木)までの営業
- 休み
- なし
また、先ほどご紹介した大原美術館でも、このキャンペーンを機に、新作のオリジナル『mt』をミュージアムショップで販売されています。
そのひとつは、大原美術館が所蔵する名画や立体作品を「mt」にしたもの。名画「mt」には、あのエルグレコの『受胎告知』も! 貴重な作品が並ぶとてもぜいたくな『mt』です。
そのほか、大原美術館でかつて企画展を開催した、山口晃氏や太田三郎氏、田窪恭治氏、青木野枝氏の作品が描かれたものもあります。
使うのがもったいないくらい、アーティスティックな「mt」です。
館内も期間中はアートな「mt」仕様になっている大原美術館。これはぜひ見ておくべきです。
Information
schlank/art space MUSEE(シュランク/アートスペース ミュゼ)
- 住所
- 倉敷市中央1-1-15 [MAP]
- 電話番号
- 086-422-0005
- 開館時間
- 9:00~17:00(入館は~16:30) ※ミュージアムショップは~18:00
- 入館料
- 入館料一般1300円 大学生800円 小学~高校生500円
- HP
- http://www.ohara.or.jp/
そのほかにも、清水白桃をはじめ岡山自慢のフルーツを使ったスウィーツを販売する『くらしき桃子』や、梶谷のシガーフライやビスケットを販売している『cafe BISCUIT』では「mt」柄のパッケージで販売している土産物があったりと、この期間だからこそ手に入る限定品が倉敷美観地区のあちこちに用意されています。
なので、『mt』好きはもちろん、地元民として期間中に訪れていつもと違う倉敷駅、倉敷美観地区周辺を散歩したいものですね。