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はじめての岡山グルメ

《岡山市/はまゆう》老舗の鮮魚店直営の食事処で、新鮮な魚料理とこだわりの日本酒を堪能!【PR】

東京から移住のライターが食す! はじめての岡山グルメ

  • 情報掲載日:2019.02.17
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

Season 2 第十話/はまゆう(岡山市)の刺身定食とママカリの唐揚げ

東京から岡山に移住してきたライターが、まだ食べたことがない、岡山で愛されているグルメを求めて食べ歩き、行きつけにしたいお店を開拓します!

繁華街から少し離れた場所にあるお店なのに、数多くのお客さんが訪れる人気店ってありますよね。岡山市北区桑田町にある食事処『はまゆう』は、鮮魚店が経営する魚料理を出すお店で、近隣のみならず遠方からもたくさんのお客さんが訪れている繁盛店。『JR岡山駅』から徒歩で約10分の立地ながら繁華街とは少し離れた場所に位置しています。お店は昼と夜に営業しているようでしたので、まずはランチタイムに訪問することにしました。

この日はクルマで伺いました。周囲にはお店などは見当たりませんでしたが、そこに目立つ看板があったので、すぐに分かりました。1階の『原田屋鮮魚店』では、鮮魚をはじめ刺身や焼き魚を販売しており、お店の方が仕込みの真っ最中。階段を昇って2階にある『はまゆう』の店内にお邪魔しました。

座敷席に座り、メニュー表を拝見。魅力的な品がずらりと並んでいて悩んだ末に、「刺身定食」750円を注文しました。程なくして運ばれて来た「刺身定食」は、お刺身と小鉢、お漬け物、ご飯におみそ汁という構成です。「仕入れ状況によって変わりますが、本日の刺身はサワラ、白身魚、イカ明太、サワラのたたき、甘エビです」とお店の方が教えてくださいました。

肉厚な刺身はどれも新鮮で、特に今が旬というサワラは脂が乗りまくっていて、とびきりのおいしさ。この値段でこのボリュームは、鮮魚店直営だからこそ実現できるのでしょう。小鉢も日によって変わるそうですが、この日のひじきの煮物は「ザ・お袋の味」という味わいで、ご飯が進みます。気がつくと、店内はサラリーマンの方で満席になっていました。

帰り際に店内にある冷蔵庫を見ると、県内外の日本酒の銘酒がずらりと並んでいて、普段なかなか手に入らない銘柄もありました。「これは夜に来ておいしい日本酒を飲まなくては!」という思いに駆られ、後日改めて訪問することにしました。

翌週に再訪した際は、『JR岡山駅』から徒歩でお店に向かいました。軽い散歩感覚の距離があり、お店に到着する頃には喉がカラカラになっていました。まずは『エビス生ビール』600円を注文して喉をうるおし、エビやタコをぜいたくに使ったお通しにはしを伸ばしました。食べた後に写真を撮るのをすっかり忘れていたことに気がつきましたが、後の祭りです…。

気を取り直して、「ママカリの唐揚げ」600円を注文しました。ママカリは岡山では酢漬けや塩焼きで食べられていることが多いのですが、唐揚げは珍しいようです。「開いて揚げる手間がかかるからでしょう。鮮魚店だからこそできる料理ですね」とお店の方。カラッと揚がったママカリは頭からしっぽまで食べられますし、塩味がきいていてお酒のつまみにピッタリです。

『はまゆう』といえば、日本酒を飲み放題で楽しめるのも人気のようですが、「飲み放題コースは2名から」ということでしたので、お酒は単品で注文しました。倉敷市児島の酒蔵『十八盛酒造』の「十八盛 大吟醸」1500円(1合)は、優しくまろやかな飲み口のなかにもしっかりとした味わいもあり、こちらの魚料理との相性も抜群でした。

続いて「ブリ焼き」600円を注文しました。お店の方が「こちらはお腹側の身なので、脂が乗っていますよ」というだけに、脂が乗りつつも身がしまっていて、これまたサイコーなお酒のつまみでした。お酒は高知県の酒蔵『土佐鶴酒造』の「土佐鶴 大吟醸」2000円(1合)にチェンジ。ご主人のオススメというこのお酒は、ふくよかな吟醸の香りとしっとりした味わいで、大吟醸のおいしさを堪能できました。

心地よい酔いですっかり幸せな気分になったところで、調理場に立っている田島さんにお話を伺いました。お客さんは地元の方が多いのですか? 「昼は近くの会社で働いている方が多いのですが、遠方からクルマで訪問される方も多いです。夜は近くにビジネスホテルが多いからか、東京など県外から出張で来られる方などで賑わいます。ホテルからの紹介や、出張の度に来ていただくケースも多いですね」。

仕入れている魚介類についてのこだわりもお聞きしました。「瀬戸内海産を中心とした魚を岡山中央卸売市場から毎朝仕入れています。その季節の旬の新鮮な魚をリーズナブルな値段で提供することを心がけています」。鮮魚店だからこそのこだわりが嬉しいですね。

創業から32年もの間、魚好き、お酒好きのお客さんに愛され続けている店

1階の『原田屋鮮魚店』で仕込みをしていた、代表取締役の原田徹美さんによると「このお店は72年前に私の父が創業しました。32年前に2階の店を始めた当初はカラオケ喫茶だったのですが、お客さんからの要望もあり、魚料理とお酒の店に改装しました」とのこと。店名の由来についてお尋ねすると、「お店が8月にオープンしたので、8月に咲く花である「はまゆう」の名前を店名にししまた」とのお答え。「はまゆう」は根が強い花だということから、「末永くお客さんに愛されるお店になるように」という気持ちが込められているそうです。その気持ち通りに『はまゆう』は魚好き、お酒好きのお客さんに愛され続けています。

お店の今後の展望にもお聞きしたところ、「これまで通り、昼は手軽な値段でお食事をして楽しんでもらい、夜は新鮮な魚料理と一緒においしいお酒を楽しんで頂ければ」とのことでした。ごちそうさまでした! 次回は必ず飲み放題コースにして、おいしいお酒をたくさん飲みたいと思います!(ライター:カタオカキヨシ)

Information
はまゆう
住所
岡山市北区桑田町16-20 2階 [MAP]
電話番号
086-232 5115
営業時間
11:00~14:00(OS13:30)/17:00~22:00(OS21:30)※土曜は夜のみ
休み
日曜、祝日
席数
80席
駐車場
4台

<消費税率の変更にともなう表記価格についてのご注意>

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