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大盛りアニキの新・岡山ラーメン☆エクスプローラーズ

《岡山市/節骨麺 たいぞう》東京・池袋発&西日本初進出の実力店【PR】

第38回/節骨麺 たいぞう

  • 情報掲載日:2017.01.15
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

※閉店しました。
「池袋」と聞いて何をイメージされるでしょうか? ワタクシは何度も上京していながら、今だ訪れたことのない未踏の地でございます。きっと都会でしょうね(あたりまえだ)。

そんな「池袋ビギナー」なワタクシでも強烈に覚えているのは、『池袋西口公園』をタイトルに冠した昔のドラマですね。略すとチャンピオンベルト名みたいになるやつです。あれはワルなお話でしたが、近年は「住みたい街№1」に輝くほどの人気を誇っている魅力あふれる街だそう。ラーメン店も多くて超人気店がしのぎを削っていると聞きました。その池袋ウエストゲートに本店を構えるお店が、岡山に出店するうわさを耳にしたのは昨年のこと。東京が6店舗で、静岡に1店舗。そして西日本には初進出! でも不思議なのは「節骨麺(ぶしこつめん)」の名称。イメージが湧かず悩んでしまいました。とりあえず、「考える前に感じろ!」てなテンションで、足を運んでみようとすると、久しぶりに盟友ブンガク君登場。「相手は東京の人気店。しかし臆することなく胸を張って食べるがいい…。だが、これだけは言っておく。『決してあ・な・ど・るな!』。以上だ」。ごめん、イミフです。

節骨こってりらーめん

「いらっしゃいませ。どうぞ!」との、元気な掛け声の主は、メインスタッフの竹林さん。オープンにあたって東京の本部で研修を重ねた筋金入りな方です。「池袋はディープな街でしたよ。人が多くて。でも岡山店がオープンしたら、こちらもすごい大勢のお客様で。うれしいやら驚くやら!」と、昨年8月を振り返ります。節骨麺とは? 「厳選魚介と、大釜で炊きだす骨、北海道の熟練職人が30年間作り続ける麺が、三位一体になった味わいのことです」。それぞれこだわりが強そうですね。「節粉は全国の漁場から集めた6産地6種類のブレンドです」。確かに、この『節骨こってりらーめん』730円は、魚介の風味がガツンときますね! 「学生さんなどを中心に一番人気です。あ、ラーメンはすべて麺の大盛り無料なので若い方は多いですよ」。この1杯。見事に褐色のビジュアルや、2種のネギに四角いチャーシューなどのトッピングが素敵です。中太縮れの平麺は岡山では珍しいですね。

つけ麺

こちらはつけ麺ですか。「メニューは基本が4本柱ですが、やはりこれは人気ですよ」。東京はつけ麺店も多いですが、ここにきて岡山でも確実に定着してきてます。スープは共通ですか? 「普通のラーメンの3~4倍の濃度ですが、基本は同じです。豚と鶏を使っています」。力強くて濃厚ですね。「国産黒豚のゲンコツと背骨を12時間じっくり煮込んで、鶏ガラを加えています」。スープへの愛を感じます。「30分ごとにアクやガラを取り除いて雑味をなくしているので、上質なうまみ成分を味わっていただけるんです」。でも、麺は別のタイプですね? 「はい。つけ麺は太麺で丸のストレートです。水分量を多くすることで『つるつるのもちもち』を実現してもらっています」。わざわざ北海道から取り寄せてると。物流事情が飛躍的に向上した現代だからこそ、新鮮な麺が味わえるんですね。「節骨つけ麺」830円は、「トッピング全部のせ」380円と合わせるのが好評だそうです。

台湾まぜそば+餃子

「メインは4本柱ですが、それ以外にもあるんですよ」。なんでしょう? うわ、これはインパクトありますね! 「ピリ辛の『台湾まぜそば』930円です。麺大盛りか、追い飯(後からご飯を投入)が無料なんです」。では、大盛りでお願いします。って、すげえボリューム。「大盛り“過ぎる”アニキ」に改名せにゃならんレベルですよ。麺はつけ麺と同じですね。「オーストラリアとカナダのものに北海道産を加えた小麦です。先の『節骨らーめん』の中太平麺は産地を変えて特注してます」。とにかく混ぜまくったんですけど、ここだけの話、ワタクシは3種類の中でコレが一番好きかも。辛いのは得意じゃないのに。「そういう方は多いですね。辛さが適度だからでしょう。『やみつきになる!』とおっしゃる方が多いです」。ギョーザも具がみっちり入ってますね。「『餃子』は6個入りが380円です。国産黒豚を使用しています」。これもボリュームたっぷりなヤツです。

スタッフ

竹林さんは将来像についてどのようにお考えですか? 「本店が池袋ですから、本当に競争が激しくて。『家系ラーメン』の急増で外観が華美になっていったり、奇をてらったラーメンのお店が開店しては消えたりと、街のお店はどこも大変だったようです」。東京は進化が行き詰ったのか、奇天烈ラーメンが増えた時期があったそうですね。「でも、王道のスタイルでうまいことを前提にすれば、詰まるところは『スタッフの質』とか『接客』の部分。ここで差別化を図るしかないんですよね」。人財ありきのお店という展望ですね。では、写真を…。「あの…。私は勘弁してください!」。お顔が出ないと今の言葉の説得力が薄まりますって! 「では、代わりに同じ社員の彼をお願いします」。杉野さんですね。「若くて寡黙なんですが一生懸命で。彼がスープを注ぐ姿は絵になりますよ」。若くして職人肌なんですね。竹林さんにとっては弟的な存在ですか? 「可愛くて仕方ないです」。って、スープがトルコアイスみたいになってますが…。すごっ!

そうだ。「池袋発のたいぞう・ワイワイ・ガヤガヤ・パンチのある味わいに悶絶」。略して『IWGP』ってどうすか? あ、ダメですか、やっぱり。王座奪取ならず、失神(舌だしで)。

外観
素材から「魚介」と「骨」と「麺」にこだわった、池袋発祥の味わい。

『岡山県総合グラウンド(運動公園)』にほど近い好立地。クルマでのアクセスに抜群な大通り沿いに面した目立つ外観が特徴だ。店内には座敷席が設けられているほか、大学が近いこともあり、幅広い層で連日にぎわっている。「ラーメンへのこだわりは、それを形作る素材へのこだわり。そしてそれにたずさわる人へのこだわり」とばかりに、おいしく、ファンも納得できる、元気いっぱいのお店だ。3、7、11月には「特別麺」と名づけられたスペシャルメニューが販売され、その登場を心待ちにしている人も多い。季節感だけでなく、ラーメン界の流れや流行なども反映して生み出されるとか。「せっかく岡山でオープンをしたのだから、土地柄を生かした岡山ならではの新メニューの開発なども考えられますね」と思わず東京本部の幹部がもらすほど、この店舗の「進化」には淀みというものがない。ぜひ一度立ち寄り「考える前に感じて」みよう。

Information
節骨麺 たいぞう
住所
岡山市北区伊島町2-22-29 [MAP]
電話番号
086-959-4331
営業時間
11:00~AM2:00
休み
火曜
席数
42席
駐車場
13台
HP
http://taizo-ramen.jp

<消費税率の変更にともなう表記価格についてのご注意>

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