※閉店しました。
おひさしぶりです&はじめまして。大盛りアニキです。2006年より8年間、相棒とペアで「ラーメン店めぐりの様子をご紹介するブログ活動」をさせて頂きまして、『タウン情報おかやま』本誌でも数年間連載をしておりました。しかし1年と数ヶ月前にやむなくのコンビ解消。それを機に活動を休止していたのですが、編集長のご好意で今回また「復活」の機会を得ることが出来ました。
今回は覚悟が違います。「リブート(再生・再起動)」として、1年越しのラーメン行脚が始まります。声も高らかに宣言したい!「見せてもらおうか。昨今のラーメン界の実力とやらを!」
「『まことや.』さんが閉店したらしいよ。でも店名を変えて復活したって」という情報をキャッチしたので、すぐさまエクスプロール。店名は『まことや.食堂』。これはまさしく、「リブート(再生・再起動)」。店主のまことさんに話を伺うと、「間口を広げたいと思ったんです。お子さんからご年配までいろんな方に来て頂きたくって」と。 「とんこつメインをやめて、看板の『まっ式』もやめて、中華そばにしたんです」。んな、なんですとー!
「中華そば」650円のビジュアルです。「お食事処にはなったんですが、メインはこの中華そばだと思ってください」とご店主。 聞けば過去に「冷たい中華そば」として夏季限定で出してたメニューをあたためたら「これ、いけるんじゃね?マジで」と評判になったと。それをベースにメインで出せるレベルまで高めていったんですな。
「濃いラーメンが主流でしょう。そこであえてクラッシックなものに挑戦してみたかった。かといってあっさりしすぎない、微妙なラインを狙ったんですよ」。まずはスープを一口。豚や鶏の骨を使用せず、魚介のみがベースで、以前同様チャーシューのタレをかえしとして使ってるとか。前の味わいの名残りを感じるのは、かえしの効果かもしれません。
ウェーブがかった中太の加水率の高いストレート麺で、モチモチな食感が特徴。チャーシューは「肩ロースにしすぎるとあっさりしすぎるから」とバラ肉を使用。アクセントとして天カスが載っているのも珍しいですね。そしてキクラゲ。「メンマにしようか迷ったんですが、以前から人気が高かったもので」。このボリューム感に歯ごたえ、抜群です。
そして、それらを含めた全体のバランス感覚がすばらしい。「個々の具材が美味しいというより、全体的にトータルで評価してほしいんですよね。『1杯のラーメンとして美味しかった』それが最高のほめ言葉だと思ってます」とのこと。残ったスープを丼でのみ干すと、鼻に香りが抜けて気分はさながら小宇宙でした。コスモ星丸くんもビックリ!
食堂らしく中華そば以外のメニューも。以前ラーメンの上に載せたり、単品でも出していた「とんなんチャー(豚のアバラの軟骨のチャーシュー)」を丼限定にして「とんなんチャー丼」600円として提供。ミニサラダも付いて、このボリュームは超お得!
「お客さんが、『ごはんに載せて食べたい』って言われるからメニュー化したのに、その方、まだ来られてないんですよ(笑)」とのこと。心当たりのある方~! すぐに『まことや.食堂』に直行してください! ナウビギンでぇ!
ちなみに、店主は地元サッカーチームの熱狂的ファンで、しかもモノノフ(笑)。同じくファンの方(モノノフな方も)、一度覗いてみてはいかがでしょう?
中華そばをメインにしたお食事処にリニューアル。
ラーメン専門店だった『まことや.』が、「食堂」として復活。「中華そば」をメインに、ランチでは「セット」を充実。中華そば+150円でごはんと一口おかず、+250円でその上サラダが追加される。夜の部は、日替わりの一品物のほか、豚の「ハラミ」や「タン」各450円などの炙り物が食べられるなど、食事でも、呑みでも楽しめるようになっている。「以前はラーメンのみで、トッピングでアレンジを重視していたけど、今は食堂。シンプルな中華そばを中心に、いろんな料理を味わって満足してほしい」との店主の言葉が、新しい業態にかける意気込みを物語っている。もちろん中華そばは絶品。尚、基本店主ひとりなので、営業中は電話に出れないことも。
Information
まことや.食堂
- 住所
- 岡山市北区田町1-12‐7 [MAP]
- 電話番号
- 090-2296-4094
- 営業時間
- 11:30~14:30 / 17:30~23:00
- 定休日
- 日曜
- 席数
- 13席
- 駐車場
- なし