「天文王国おかやま」とは?
「晴れの国」として知られる岡山県は、晴天率の高さに加え大気が安定しているため、星の光の揺らぎが少なく天体観測に適していると言われている。
現在、岡山県と井原市、浅口市など関係市町で構成する「『天文王国おかやま』誘客促進協議会」を結成し、『天文王国おかやま』を全国に発信すべく、さまざまなPR活動を行っている。
日本初の公開天文台や、国内最大の望遠鏡が設置されるなど岡山県と天文とのゆかりは深く、県内各所に天文台やプラネタリウムといった星を身近に感じられる施設が充実。
穏やかな時間の中で『天文王国おかやま』の満天の星を満喫してみよう!
スポット紹介
美星天文台
井原市美星町の高台に建つ『美星天文台』は、「360度パノラマ展望」を楽しむことができ、星空を鑑賞するには絶好のロケーションとなっている。
星が美しく見える町として有名な美星町には光害防止条例が制定されており、最高の条件で星空を鑑賞できる環境が整っている。七夕の日などは「美しい天の川」を見るために多くの観光客が訪れている。
口径101cmの望遠鏡を備えた国内有数の公開天文台でスターウォッチングを楽しもう。
ライフパーク倉敷科学センター
中国地方最大級の直径21mの大型ドームを誇る、科学を楽しみながら学べる施設。
2019年にプラネタリウムがリニューアルオープン。「夕方のトワイライトから一番星が見える風景」「満天の星」「天の川」「流れ星」などが、美しい映像と迫力の音響で、臨場感たっぷりに迫ってくる。観覧当日21時の夜空をプラネタリウムで再現し、天文の専門家が生解説してくれるのも楽しみのひとつだ。
そのほか、科学のおもしろさが体験できる「科学展示室」も人気。子どもも大人も科学の楽しさを肌で感じてみよう。
八塔寺ふるさと村
標高400mに位置する『八塔寺ふるさと村』は、市街地の光が届かず、気流も安定しているため、星空の観望や天体観測に適したポイントとして知られている。
天文施設はないものの、「定期観望会」が開催されていて気軽に参加できる。
火星接近や流星群などの時期は、「特別観望会」も不定期に開催されるので、「八塔寺星を観る会」のfacebookで事前にチェックして。
『レストラン&キャンプ場・望ヶ丘』でも案内を受けられる。
岡山天文博物館
プラネタリウムや太陽観測など、身近な宇宙を体験できる施設。
最新鋭のプラネタリウムで、まるで本物のような美しい星空を見ることができるほか、天体に関するさまざまな展示品で、気軽に「宇宙体験」を楽しむことができる。
隣接地には、アジア最大級の3.8mせいめい望遠鏡を備えた『京都大学岡山天文台』や『国立天文台 ハワイ観測所岡山分室』の口径188cm反射望遠鏡ドームがあり、展望デッキ等から雄姿を望むことができる。
数々のイベントが用意されているので、『岡山天文博物館(Okayama Astronomical Museum)』のfacebookページをチェックしてみよう。
アストロコテージガリレオ
県内でも数少ない、宿泊もできる天体観測施設。開放的な小高い丘の上に建ち、周囲に建物がないため360度パノラマの景色が見渡せる。
コンピュータ制御による口径30cm反射型望遠鏡で本格的な観測ができ、事前に申し出ればボランティアスタッフが操作してくれる。
コテージは1グループ5名までで1棟貸切り。自炊設備もあるので、食材を持ち込んでバーベキューなどを自由に楽しみたい。
岡山県生涯学習センター 人と科学の未来館サイピア
「みんな科学が好きになる」をテーマにしたプラネタリムや科学体験、実験などが楽しめる科学センター。
サイエンスドームには、約1000万個の満天の星を映し出せる光学式プラネタリウムと、迫力ある映像を映し出す全天周デジタル映像システムによる「ハイブリッド・プラネタリウム」を設置。
土・日曜、祝日はサイエンスショーや科学教室、モノづくりなどの体験イベントも盛りだくさん(不定期開催)。小さな子どもから大人まで科学に触れて楽しめるので、家族連れにもおすすめだ。
Information
Information
- 問合せ
- 「天文王国おかやま」誘客促進協議会事務局(井原市未来創造部定住観光課内)
- 電話番号
- 0866-62-8850
- HP
- https://www.ibarakankou.jp/info/info_event/post_32.html