

岡山メルパ 福武 孝之館長
映画業界30年、老舗映画館を切り盛りする名物館長。映画が持つ「観ることで、自分の世界が広がる」魅力を広めるべく、多彩なイベントを展開。ジャンルや制作者にこだわらない、テキトーな鑑賞が映画愛を高める秘けつだとか。
「内定代行」
「シュウカツ」シリーズの千葉誠治監督が再び就職活動を題材に手がけた、全3話のオムニバスストーリー。
SNSやモバイル機器を巧みに駆使して面接官や企業と駆け引きを繰り広げ、就職活動を乗り切っていく主人公たちの姿を描くサスペンス。
現代の就職活動の実態から生まれた本作は、完全なフィクションとして現代の若者が興味深く観られる。
出演も今活躍するキャスティングとなっていて、(第1話「内定代行」)では、テレビアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」の澁谷かのん役などで活躍する声優の伊達さゆりが、(第2話「親切な助言」)では、「プリキュア」シリーズの主題歌アーティストとしても知られる吉武千颯が、(第3話「インフルエンサー」)では、元「でんぱ組.inc」の鹿目凛が、それぞれ主人公を演じる。
全編で上映時間48分と気軽に鑑賞できることも魅力。
三者三様の謎多き面接サスペンスを劇場で楽しもう!
<公開情報>

『内定代行』
原作・脚本・監督:千葉誠治
出演:伊達さゆり、吉武千颯、鹿目凛 他
6月27日(金)より岡山メルパにて公開!!!
「でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男」
20年前、日本で初めて教師による児童への虐めが認定された体罰事件。
福田ますみのルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』を映画化。
実際にあった一つのセンセーショナルな事件を映画化。
これは日本の教育界を揺るがす事件であり、過激な報道によるマスコミの問題として記録されている事件。
SNSの拡散やフェイクニュースなどが社会に大きな影響を与え問題になっている現代だからこそ、この20年前の事件を振り返らなければいけない。
問題の本質は“人間の興味本位の行動”にあるのではないか?
“真実”とは何か!? それは多数決で決まってはいけない。
しかし、観客は真実を疑ってしまう。
それは私たちが人間だから、どうしようもないものなのかもしれない。
真実をもとに作られた、真実を疑う物語。
我々はもっと考えなければいけない。
キャストは、非常に難かしい2面性を演じなければいけない主人公を綾野剛が務め、共演は柴咲コウ、亀梨和也、木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫ら豪華キャストがズラリと並ぶ。
監督は鬼才・三池崇史。
日常の延長線にある極限状況。男は「殺人教師」か、それとも……。
<公開情報>

『でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男』
監督:三池崇史
原作:福田ますみ 『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』
出演:綾野剛、柴咲コウ、亀梨和也、木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫 他
6月27日(金)よりロードショー!!!
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