岡山メルパ 福武 孝之館長
映画業界30年、老舗映画館を切り盛りする名物館長。映画が持つ「観ることで、自分の世界が広がる」魅力を広めるべく、多彩なイベントを展開。ジャンルや制作者にこだわらない、テキトーな鑑賞が映画愛を高める秘けつだとか。
「劇場版 ドクターX」
2012年10月からテレビ朝日系列で7シリーズに渡って放送された米倉涼子主演の医療ドラマ「ドクターX 外科医・大門未知子」のシリーズ完結編となる劇場版。
「私、失敗しないので」。国民的医療ドラマの金字塔として輝く「ドクターX」シリーズ。
天才外科医のドラマは数々あるが、本作はオープニングのナレーションや西部劇のような一匹狼の設定が新鮮で、更に現実ではあり得ないが、みんなが願う絶対に失敗しないオペが痛快!
シリーズを通し医療現場や病院の経営問題の裏側に切り込み、皮肉と共に大きな笑いを生み出しているコメディ要素が人気の核と感じる。
主演はもちろん米倉涼子。その他の豪華キャストは、田中圭、内田有紀、岸部一徳、遠藤憲一、西田敏行らおなじみのメンバーが再結集。
新病院長・神津比呂人と双子の弟・多可人を染谷将太が1人2役で演じ、研修医・東村練役で西畑大吾(なにわ男子)、未知子の過去を知る呉の開業医・河野明彦役で綾野剛、医学生時代の未知子役で八木莉可子が新たに参加する。
さらに、伊東四朗演じる毒島隆之介がドラマ第3シリーズ以来久々に登場し、ドラマ全シリーズのナレーションを務めた田口トモロヲが多可人の主治医・進藤悠介役で劇中に初出演。
本作は、シリーズ最大の謎「ドクターX」とは?に迫る、いわばエピソード0となる。
ついにドクターXの物語が完結してしまう!
ファンにはとても寂しいことだが、「この映画は、失敗しないので」。
劇場へ走れ! 御意!!(笑)
<公開情報>
「はたらく細胞」
シリーズ累計1000万部突破のメガヒットコミックの実写映画化。映画史上「最小」の主人公「細胞」の活躍を描いた画期的な物語。
人間の体内の細胞たちを擬人化した斬新な設定で話題を集め、テレビアニメ化もされた同名漫画を実写映画化。
原作漫画「はたらく細胞」とスピンオフ漫画「はたらく細胞 BLACK」の2作品をもとに、ある人間親子の体内世界ではたらく細胞たちの活躍と、その親子を中心とする人間世界のドラマを並行して描く。
永野芽郁が赤血球役、佐藤健が白血球役でそれぞれ主演を務め、人間の漆崎茂を阿部サダヲ、その娘・日胡を芦田愛菜が演じる。
監督は「翔んで埼玉」「テルマエ・ロマエ」シリーズの大ヒットメーカー武内英樹。
アクション演出は「るろうに剣心」シリーズの大内貴仁が担当し、「るろ剣」を超えるアクションにチャレンジしている。
そして主題歌はOfficial髭男dismの「50%」。
今最強のスタッフ・キャストで贈る、ワクワク楽しいエンターテインメント超大作! 笑って、泣けて、タメになる。
これを見逃しては年を越せない!(笑)
<公開情報>
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