岡山メルパ 福武 孝之館長
映画業界30年、老舗映画館を切り盛りする名物館長。映画が持つ「観ることで、自分の世界が広がる」魅力を広めるべく、多彩なイベントを展開。ジャンルや制作者にこだわらない、テキトーな鑑賞が映画愛を高める秘けつだとか。
「くるりのえいが」
ロック・バンド「くるり」のアルバム制作現場に密着したドキュメンタリー。
常に新しい音楽を追い求めて、旅をするように活動してきたロック・バンド「くるり」。
オリジナリティ溢れる作品を発表する一方で、『ジョゼと虎と魚たち』(2003年)、『まほろ駅前多田便利軒』『奇跡』(共に2011年)など様々な映画の主題歌やサントラを制作。
また、地元の京都に活動拠点を置き、「京都音楽博覧会」といった音楽フェスを主催するなど、多彩な活動を通じて日本のロック・シーンで異彩を放ってきた。
なぜ今回、2人は結成当時のメンバーでアルバム制作に挑んだのか。
3人が輪になって語り合うミーティングから映画は始まり、新作アルバム『感覚は道標』のレコーディングに密着した本作は、くるりという不思議なバンドの素顔を浮かび上がらせて創作の秘密に迫る。
<公開情報>
「法廷遊戯」
第62回メフィスト賞を受賞した作家・弁護士の五十嵐律人による法廷ミステリー小説を実写映画化。
弁護士・容疑者・死者となった3人のトライアングルミステリー。
物語は二転三転のみならず四転五転する、全く先の読めない展開。
3者それぞれの立場で観れば、それぞれの物語が見えてくる本作は、3回観られる作品。
法律とは絶対的な正義なのか?
ノンストップで進むサスペンス・エンターテインメントでありながら、人が人を裁くことの難しさを考えさせる、強いメッセージも感じられる話題の作品となっている。
主人公セイギをアイドルグループ「King & Prince」の永瀬廉、美鈴を杉咲花、馨を北村匠海が演じ、ロースクールの教授・奈倉哲役で柄本明、セイギの過去を知る弁護士・釘宮昌治役で生瀬勝久、警察官である馨の父・悟役で筒井道隆、物語の鍵を握る何でも屋・沼田大悟役で大森南朋が豪華共演。
<公開情報>
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