岡山メルパ 福武 孝之館長
映画業界30年、老舗映画館を切り盛りする名物館長。映画が持つ「観ることで、自分の世界が広がる」魅力を広めるべく、多彩なイベントを展開。ジャンルや制作者にこだわらない、テキトーな鑑賞が映画愛を高める秘けつだとか。
『PIG/ピッグ』
ニコラス・ケイジが主演を務め、溺愛するブタを奪還するべく戦う男を描いた異色のリベンジスリラー。
元アメリカ大統領、バラク・オバマ氏が選ぶ2021年度お気に入りの映画12本に『ドライブ・マイ・カー』、『ウエスト・サイド・ストーリー』らとともに挙げられ、数々の映画祭や映画賞で高い評価を獲得。
また主演のニコラス・ケイジ自身も、後世に残したい3本の映画のひとつとして本作を挙げ、注目されている。
ただ者ではない本作は、もちろんブタ奪還の単なるリベンジ・ストーリーではない。
久々のニコラス・ケイジを見られるのも嬉しいが、動物を溺愛することや、料理という“食”の要素、人間の欲や弱さなど、様々な要素が組み込まれた秀作になっている。
監督は、脚本・監督デビューとなるマイケル・サルノスキ。本作にて高い評価を受け、『クワイエット・プレイス』シリーズ第3弾の監督に抜擢された注目の新人監督。
この度、この大好評を受け、急遽一般公開することが決定した話題の注目作!!
<公開情報>
耳をすませば
1989年に少女まんが「りぼん」で連載され、1995年にスタジオジブリでアニメ映画化された不朽の名作を原作として、アニメから10年後の物語を実写映画化。
原作漫画とアニメ映画で描かれた中学時代の物語に加え、主人公2人が大人になった10年後をオリジナルストーリーで描く本作。
大人になった雫と聖司を清野菜名と松坂桃李が演じ、中学時代の2人には映画初出演の安原琉那と「光を追いかけて」の中川翼を起用。
原作者・柊あおいが生み出した、今なお色褪せない青春映画の金字塔。
ファンが見たかった、その後の二人の物語がついに完成。
監督・脚本は「ツナグ」「約束のネバーランド」の平川雄一朗。