岡山メルパ 福武 孝之館長
映画業界30年、老舗映画館を切り盛りする名物館長。映画が持つ「観ることで、自分の世界が広がる」魅力を広めるべく、多彩なイベントを展開。ジャンルや制作者にこだわらない、テキトーな鑑賞が映画愛を高める秘けつだとか。
『ミニオンズ フィーバー』
ユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・スタジオが生んだ人気キャラクターのミニオンを主役に描く長編劇場アニメ「ミニオンズ」の第2弾。
今回はミニオンたちがなぜ怪盗グルーをボスに選んだのか、そしてグルーはどのようにして月を盗むほどの大悪党になったのか、その謎が明らかにされる。
個性強すぎの新キャラ登場に、毎度おなじみのギャグ連発と、もう笑うしかない!
しかし一方で、一見バカバカしい物語に見えるが、計算し尽くされた物語の展開に感服してしまう。
キャラもメカも物語も、ここまでやってくれれば全て受け入れて笑える!いや、もはや可愛くてしかたない(笑)!!
監督は前作「ミニオンズ」や「怪盗グルーのミニオン大脱走」も手がけたカイル・バルダ。
やはり“ミニオン”は見逃せない!!
<公開情報>
バズ・ライトイヤー
ピクサー・アニメーション・スタジオの代表作「トイ・ストーリー」シリーズに登場した、おもちゃのバズのルーツが明らかにされる長編アニメーション。
「トイ・ストーリー」のバズ・ライトイヤーは、アンディ少年のお気に入りのおもちゃで、彼の人生を変えるほど夢中になった“大好きな映画”の主人公。
本作ではそのアンディが大好きだったいう映画の物語が描かれる。「トイ・ストーリー」ファンなら、いつかは作られるだろうと思っていた待望の一作。
「トイ・ストーリー」のバズではなく、そのおもちゃのモデルになった元のバズ・ライトイヤーの物語という変化球的スピンオフが素晴らしい!
全員を地球に帰還させるための険しいミッションに挑むバズの息をのむアクションと、個性豊かな新米のジュニアパトロールたちとの出会いを通して、自らの運命を大きく変えていく、感動のファンタジー。
<公開情報>
『エルヴィス』
「キング・オブ・ロックンロール」と称されるエルヴィス・プレスリーの人生を、「ムーラン・ルージュ」「華麗なるギャツビー」のバズ・ラーマン監督で映画化した、伝説と熱狂のミュージック・エンタテイメント。
スターとして人気絶頂のなか若くして謎の死を遂げたエルヴィス・プレスリーの物語を、「監獄ロック」など誰もが一度は耳にしたことのある名曲の数々にのせて描いていく本作。
ザ・ビートルズやクイーンなど後に続く多くのアーティストたちに影響を与え、「世界で最も売れたソロアーティスト」としてギネス認定もされているエルヴィス・プレスリー。
型破りに逆境を打ち破る伝説と、その裏側の危険な実話。
そして、彼を殺したのは誰なのか!? 衝撃の真実に心を揺さぶられる!!
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」などに出演したオースティン・バトラーがエルヴィス・プレスリー役に大抜擢され、強欲なマネージャーのトム・パーカー役を名優トム・ハンクスが演じる。