岡山メルパ 福武 孝之館長
映画業界30年、老舗映画館を切り盛りする名物館長。映画が持つ「観ることで、自分の世界が広がる」魅力を広めるべく、多彩なイベントを展開。ジャンルや制作者にこだわらない、テキトーな鑑賞が映画愛を高める秘けつだとか。
『シン・ウルトラマン 空想特撮映画』
日本を代表するSF特撮ヒーロー「ウルトラマン」を、「シン・ゴジラ」の庵野秀明と樋口真嗣のタッグで新たに映画化。
企画・脚本は、自身もウルトラマンシリーズのファンであることを公言する庵野秀明。
そして数々の作品をともに生み出してきた樋口真嗣が監督を務め、世界観を現代社会に置き換えて再構築した「シン・ウルトラマン」。
主人公・神永新二を斎藤工、その相棒となる浅見弘子を長澤まさみが演じ、西島秀俊、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、早見あかり、田中哲司ら超豪華な俳優陣が集結。
そして注目される劇中に登場するウルトラマンのデザインは、「ウルトラQ」「ウルトラマン」などの美術監督として同シリーズの世界観構築に多大な功績を残した成田亨が1983年に描いた絵画「真実と正義と美の化身」がコンセプトとなっている。
「ウルトラマン」の企画・発想の原点に立ち還りながら、誰も見たことのない“ウルトラマン”が初めて降着した世界を描く、感動と興奮のエンターテインメント大作!
個人的には、その後ろ姿を見ただけで感動と興奮がとまらない!!!
<公開情報>
大河への道
落語家・立川志の輔の創作落語「伊能忠敬物語 大河への道」を映画化。
55歳から地図作りを始めた伊能忠敬。
根気と執念で日本全国を測量すること17年。歩いた距離は地球一周分。
そして1821年、遂に日本初の実測地図「大日本沿海輿地全図」(伊能図)は完成した…というのが歴史の授業で習うこと。
しかし、200年の時を経て、そんな日本史の常識をひっくり返す映画が誕生した!
主演の中井貴一をはじめ、松山ケンイチ、北川景子らキャストがそれぞれ1人2役を務め、現代を舞台に繰り広げられる大河ドラマ制作の行方と、200年前の日本地図完成に隠された感動秘話を描き出す。
「花のあと」の中西健二が監督を務め、「花戦さ」「おんな城主 直虎」の森下佳子が脚本を手がけた。
<公開情報>
ハケンアニメ!
直木賞&本屋大賞受賞作家、辻村深月の大人気小説を映画化。
アニメ業界で奮闘する人々の姿を描いた小説「ハケンアニメ!」を映画化。
地方公務員からアニメ業界に飛び込んだ新人監督と、メガヒット作品を生み出した天才監督が業界のハケン(覇権)をかけて争う“お仕事ムービー”。
新人監督・瞳を吉岡里帆、天才監督・王子を中村倫也が演じ、柄本佑、尾野真千子が共演。
「水曜日が消えた」の吉野耕平が監督を務め、劇中に登場するアニメは「テルマエ・ロマエ」の谷東監督や「ONE PIECE STAMPEDE」の大塚隆史監督ら実際に一線で活躍するクリエイター陣が手がけ、そのキャストとして梶裕貴ら人気声優が多数出演など超豪華取り組み。
アニメは世界を変えられるのか!? 誰かの胸に刺さる、胸熱エンターテインメント!!