岡山メルパ 福武 孝之館長
映画業界30年、老舗映画館を切り盛りする名物館長。映画が持つ「観ることで、自分の世界が広がる」魅力を広めるべく、多彩なイベントを展開。ジャンルや制作者にこだわらない、テキトーな鑑賞が映画愛を高める秘けつだとか。
ウエスト・サイド・ストーリー
スティーブン・スピルバーグ監督が、1961年にも映画化された名作ブロードウェイミュージカル「ウエスト・サイド物語」を再び映画化。
1950年代のアメリカ・ニューヨークを舞台に、移民系の二つのグループが抗争を繰り広げる中で芽生える恋を描き、今でも語り継がれる、不朽の名作となった物語を、今再びスピルバーグが映画化することで大注目されている本作。
脚本と振付は、共にトニー賞受賞歴のあるトニー・クシュナーとジャスティン・ペックが担当
主人公を『ベイビー・ドライバー』などのアンセル・エルゴート、ヒロインをオーディションで約3万人の中から選ばれた新星レイチェル・ゼグラーが演じるほか、1961年版でオスカーを受賞したリタ・モレノらが出演する。
これはもう、映画ファンならずとも必見!!
<公開情報>
嘘喰い
「ヤングジャンプ」で2006~17年に連載された迫稔雄の人気ギャンブル漫画「嘘喰い」を、横浜流星主演で実写映画化。
原作は、集英社ヤングジャンプで連載(06~17年)され、シリーズ累計で880万部(全49巻)を突破した、熱狂的人気を誇る迫稔雄のギャンブル漫画『嘘喰い』。
通称“嘘喰い”と呼ばれる主人公・斑目貘を演じたのは、22年1月期TBS×イスラエル共同制作日曜劇場「DCU」や今後多数の公開作が控えている、人気・実力ともに若手トップの横浜流星。
その貘との出会いから人生が一変する青年・梶隆臣には、「ドラゴン桜」「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」など数々の話題のドラマで強烈な印象を与えている佐野勇斗。
闇カジノのオーナー鞍馬蘭子には、元乃木坂46の中心的メンバーで現在はモデル・女優・タレントと幅広く活躍する白石麻衣。
豪華キャストを迎えて監督を務めたのは、98年公開の「リング」が社会現象になったジャパニーズ・ホラーの名手、中田秀夫。
近年も「スマホを落としただけなのに」(18)、「事故物件 恐い間取り」(20)を世に送り出しているヒットメーカーが全編に異様な緊迫感を漲らせる。
さらにB’zの主題歌が興奮を最高潮に盛り上げ、テンションはMAXに! この冬は「嘘喰い」から目が離せない!
<公開情報>
牛首村
『犬鳴村』『樹海村』に続いて清水崇監督が心霊スポットをテーマに撮り上げる「恐怖の村」シリーズ第3弾で、モデルのKoki,の女優デビュー作となるホラー作品。
坪野鉱泉など、北陸地方ではよく知られた実在の心霊スポットを舞台に、不可解な出来事に巻き込まれ、恐ろしい体験をする女子高生姉妹を描く本作。
モデルのKōkiが映画初出演で初主演を飾り、主人公の女子高生姉妹を1人2役で演じている。
本当にある心霊スポットを題材にして大丈夫なのか!? 自己責任で見てください(怖)!