岡山メルパ 福武 孝之館長
映画業界20年、老舗映画館を切り盛りする名物館長。映画が持つ「観ることで、自分の世界が広がる」魅力を広めるべく、多彩なイベントを展開。ジャンルや制作者にこだわらない、テキトーな鑑賞が映画愛を高める秘けつだとか。
今期のお正月映画レースは混戦模様!
結局、お正月映画の顔になるのは何か!? まだまだわからないぞ。
注目は11月9日に公開した『ボヘミアン・ラプソティ』は異例の大ヒットロングランとなり、『アリー/スター誕生』と激突! 上質な音楽映画の軍配はどちらに上がるのか!? そして、ディズニーVSイルミネーションのアニメ・ビッグスタジオの新作対決!『シュガー・ラッシュ:オンライン』と『グリンチ』が真っ向勝負で話題騒然! しかし大物『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』が貫録の№1を収めるのか!?
目が離せない今期のお正月映画をチェック!!
あなたは何を観に行きますか?
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
世界中を魔法で包んだ前作から2年―。さらにパワーアップした“ファンタビ”最新作! ニュート役に人気絶頂のエディ・レッドメイン、若き日のダンブルドア役にジュード・ロウ、そして、史上最強の魔法使い・グリンデルバルドにジョニー・デップが本格参戦! 豪華すぎるキャストと、二重三重の面白さが組み込まれたストーリー、繰り出される圧巻の魔法、そして、新しい魔法動物たち! この冬の超一級エンターテインメント大作。
<作品情報>
グリンチ
『怪盗グルー』シリーズや『ミニオンズ』など、数々の人気アニメを生み出すアニメーションスタジオのイルミネーション・エンターテインメントが、アメリカの国民的キャラクター『グリンチ』を、新たにアニメ映画化。幼い頃のグリンチがかわいらしくてたまらない!! それが成長してすっかりひねくれてしまう物語が『グリンチ』の魅力でもある。いつも不機嫌で孤独なグリンチが、みんなの『クリスマス』を盗んでしまおうとする大胆な発想が面白い! オリジナル英語版ではベネディクト・カンバーバッチ、日本語吹替え版では大泉洋がグリンチの声を担当。緑色のグリンチが日本でも大人気キャラクターになること間違いなし!!
<作品情報>
シュガー・ラッシュ:オンライン
アカデミー賞を受賞した『ズートピア』の監督が贈るディズニー・アニメーション最新作は、何でもあり何でも叶う《インターネットの世界》を舞台にした、映画の枠を超えた究極のエンターテインメント・パーク!
アナとエルサ、シンデレラ、白雪姫らディズニー作品やピクサー作品のプリンセスたちをはじめ、多数のディズニーキャラクターが登場する。いわばディズニーが“ディズニーいじり”をする珍しいタイプの作品! 一作目の大ヒットを受け、今回はゲームの中の世界だけでなく、無限のインターネットの世界へ突入!! みんな知っているロゴが出まくるけど、権利関係だいじょうぶ~!?(笑)
<作品情報>
アリー / スター誕生
世界的歌姫・レディー・ガガが満を持して映画初主演。アリーのドラマチックな人生は、NYのクラブのダンサーを経験し、才能を見いだされ、一躍スターダムにのし上がったガガの半生そのもの。そしてガガの書き下ろした曲と、圧巻のパフォーマンスは感動的!
このミュージカル・ドラマが大人正月映画の本命で間違いなし!!
<作品情報>
ボヘミアン・ラプソディ
ワンフレーズを耳にすれば思わず心が躍りだす名曲で、世界中を魅了する伝説のバンド〈クイーン〉。そのリード・ヴォーカルにして、史上最高のエンターテイナーと讃えられたフレディ・マーキュリーの生き様を映し出すミュージック・エンターテイメント。
世間の常識を打ち破る革新的な音楽を次々と生み出し、スターダムを一気に駆け上がったフレディと仲間たち。フレディ自身の歌声を使用した28もの不朽の名曲が鮮やかに蘇り、崩壊寸前だったバンドが挑む20世紀最大の音楽イベント“ライヴ・エイド”で永遠に語り継がれるラスト21分のパフォーマンスに込められたフレディとメンバーの想いと秘められた真実が観る者の魂を熱く震わせる―。
彼らの華やかな活躍の裏には、誰も知らないストーリーがあった……。