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「歴史小説×観光」で岡山の魅力発見のお出かけ。あさのあつこ著『岡山藩物語/吉備の風に吹かれて』<2日目>

  • 情報掲載日:2019.01.11
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。
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2日目

明けて2日目、晴天の瀬戸内、漁船、波音、のどかな港町の朝。一行は「日本遺産第一号」となる特別史跡「旧閑谷学校」(備前市吉永町)へ出発。晩秋の紅葉がまだ残る美しい山間の澄んだ空気が気持ちいい。ここでは徳光所長、史跡管理部長木山さんの案内で、国宝の講堂に入って(白い靴下着用必須!)論語を学ぶ「講堂学習」を体験。孔子の論語には人を思いやる心、正しい行い、生きるヒントなどがいっぱいだ。「江戸時代そのままの建物でタイムスリップしたよう」、「卒業して以来改めて学ぶいう時間がなくとても新鮮だった」、「悩みがあって迷っていた。論語でヒントをもらった」などの声も。

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そして備前市から岡山市へ。岡山屈指の観光名所「岡山城」「岡山後楽園」は、岡山後楽園広報担当・坂本さんにガイドしていただく。昼食は昭和8年創業の老舗『荒手茶寮』でミニ懐石。その繊細さに心奪われるひと時を過ごす。そこから岡山後楽園外園を歩いて、黒い板張りから「烏城(うじょう)」とも呼ばれる岡山城へ。6階天守閣から岡山の街を眺めたり、シャチホコや甲冑など撮影ポイントも坂本さんのガイドで逃すことなく満喫。続いて、日本三名園のひとつ岡山後楽園へ。唯心山から沢の池など豊かな水が流れる庭園を眺める。この時期は「幻想庭園」開催中のため通常見ることのできない装飾が。池田綱政の、藩主としての覚悟を描いた「父と子」を読んで訪れてみてほしい。

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旅の最後は、昭和21年創業「福田茶屋」にてアンケートを記入。「両親を連れてまた来たい」「岡山が大好きになった」「インスタ映えするところがいっぱいだった」と好印象で帰路に。「歴史小説×観光」のモニターツアーに大満足のようでした。お疲れ様でした!

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