今年は3年に一度、5回目となる瀬戸内国際芸術祭が行われる年です。そこで、ここではアート作品と話題のスポットを巡る島旅をご提案。開催エリアの中から男木島、女木島をそれぞれコース仕立てで紹介します。2022年の新作アートやフォトジェニックスポット、島ならではの料理が食べられる店など注目の場所をいろいろ巡って、島旅を楽しんでみて!
瀬戸内国際芸術祭2022
瀬戸内国際芸術祭は、「海の復権」をテーマに3シーズンに分けて、瀬戸内海の12の島と2つの港周辺を舞台に開催。国内外のアーティストが、島の文化や歴史、景観にインスピレーションを受けて制作。
Information
瀬戸内国際芸術祭2022
- 開催期間
- 春:終了 夏:2022年8月5日(金)~9月4日(日) 秋:2022年9月29日(木)~11月6日(日)
- チケット
- 3シーズンパスポート(一般5000円、高校生3100円)、夏会期限定パスポート(一般4200円、高校生2600円)。他にデイチケットやデジパス(アプリ)もあり。詳細はHPにて確認を。チケットの問合せはTEL087-811-7921
※作品鑑賞パスポート及びデイチケットの所有にかかわらず、別途、料金が必要な作品・施設があります - 問合せ
- 瀬戸内国際芸術祭総合案内所 TEL087-813-2244
https://setouchi-artfest.jp/ - 注意事項
- ●新型コロナウィルス感染症対策&鑑賞マナーに関して、HPをご確認の上、来県・来場いただきますようお願いいたします。
●島内の移動時間は目安です。また、ルートや移動手段に関しては一例です。
別名「鬼ヶ島」とも呼ばれる女木島では、海や空に映えるアートに注目。島内には、鬼を模したアートも随所にちりばめられているので、ぜひ見つけて。
カモメの駐車場
目に見えない「風」の形をカモメが教えてくれる。
女木島に訪れた人たちを出迎える、女木港周辺にずらりと並ぶ約300羽のカモメたち。目に見えない風をカモメの向きで視覚化した作品で、強い風が吹くと一斉に向きを変える圧巻の光景を楽しむことができる。
20世紀の回想
ピアノと波の音のコラボレーションを。
青銅製のグランドピアノと、その上に立つ4本の帆によるサウンドインスタレーション。ピアノからは音楽が流れ、海の波の音と呼応しながら旋律を奏でる。いすに座って、波の音と織りなす癒やしのサウンドを味わって。
ガラス漁具店(NEW)
ガラスの釣り針や漁具を展示して、幻想的な空間を演出。
ショップやアート作品が集積する「女木島名店街」の一角にあるこちら。漁師でもあるガラス造形作家が、店の天井から無数の釣り針や漁具をぶら下げ、販売する。夏会期中には、ガラス細工のワークショップも予定。
オニノコ瓦プロジェクト2
香川の伝統工芸品・鬼瓦。「鬼ヶ島大洞窟」内の各所にあるこちらは通年観賞できる、県内の中学生約3000人が制作した鬼瓦を展示した「 オニノコ瓦プロジェクト2」。
Café de la Plage/カフェ・ドゥ・ラ・プラージュ
テーブルや壁の仕掛けが楽しめるアートなカフェへ。
特殊なインキを使ったテーブルや壁の仕掛けが楽しめるカフェ。手で触れると色が変化する仕掛けは、コーヒーや本を片手に語らう時間を特別なものにしてくれそう。カフェのみの利用も可能なので、気軽に足を運んで。
立ち寄りスポット
鬼ヶ島おにの館
女木島の玄関口にある施設。島観光の拠点に利用して。
女木港のすぐそばにあり、船の待合所、鬼の資料館の「鬼の間」、食堂の3つのゾーンに分かれている施設。待合所ではレンタサイクルの貸し出しや、洞窟行きバスの切符販売なども。島巡りの拠点として立ち寄って。
鬼ヶ島大洞窟
その昔、鬼が住んでいたと伝えられる広さ4000㎡の巨大な洞窟。
桃太郎伝説で有名な洞窟で、広さ4000㎡の巨大な空間が広がる。洞窟内外には、色鮮やかな鬼の像が多数並び、物々しい雰囲気を醸し出している。洞窟内は平均16度と涼しいので、島巡りの足休めにぜひ訪れて。
鷲ヶ峰展望台
お休み処 龍潜荘
風が心地よく吹く古民家で、涼やかな手延べそうめんを。
女木島海水浴場から程近くにある、古民家の趣あふれるそうめん店。高松市にある『まさご屋』の手延べそうめんを使っており、ちょっぴり太めで滑らかな舌触りが特徴だ。風が心地よく吹き通る店内で、涼やかな時間を。
女木島コース
香川県高松港からフェリーで揺られること約20分で、女木島に到着。島に降りると、風を可視化したアート作品『カモメの駐車場』が目に飛びこんできます。そのまま堤防沿いを北に進むと、船を模した作品『20世紀の回想』が。島巡りの道中で、巨大なモアイ像や神社、鬼ヶ島海水浴場を眺めつつ散策を楽しめば、気付けばランチタイムに。おすすめは、『龍潜荘』のそうめん。こだわりの手延べ麺を使ったそうめんは、いつでもちゅるっと食べられてしまうから不思議。その後は「鬼ヶ島おにの館」に立ち寄り、バスに乗って「鬼ヶ島大洞窟」へ。近くの「鷲ヶ峰展望台」で島々の絶景を満喫したら、ひんやり涼しい洞窟散策を。バスでふもとに戻った後は、アートなカフェスポット『カフェ・ドゥ・ラ・プラージュ』でまったりして、島巡りを存分に堪能しました。
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